2012年 08月 16日
カナリア諸島の思い出
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以前、家族と過ごす夏のヴァカンスを、カナリア諸島でのテネリフェ島で過ごした 事があります。
“今年はどうしようかなあ”と、休暇の日は迫る、場所は決まらずで多少焦りながら、買い物帰りに何気に見たフランス旅行代理店Nouvelles Frontièresの広告。
目に飛び込んできたカナリア諸島の文字を見た途端、なぜか大滝詠一の“カナリア諸島にて”の歌が浮かんでしまい、その歌以外の予備知識も、カナリア諸島に対して、何の憧れもなしの思いつきヴァカンスでした。
期間は2週間になる方が安くなるという事で、選んだ8月初めからの2週間。
出発は、シャルル・ド・ゴール空港じゃなくて、昔、初めてのパリ出張で降り立って以来という懐かしいオルリー空港でした。
短時間の飛行ゆえ、出された機内食は軽食だったせいもあり、かなりお腹は空いて いましたが、寒いフランスから一緒だった乗客達は「やっと、来たぜ、夏の国!」という感じで、迎えのバスに乗り込む誰もがニコニコしていました。
そんな状況で始まったテネリフェ島での夏。
と言ってもほとんど観光せず…。
というのは、旅行代理店ご指定のホテルは、残念ながら歴史的建造物がある旧市街 ではなく、その建造物の事をホテルの人に聞いても、肩をすくめるだけで、積極的なお勧めもないので、“行かねば!見なくては!”の建造物とは思えないと勝手に判断。
従って無駄なお金を使う必要なしで、実に経済的なテネリフェ。
ホテル内には、子供用と大人用に分かれた大きなプールがありましたが、勇気ある 方は、同じホテル経営の通りを隔てたプールへ。
なんとそのプール、海水でした。
(当時ブログもやっていなくて写真も撮っていなかった為、カナリア諸島をご紹介された方の写真をお借りしました)
満潮時には、太西洋の海がザンブリコと、プールの中に入ってきて、いつでも新鮮、つまり真夏というのに足がしびれる太西洋の水の冷たさを味わえる訳です。
泳げるオットと、当時少年だった№2は、「冷たいけど気持ちいいよぉ~」と言っていましたが、その頃かなりの冷え性であった私は、指先つけただけで十分でした。
海側の岩場に座っている若者の中には、プールだけじゃ物足りないのか、一緒に来た彼女にいい所をみせたいのか、果敢に太西洋の荒波の中に飛び込んでいきましたが、激しくうねる波間から時々見える姿は、泳いでいるのか溺れているのか、きっと本人だけしか分からないという状態で、見ている方はドキドキでした。
私にとっては、ホテル内のプールこそ安全地帯で、そこで毎日通ったジムで過ごしたお蔭で、少し走っただけで息が上がったマラソンマシンも、ヴァカンス最終日には、かなり走れるようになりました。今は昔ですが..
