2013年 08月 21日
今、思い出す私の入院生活の始まり
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今まで、このフランスで、どの位入院を経験したのかしら?
暇にまかせてふと考えました。
初めての入院は、フランスがまだフラン通貨を使用し、ミッテラン大統領だった頃です。
今回と同じように鋭い痛みがいきなり腰にきて、このままでは流産の可能性があった為
その頃、定期検診を受けていたパリ南郊外の産科専門病院ではなく、緊急入院となった
のは、当時住んでいたパリ南東郊外の街の市立病院でした。
フランス語も習い始めたばかりだった事もあり、初めての妊娠を含め、まだ戸惑う事の多い
フランス生活の色んな事が、とても不安な毎日だったというのに、まさかの緊急入院でした。
「腰部分に何か問題はあるらしいが、妊娠中なのでレントゲンも取れない」というのが医師の診断でした。
腰の痛みは点滴で何とか和らぎましたが、流産の危険性ありという事で暫く入院することに
なりました。
抑えきれない痛みで唸っている間は薄暗い集中治療室でしたが、痛みが和らいだ後は、私を含め4人の女性が横並びにズラリと並ぶ大部屋での入院生活が始まりました。
点滴をしなきゃいけないのは、私ともう一人の女性だけで、どうやら彼女も今日からが、この大部屋での生活の始まりだったようでした。
しばらくすると看護師さんが来て、新参者の彼女と私のベッドに来ると、カルテを見ながら
名前の確認をしました。
「貴女はマドモアゼルxxよね?」と彼女に言った看護師さんの声にドキッとしました。
エッ?今、確かマドモアゼルって聞えたけど....という事は彼女は未婚?
もう、そんな事、わざわざ大声で確認しなくてもいいんじゃないの?
でも、少し大きくなったお腹を愛しそうにそっと撫でながら「ウイ、マダム」とニッコリした彼女に同じ様に笑顔で返した看護師さんを見て、昔、自分がされて以来、絶対自分はしないゾ!と誓った筈の“人に対しての線引き”をいつの間にかしていた自分が恥ずかしくなりました。
母親になる人に、未婚/既婚という区分けは必要ない、それより赤ちゃんを産む人が安心して産める環境を作る事が、フランスの少子化政策でした。
出産費用手当だけでなく、乳児3歳までの育児手当、税金控除や家族手当...etcはかなり充実しており、フランス国籍じゃなくても手続きさえすれば支給を受ける事ができました。
そして、長く同棲していても結婚という法的手続きをしない、子供を産んでも法的には独身のまま..というカップルがフランスでいかに多いかを知ったのは、その後の事でした。
私以外の女性はみんなフランス人....最初にこの部屋に通された時「ボン・ジュール」などの挨拶はできても、その頃の私は同室のフランス人女性達と会話を楽しめるほどフランス語が
できませんでした。
でもいつも笑顔で優しく接してくれた彼女達。
それはドクターや看護師さんも同じでした。
ある日、看護師さんから厚さ2mm位の楕円形の薬を渡されました。
いつものように、そのまま口に入れようとした私を見て「オォ、マダム!」と叫ぶと激しく首を
振り、お腹の部分を何度も指差しました。
エッ!?どういうこと?飲むんじゃないの?
キョトンとしている私に焦った看護師さんは「xxxxxx」と同じ言葉を繰り返しましたが、ゆっくり言われたって全く私には分からない。
さらに焦った看護師さん、「英語を話す人を、探してくるわ!」と言っってどこかに行ったかと思ったら、男性のドクターと別の看護師さんを連れて戻ってきました。
そして、英語を話す事もなく私の前に3人が並ぶと、テーブルの上にある楕円形の薬を3人で指差し、次にお腹、そして最後に上を何度も指差しながら「xxxx」「xzxzxz」「xyxyx」と口々に繰り返しました。
鈍い私にも、ようやく分かりました。
でも….コーティング加工一切なしのこの平たく楕円の形状、それってあり?
すると「まだ彼女分かっていないよ」「あぁ、困ったわ!」と言うなり、白衣ドクターのドクターも優しいピンクのナ―ス服の看護師さん達もいきなり取ったこのポーズ。
そして…
繰り返し上を指差す。
「分かりました?」
「ハイ」と小さく頷く私。
それを見て、満面の笑顔でガッツポーズをとるドクターと看護師さん達。
それまで、ドクター達と私のやりとりをじっと見ていたらしい同室のマダム達からも「ああ!!よかったわぁ」「よかった!よかった!」の声が上がりました。
言葉も満足にできない状態での外国での入院。
日本とは違う色んな事に、かなり不安はあった筈なのに…
日本で生活していた時より経済的にもかなり苦しくなった筈なのに…
日本に残した母の事が気になっていた筈なのに….