№2は同世代の男の子達とビリヤードやら、ビーチバレーやら水球やらテニスやらと色々のスポーツを楽しんでいましたが、オットと私は、2人で楽しむルールなど完全無視のミニゴルフやらスカッシュ。
しっかりスポーツした後は、しっかり食事をする、といった実に健康的な日焼けしたブタさんになって、あっという間の楽しかった2週間滞在のテネリフェ島でした。
“まだまだ真夏の真っ盛りのテネリフェだけど、きっとフランスは寒いだろううなあ”
あっけなく終わった2週間のヴァカンスを思い出しながら、眼下に広がるテネリフェ島を飛び立った瞬間、ふと今日は8月15日だった事を思い出しました。
小さな飛行機の窓からは、美しい青い海、そして深い緑に囲まれた美しい島が見え、視線を上に移せば雲ひとつない青空。
自分の命が自分の国の未来の礎になる事を、そして国民の一人一人が、心穏やかに 暮らせる平和な日本の未来を信じて、飛び立って行ったであろう特攻隊の彼らが、 戦闘機の小さな窓から見たのは、きっとこんな風に美しい海に浮かぶ祖国の美しい姿であり、目の前に広がる青空に自分の命を懸けても守りたかった愛する人々の明るい未来を祈ったんじゃないかと思ったら、もう涙が止まらなくなりました。
「楽しかったんでしょ?又、来ようよ」と、オットは、いきなり涙の私に困り果てたのでしょう。
周りの目をかなり意識して、何とかその場を収めようと必死でした。
へとへとになって帰宅した我が家で、お茶漬けを食べながら、私が泣いた理由を話しましたが「あの時、そんな事位で、そんな事を思う訳!?女って全く分からんなあ」と言ったので、多分最初から理解不能かもとは思っていましたが、私の心は、深~く傷つきました。
やはり、男と女の間には、深くて暗い河があるわ~
“今年はどうしようかなあ”と、休暇の日は迫る、場所は決まらずで多少焦りながら、買い物帰りに何気に見たフランス旅行代理店Nouvelles Frontièresの広告。
目に飛び込んできたカナリア諸島の文字を見た途端、なぜか大滝詠一の“カナリア諸島にて”の歌が浮かんでしまい、その歌以外の予備知識も、カナリア諸島に対して、何の憧れもなしの思いつきヴァカンスでした。
期間は2週間になる方が安くなるという事で、選んだ8月初めからの2週間。
出発は、シャルル・ド・ゴール空港じゃなくて、昔、初めてのパリ出張で降り立って以来という懐かしいオルリー空港でした。
あの時も、冷たい雨が続く寒い夏だったのにもかかわらず、“一応夏だから!”って
事で、変に格好をつけちゃったせいで、首に巻いた麻のストールをウール生地と
思いこもうとしたけれど、クシャミと鼻水が止まらず、家族全員、出発前にすでに 風邪になりそうな予感がするという最悪の状況でした。
テネリフェに着いたのは、夜の9時頃でしたが、空港に降り立った途端、その湿度
たっぷりのムワ~っという熱気に包まれて、日本の夏を久しぶりに思い出しました。
短時間の飛行ゆえ、出された機内食は軽食だったせいもあり、かなりお腹は空いて いましたが、寒いフランスから一緒だった乗客達は「やっと、来たぜ、夏の国!」という感じで、迎えのバスに乗り込む誰もがニコニコしていました。
そんな状況で始まったテネリフェ島での夏。
と言ってもほとんど観光せず…。
というのは、旅行代理店ご指定のホテルは、残念ながら歴史的建造物がある旧市街 ではなく、その建造物の事をホテルの人に聞いても、肩をすくめるだけで、積極的なお勧めもないので、“行かねば!見なくては!”の建造物とは思えないと勝手に判断。
じゃあお買い物?と思っても、買い物したくなるようなショッピング街もなく、容赦なく降り注ぐお陽様を遮る夏の島のお約束のヤシの木もなく、延々と海岸沿いの道を2時間近くもかけて歩いた所に一応ショッピングセンターはありましたが、実に閑散としていて、お洒落なものは何にもない!
夏の海の必需品の水着を見ても、機能重視とはいえ“そんなにゆるいカットでいい
のか!?”と思うようなタイプか、“遠いけど、リオのカーニバルに行きますか?”の やたら激しい原色同士のぶつかり合いのフリフリオンパレードタイプしかない。
従って無駄なお金を使う必要なしで、実に経済的なテネリフェ。
ホテル内には、子供用と大人用に分かれた大きなプールがありましたが、勇気ある 方は、同じホテル経営の通りを隔てたプールへ。
遠くに太西洋を望む松林の敷地には、幾つも置かれたロッキングチェア。
のんびり潮風を浴びながら日焼けするのもよしですが、そこを通り抜けたら、大きな岩場を削って作った深~いプールがあり、綺麗なエメラルド色の水が満々と…。
なんとそのプール、海水でした。
(当時ブログもやっていなくて写真も撮っていなかった為、カナリア諸島をご紹介された方の写真をお借りしました)
満潮時には、太西洋の海がザンブリコと、プールの中に入ってきて、いつでも新鮮、つまり真夏というのに足がしびれる太西洋の水の冷たさを味わえる訳です。
泳げるオットと、当時少年だった№2は、「冷たいけど気持ちいいよぉ~」と言っていましたが、その頃かなりの冷え性であった私は、指先つけただけで十分でした。
海側の岩場に座っている若者の中には、プールだけじゃ物足りないのか、一緒に来た彼女にいい所をみせたいのか、果敢に太西洋の荒波の中に飛び込んでいきましたが、激しくうねる波間から時々見える姿は、泳いでいるのか溺れているのか、きっと本人だけしか分からないという状態で、見ている方はドキドキでした。
私にとっては、ホテル内のプールこそ安全地帯で、そこで毎日通ったジムで過ごしたお蔭で、少し走っただけで息が上がったマラソンマシンも、ヴァカンス最終日には、かなり走れるようになりました。今は昔ですが..
№2は同世代の男の子達とビリヤードやら、ビーチバレーやら水球やらテニスやらと色々のスポーツを楽しんでいましたが、オットと私は、2人で楽しむルールなど完全無視のミニゴルフやらスカッシュ。
しっかりスポーツした後は、しっかり食事をする、といった実に健康的な日焼けしたブタさんになって、あっという間の楽しかった2週間滞在のテネリフェ島でした。
“まだまだ真夏の真っ盛りのテネリフェだけど、きっとフランスは寒いだろううなあ”
あっけなく終わった2週間のヴァカンスを思い出しながら、眼下に広がるテネリフェ島を飛び立った瞬間、ふと今日は8月15日だった事を思い出しました。
小さな飛行機の窓からは、美しい青い海、そして深い緑に囲まれた美しい島が見え、視線を上に移せば雲ひとつない青空。
自分の命が自分の国の未来の礎になる事を、そして国民の一人一人が、心穏やかに 暮らせる平和な日本の未来を信じて、飛び立って行ったであろう特攻隊の彼らが、 戦闘機の小さな窓から見たのは、きっとこんな風に美しい海に浮かぶ祖国の美しい姿であり、目の前に広がる青空に自分の命を懸けても守りたかった愛する人々の明るい未来を祈ったんじゃないかと思ったら、もう涙が止まらなくなりました。
「楽しかったんでしょ?又、来ようよ」と、オットは、いきなり涙の私に困り果てたのでしょう。
周りの目をかなり意識して、何とかその場を収めようと必死でした。
へとへとになって帰宅した我が家で、お茶漬けを食べながら、私が泣いた理由を話しましたが「あの時、そんな事位で、そんな事を思う訳!?女って全く分からんなあ」と言ったので、多分最初から理解不能かもとは思っていましたが、私の心は、深~く傷つきました。
やはり、男と女の間には、深くて暗い河があるわ~
by kanafr
| 2012-08-16 06:31
| 旅に出る
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Comments(16)
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cocomerita at 2012-08-16 19:58
Ciao kanafrさん
わははは、
そうなのよ 女の思考回路って時々非常に微妙なつながり方をする
で、時々泣きたくなったりもするんだよね
で、そこであえて我慢もしないのが女のいいところ 笑
そう云うのきっとずっと男子は理解できないと、私もたびたび思うのでした 苦笑
その海水プール、私も入ってみたいわーーー
夏休みを9月に軽くしようと思ってて
どこに行くか思索中
楽しい残暑を!! 笑
わははは、
そうなのよ 女の思考回路って時々非常に微妙なつながり方をする
で、時々泣きたくなったりもするんだよね
で、そこであえて我慢もしないのが女のいいところ 笑
そう云うのきっとずっと男子は理解できないと、私もたびたび思うのでした 苦笑
その海水プール、私も入ってみたいわーーー
夏休みを9月に軽くしようと思ってて
どこに行くか思索中
楽しい残暑を!! 笑
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nico-heal at 2012-08-16 22:21
kanaさん、やはり外国で暮らす分本国日本で暮らす私より日本に対する思いが強くなるのかもしれませんね。
最後のオチで、ご主人との微妙な気持ちのすれ違いがオトコとオンナって感じで思わず「クスっ」と笑ってしまいました。
幾つになってもこの微妙な感じ方の差は縮まらないんでしょうね・・・。
ひとところに二週間もバカンスで過ごしたことのない私には、プールが冷たくってもやっぱり羨ましいなあ。
最後のオチで、ご主人との微妙な気持ちのすれ違いがオトコとオンナって感じで思わず「クスっ」と笑ってしまいました。
幾つになってもこの微妙な感じ方の差は縮まらないんでしょうね・・・。
ひとところに二週間もバカンスで過ごしたことのない私には、プールが冷たくってもやっぱり羨ましいなあ。
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whitelacenonyo at 2012-08-17 00:23
カナリア諸島。未知の島、行って見たい場所です。
オルリー空港、懐かしいハネムーンで、降り立った空港。
あ、ああれから幾年月。
今だに私の涙を理解できない夫がそばにいます。
オトコとオンナ、平行線を辿り、線が交わる時はないのでしょう、、、ね。
オルリー空港、懐かしいハネムーンで、降り立った空港。
あ、ああれから幾年月。
今だに私の涙を理解できない夫がそばにいます。
オトコとオンナ、平行線を辿り、線が交わる時はないのでしょう、、、ね。
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kimanba at 2012-08-17 04:45
カナリア諸島って・・・
日本人にはすぐインプットされる名前だと思います。
私なんてどこにある島々なのか正確には知らないくせに
馴染みのある身近な名前で
ロマンチックな島のようになぜか?ずぅ~っと信じていましたもの ニコニコ
>湿度たっぷりのムワ~っという熱気に包まれて
こんな表現が妙に可笑しく
kanafrさんらしいヴァカンスの始まりを予感してワクワク♪
やはりやはりのふふふの顛末でしたが
夫も少し似たような過ごし方事で
彼の場合はホテルのベッドで本ばかり読んだり寝たり
(ちょっと出るだけで刺激いっぱいな国の時も!)
・・「これだったら家のベッドで出来る事でしょう!」
ケチな私は連れて来なければ良かった~! と 笑
でもkanafrさん達はとっても贅沢な過ごし方をされたのですね。。
欧米の方々の過ごされるヴァカンスがこれなのですね。
これこそが昔々のヤマハが目指した余暇の過ごし方でした~笑
大西洋の水がそんなに冷たいなんて初めて知りました♪
このプール魅力的ですね。。
日本人にはすぐインプットされる名前だと思います。
私なんてどこにある島々なのか正確には知らないくせに
馴染みのある身近な名前で
ロマンチックな島のようになぜか?ずぅ~っと信じていましたもの ニコニコ
>湿度たっぷりのムワ~っという熱気に包まれて
こんな表現が妙に可笑しく
kanafrさんらしいヴァカンスの始まりを予感してワクワク♪
やはりやはりのふふふの顛末でしたが
夫も少し似たような過ごし方事で
彼の場合はホテルのベッドで本ばかり読んだり寝たり
(ちょっと出るだけで刺激いっぱいな国の時も!)
・・「これだったら家のベッドで出来る事でしょう!」
ケチな私は連れて来なければ良かった~! と 笑
でもkanafrさん達はとっても贅沢な過ごし方をされたのですね。。
欧米の方々の過ごされるヴァカンスがこれなのですね。
これこそが昔々のヤマハが目指した余暇の過ごし方でした~笑
大西洋の水がそんなに冷たいなんて初めて知りました♪
このプール魅力的ですね。。
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kanafr at 2012-08-17 06:55
junkoさん 今晩は
私もね、今思えば太平洋と日本海に浮かぶ日本とは全く違う太平洋、深い緑に彩られるカナリア諸島の島々木々を見て、何で日本をふと思い出してしまったのか、そしてさらに空を見て特攻隊を思い出したのか、不思議なの。
丁度フランスに戻る日が8月15日でしたが、そんなの最初から予定がくまれていて分かっていたのに、この戻る日に飛行機に乗るまでヴァカンスボケして思い出しもしなかったのよね。だから自分でも何でいきなりワ―って涙が溢れて来たのかもうビックリでした。止めようと思っても止まらずドンドン悲しくなっていったしね。
このプール泳げる人にはいいかも...でもすっごく冷たいのよ。
岩をくり抜いただけのプールなので腰掛けられる部分もごつごつしているし、何より満潮時の波の強さったらないのよ。
バンバン高波がプールに押し寄せる感じでした。
私もね、今思えば太平洋と日本海に浮かぶ日本とは全く違う太平洋、深い緑に彩られるカナリア諸島の島々木々を見て、何で日本をふと思い出してしまったのか、そしてさらに空を見て特攻隊を思い出したのか、不思議なの。
丁度フランスに戻る日が8月15日でしたが、そんなの最初から予定がくまれていて分かっていたのに、この戻る日に飛行機に乗るまでヴァカンスボケして思い出しもしなかったのよね。だから自分でも何でいきなりワ―って涙が溢れて来たのかもうビックリでした。止めようと思っても止まらずドンドン悲しくなっていったしね。
このプール泳げる人にはいいかも...でもすっごく冷たいのよ。
岩をくり抜いただけのプールなので腰掛けられる部分もごつごつしているし、何より満潮時の波の強さったらないのよ。
バンバン高波がプールに押し寄せる感じでした。
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kanafr at 2012-08-17 07:17
nico-healさん 今晩は
今でも、このカナリアからの帰りの飛行機でこんな感情になったのか本当に不思議なんですよ。
例えばフイリピンの小さな島みたいに戦争を思い出させるものがあるなら分かるんですけどね。
昔から男と女の間には~♪って言いますよね。
ま、理解しがたいもの同士だからいいのかもしれませんけれど...。
泣いた私にオットは呆れ、私は「そんな事で!?」というオットに腹を立てると、全く歩みよりゼロの不毛のケンカとなりました。
一ヶ所滞在ヴァカンスっていうのは、結構こっちでは多いスタイルです。ホテルの中には遊ぶ物一杯ですし、そこで仲良くなった家族と一緒にいゲームしたりとなかなかいいもんですよ。
今でも、このカナリアからの帰りの飛行機でこんな感情になったのか本当に不思議なんですよ。
例えばフイリピンの小さな島みたいに戦争を思い出させるものがあるなら分かるんですけどね。
昔から男と女の間には~♪って言いますよね。
ま、理解しがたいもの同士だからいいのかもしれませんけれど...。
泣いた私にオットは呆れ、私は「そんな事で!?」というオットに腹を立てると、全く歩みよりゼロの不毛のケンカとなりました。
一ヶ所滞在ヴァカンスっていうのは、結構こっちでは多いスタイルです。ホテルの中には遊ぶ物一杯ですし、そこで仲良くなった家族と一緒にいゲームしたりとなかなかいいもんですよ。
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kanafr at 2012-08-17 08:33
whitelacenonyoさん 今晩は
お目にかかった時、初めてフランスにいらっしゃった時の事おっしゃっていましたものね。
近代的なフォルムを持つド・ゴール空港と違って、明るさはないけど何となく丸~い感じが懐かしかったです。
当時のカナリアは物価はかなり安かったですが、安かった分、粗悪品もかなりあり、まずは形から入るオットが、フランスより安いと言ってスカッシュ用に買ったシューズは、それほど毎日何時間もやった訳でもないのに、1週間で底がぺロリと取れ、同じく私が買ったロレアルのヘアダイは表示の色と全く違うだけでなく染まりませんでした。
でも海水プールの場所は本当に素晴らしかったですよ。
男と女、お互い相容れない、分かりあえない部分があるからこそ魅かれあうんだとは思うんですけどね。
きっと一生かかって話し合っても分かりあえないんじゃないかと思います。
お目にかかった時、初めてフランスにいらっしゃった時の事おっしゃっていましたものね。
近代的なフォルムを持つド・ゴール空港と違って、明るさはないけど何となく丸~い感じが懐かしかったです。
当時のカナリアは物価はかなり安かったですが、安かった分、粗悪品もかなりあり、まずは形から入るオットが、フランスより安いと言ってスカッシュ用に買ったシューズは、それほど毎日何時間もやった訳でもないのに、1週間で底がぺロリと取れ、同じく私が買ったロレアルのヘアダイは表示の色と全く違うだけでなく染まりませんでした。
でも海水プールの場所は本当に素晴らしかったですよ。
男と女、お互い相容れない、分かりあえない部分があるからこそ魅かれあうんだとは思うんですけどね。
きっと一生かかって話し合っても分かりあえないんじゃないかと思います。
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kanafr at 2012-08-17 08:47
kimanbaさん 今晩は
カナリアって名前がいいですよね。でも大滝詠一のようなお洒落な感じはなく波荒く、火山岩のゴツゴツした男らしい島でした。
私達もフランスに住み始めた頃は、車で国内の名所やらヨーロッパの国を回り..なんて事していましたが、ここ最近は2週間続けてというのがオットが無理で、わずかな日数しか取れませんが、2週間取れる時はこうやってスポーツに飽きたら寝転んで本を読み...の過ごし方が一番リラックスできます。
この海水プールはね、泳げる人には、波荒く水冷たくて、かなりチャレンジャー精神を刺激してよろしいかと思います。
でも泳げない私は、カナリアで仲良くなった仏人マダムが大西洋に飛び込んだ時には、戻ってくるまで、もうハラハラドキドキでした。
カナリアって名前がいいですよね。でも大滝詠一のようなお洒落な感じはなく波荒く、火山岩のゴツゴツした男らしい島でした。
私達もフランスに住み始めた頃は、車で国内の名所やらヨーロッパの国を回り..なんて事していましたが、ここ最近は2週間続けてというのがオットが無理で、わずかな日数しか取れませんが、2週間取れる時はこうやってスポーツに飽きたら寝転んで本を読み...の過ごし方が一番リラックスできます。
この海水プールはね、泳げる人には、波荒く水冷たくて、かなりチャレンジャー精神を刺激してよろしいかと思います。
でも泳げない私は、カナリアで仲良くなった仏人マダムが大西洋に飛び込んだ時には、戻ってくるまで、もうハラハラドキドキでした。
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uransuzu at 2012-08-18 09:00
8月15日、多くの若者が日本を守ると信じて飛び立った空、そこに想いを寄せて涙したkanaさま、優しい方ですね♪
きっとご主人さまも理解不能と言いながら、kanaさまの涙には心打たれたのではないかしら・・・
だって、男性は絶対そんなところで泣けませんよね、想像力が貧困なのですもの~(← うちの夫の場合です)、単細胞なんですもの~(← これもうちの夫です)
「フランスのバカンス at カナリア島」なんて素敵な響き~~♪
でも、イメージだけで行くとちょっと違うみたいですね、ふむふむと行ったつもりになりました^^
きっとご主人さまも理解不能と言いながら、kanaさまの涙には心打たれたのではないかしら・・・
だって、男性は絶対そんなところで泣けませんよね、想像力が貧困なのですもの~(← うちの夫の場合です)、単細胞なんですもの~(← これもうちの夫です)
「フランスのバカンス at カナリア島」なんて素敵な響き~~♪
でも、イメージだけで行くとちょっと違うみたいですね、ふむふむと行ったつもりになりました^^
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ラパン
at 2012-08-19 06:17
x
kanaさんの優しさ溢れるエピソードですね。
こういった男女の思考の違いやズレって必ず、どんなカップルや夫婦にも起こっているような気がします。
脳が違うんですってね。女は複雑、身体も複雑に出来てて、男は単純に、失礼、、、でも医学的にもそのよう。
意味が分からないと思ったとしても包み込むように聞いていてくれる旦那さま、、きっと可愛いな、と感じたと想像してますよ。
こういった男女の思考の違いやズレって必ず、どんなカップルや夫婦にも起こっているような気がします。
脳が違うんですってね。女は複雑、身体も複雑に出来てて、男は単純に、失礼、、、でも医学的にもそのよう。
意味が分からないと思ったとしても包み込むように聞いていてくれる旦那さま、、きっと可愛いな、と感じたと想像してますよ。
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nob
at 2012-08-19 08:59
x
忙しさにかまけてご無沙汰です。東京に降り立った瞬間「殺す気か!」とつぶやいてしまいました。北海道との気温差10度、暑いなんてレベルじゃねー。
欧州も暑かったり寒かったり不安定な気候のようですね。夏風邪は嫁に食わすな、じゃなくて秋ナスは犬も食いませんので気をつけてください。
しかし、南大西洋の空を飛んで特攻隊に思いをはせちゃうってなんかすごい。いや、わかりますけどね。そういうナイーブな感情は理屈じゃどうしようもないですしね。
でもダンナさんの大困惑も痛いほどわかります(笑
何言ってんだ大丈夫かこの人、みたいなw
ま、深くて暗くて越えられない川に橋をかける努力も大事なこと。
がんばらないあきらめないでボチボチゆきましょうw
欧州も暑かったり寒かったり不安定な気候のようですね。夏風邪は嫁に食わすな、じゃなくて秋ナスは犬も食いませんので気をつけてください。
しかし、南大西洋の空を飛んで特攻隊に思いをはせちゃうってなんかすごい。いや、わかりますけどね。そういうナイーブな感情は理屈じゃどうしようもないですしね。
でもダンナさんの大困惑も痛いほどわかります(笑
何言ってんだ大丈夫かこの人、みたいなw
ま、深くて暗くて越えられない川に橋をかける努力も大事なこと。
がんばらないあきらめないでボチボチゆきましょうw
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kanafr at 2012-08-20 07:18
uransuzuさん 今晩は
ハハハ そう思われましたぁ?
私が泣いた理由をオットに言った時、「考えられない」を連発して頭を振っていましたから、本当に心底呆れたんだと思います。
私が泣いた時の理由を、オットなりに色々一応考えたらしいですけどね。
でもねぇ~「多分あの時あれを食べたかったのに最後に食べられなかったからか?」「フランスより安いって言っていた物が欲しかったのか?」「何かなくしたか?」って思ったらしいです。
実に単純でしょ?そんな事で泣くか!!でしょ?
カナリアは、今行ったら、きっともう少しお洒落な島になっているかもしれませんね。
でも、逆にそれじゃあ面白くないかも...と気まぐれな私は思う訳です。
ハハハ そう思われましたぁ?
私が泣いた理由をオットに言った時、「考えられない」を連発して頭を振っていましたから、本当に心底呆れたんだと思います。
私が泣いた時の理由を、オットなりに色々一応考えたらしいですけどね。
でもねぇ~「多分あの時あれを食べたかったのに最後に食べられなかったからか?」「フランスより安いって言っていた物が欲しかったのか?」「何かなくしたか?」って思ったらしいです。
実に単純でしょ?そんな事で泣くか!!でしょ?
カナリアは、今行ったら、きっともう少しお洒落な島になっているかもしれませんね。
でも、逆にそれじゃあ面白くないかも...と気まぐれな私は思う訳です。
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kanafr at 2012-08-20 08:08
lapinさん 今晩は
昔から男と女の間には~♪って歌になった位ですから、決して分かりあえない物が両者にはありますね。
相手の存在が見えない物なら、それはそれでいいんでしょうが相手は深くて暗い河の向こうで存在しているって分かる、でもわかりあえるにはその間の深さも全く分からない暗い河を越えなきゃいけないんですから、それは無理ってもんですよね。
分かりあえない方が、楽しいのかもしれないなあって思います。
私の場合、もし、私の泣いた理由をオットが本当に分かったら、内心その事にイラつくだろうなぁって思うんですよねぇ。(苦笑)
昔から男と女の間には~♪って歌になった位ですから、決して分かりあえない物が両者にはありますね。
相手の存在が見えない物なら、それはそれでいいんでしょうが相手は深くて暗い河の向こうで存在しているって分かる、でもわかりあえるにはその間の深さも全く分からない暗い河を越えなきゃいけないんですから、それは無理ってもんですよね。
分かりあえない方が、楽しいのかもしれないなあって思います。
私の場合、もし、私の泣いた理由をオットが本当に分かったら、内心その事にイラつくだろうなぁって思うんですよねぇ。(苦笑)
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kanafr at 2012-08-20 08:32
nobさん 今晩は
フランスも、あれだけ寒い夏と思っていたのに、ここ数日で一気に40年ぶりの暑さと言われた2003年以来の暑さに上りつめました。
フランスもやる時はやるんです!って何が?
私、日頃からかなりの脂肪を蓄えておりますが、この暑さでかなり水分も体内に蓄え、顔はパンパン、全身も負けずにパンパンの状態です。
この体内の貯蓄分は寒くなったら減るのか!?多分減らずに定額貯金として留まるでありましょう。
>何言ってんだ大丈夫かこの人、
そうそう、まさにその通りでしたよぉ、ハハハ
>深くて暗くて越えられない川に橋をかける努力も大事なこと。
そうかぁ、橋ねぇ。泳いで渡ろうと考えたからダメだったのね。
分からないから、分かろうとする、それが楽しいのかもしれないですね。
フランスも、あれだけ寒い夏と思っていたのに、ここ数日で一気に40年ぶりの暑さと言われた2003年以来の暑さに上りつめました。
フランスもやる時はやるんです!って何が?
私、日頃からかなりの脂肪を蓄えておりますが、この暑さでかなり水分も体内に蓄え、顔はパンパン、全身も負けずにパンパンの状態です。
この体内の貯蓄分は寒くなったら減るのか!?多分減らずに定額貯金として留まるでありましょう。
>何言ってんだ大丈夫かこの人、
そうそう、まさにその通りでしたよぉ、ハハハ
>深くて暗くて越えられない川に橋をかける努力も大事なこと。
そうかぁ、橋ねぇ。泳いで渡ろうと考えたからダメだったのね。
分からないから、分かろうとする、それが楽しいのかもしれないですね。
ibisa、、、こういうしずかぽいところもあるのですね。イギリスは若い子が行くところに、ここ10年ほどなってしまいました。ひどく酔っ払っている人たちがいたら、それはイギリス人です。。。
わたしも、一度、メノルカかイビサに行ってみたいなって思います。カナリア諸島は2つほど行きましたが、そうそう、やっぱり大滝さんの歌を思い出しました。
わたしも、一度、メノルカかイビサに行ってみたいなって思います。カナリア諸島は2つほど行きましたが、そうそう、やっぱり大滝さんの歌を思い出しました。
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kanafr at 2012-08-28 08:53
eithbedさん 今晩は
記事にしたカナリアもイビサもきっと今は随分変わっているんじゃないかと思います。
なんせかなり前の事ですから....。
イビサは繁華街の辺りはその当時も若い子達が新しい出会いを求める場所になっていました。
1日だけ街にでましたが、アフリカの人が偽物のヴイトンやグッチが露店で堂々と売っていて、どこも同じと思いました。
記事にしたカナリアもイビサもきっと今は随分変わっているんじゃないかと思います。
なんせかなり前の事ですから....。
イビサは繁華街の辺りはその当時も若い子達が新しい出会いを求める場所になっていました。
1日だけ街にでましたが、アフリカの人が偽物のヴイトンやグッチが露店で堂々と売っていて、どこも同じと思いました。