ここで出産をする不安もなくなって、しばらく生活していこうって決めたのは、こんな優しさと
温かさに出会えたからでした。
暇にまかせてふと考えました。
初めての入院は、フランスがまだフラン通貨を使用し、ミッテラン大統領だった頃です。
今回と同じように鋭い痛みがいきなり腰にきて、このままでは流産の可能性があった為
その頃、定期検診を受けていたパリ南郊外の産科専門病院ではなく、緊急入院となった
のは、当時住んでいたパリ南東郊外の街の市立病院でした。
フランス語も習い始めたばかりだった事もあり、初めての妊娠を含め、まだ戸惑う事の多い
フランス生活の色んな事が、とても不安な毎日だったというのに、まさかの緊急入院でした。
「腰部分に何か問題はあるらしいが、妊娠中なのでレントゲンも取れない」というのが医師の診断でした。
腰の痛みは点滴で何とか和らぎましたが、流産の危険性ありという事で暫く入院することに
なりました。
抑えきれない痛みで唸っている間は薄暗い集中治療室でしたが、痛みが和らいだ後は、私を含め4人の女性が横並びにズラリと並ぶ大部屋での入院生活が始まりました。
点滴をしなきゃいけないのは、私ともう一人の女性だけで、どうやら彼女も今日からが、この大部屋での生活の始まりだったようでした。
しばらくすると看護師さんが来て、新参者の彼女と私のベッドに来ると、カルテを見ながら
名前の確認をしました。
「貴女はマドモアゼルxxよね?」と彼女に言った看護師さんの声にドキッとしました。
エッ?今、確かマドモアゼルって聞えたけど....という事は彼女は未婚?
もう、そんな事、わざわざ大声で確認しなくてもいいんじゃないの?
でも、少し大きくなったお腹を愛しそうにそっと撫でながら「ウイ、マダム」とニッコリした彼女に同じ様に笑顔で返した看護師さんを見て、昔、自分がされて以来、絶対自分はしないゾ!と誓った筈の“人に対しての線引き”をいつの間にかしていた自分が恥ずかしくなりました。
母親になる人に、未婚/既婚という区分けは必要ない、それより赤ちゃんを産む人が安心して産める環境を作る事が、フランスの少子化政策でした。
出産費用手当だけでなく、乳児3歳までの育児手当、税金控除や家族手当...etcはかなり充実しており、フランス国籍じゃなくても手続きさえすれば支給を受ける事ができました。
そして、長く同棲していても結婚という法的手続きをしない、子供を産んでも法的には独身のまま..というカップルがフランスでいかに多いかを知ったのは、その後の事でした。
私以外の女性はみんなフランス人....最初にこの部屋に通された時「ボン・ジュール」などの挨拶はできても、その頃の私は同室のフランス人女性達と会話を楽しめるほどフランス語が
できませんでした。
でもいつも笑顔で優しく接してくれた彼女達。
それはドクターや看護師さんも同じでした。
ある日、看護師さんから厚さ2mm位の楕円形の薬を渡されました。
いつものように、そのまま口に入れようとした私を見て「オォ、マダム!」と叫ぶと激しく首を
振り、お腹の部分を何度も指差しました。
エッ!?どういうこと?飲むんじゃないの?
キョトンとしている私に焦った看護師さんは「xxxxxx」と同じ言葉を繰り返しましたが、ゆっくり言われたって全く私には分からない。
さらに焦った看護師さん、「英語を話す人を、探してくるわ!」と言っってどこかに行ったかと思ったら、男性のドクターと別の看護師さんを連れて戻ってきました。
そして、英語を話す事もなく私の前に3人が並ぶと、テーブルの上にある楕円形の薬を3人で指差し、次にお腹、そして最後に上を何度も指差しながら「xxxx」「xzxzxz」「xyxyx」と口々に繰り返しました。
鈍い私にも、ようやく分かりました。
でも….コーティング加工一切なしのこの平たく楕円の形状、それってあり?
すると「まだ彼女分かっていないよ」「あぁ、困ったわ!」と言うなり、白衣ドクターのドクターも優しいピンクのナ―ス服の看護師さん達もいきなり取ったこのポーズ。
そして…
繰り返し上を指差す。
「分かりました?」
「ハイ」と小さく頷く私。
それを見て、満面の笑顔でガッツポーズをとるドクターと看護師さん達。
それまで、ドクター達と私のやりとりをじっと見ていたらしい同室のマダム達からも「ああ!!よかったわぁ」「よかった!よかった!」の声が上がりました。
言葉も満足にできない状態での外国での入院。
日本とは違う色んな事に、かなり不安はあった筈なのに…
日本で生活していた時より経済的にもかなり苦しくなった筈なのに…
日本に残した母の事が気になっていた筈なのに….
ここで出産をする不安もなくなって、しばらく生活していこうって決めたのは、こんな優しさと
温かさに出会えたからでした。
by kanafr
| 2013-08-21 08:38
| 勝手にフランス考察
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Comments(14)
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pikeflower at 2013-08-21 12:05
kanaさま、そのお体で、よくもまぁこんな画像探されましたね。しかも同年代だったらだれでも知ってるウルトラマンポーズ。看護師さんの決死の覚悟に頭が下がります(爆笑)
心寂しくて苦しかったときも、今になって見渡してみると、実はいろいろな人が自分に温かい愛をくれていたんだなぁと思うことがあります。自分の不安や寂しさを握りしめていると、そういったことを見逃してしまいますから。よかったですね、いい病院で。まぁここまで捨て身でやってくれたら、だれでもうれしいと思います(笑)
心寂しくて苦しかったときも、今になって見渡してみると、実はいろいろな人が自分に温かい愛をくれていたんだなぁと思うことがあります。自分の不安や寂しさを握りしめていると、そういったことを見逃してしまいますから。よかったですね、いい病院で。まぁここまで捨て身でやってくれたら、だれでもうれしいと思います(笑)
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ラパン
at 2013-08-21 15:42
x
このフランスで、これだけ温かい人達に囲まれたと言うのは、言葉が不自由な時でしたら、余計に身にしみ、安心されたでしょうね。
身振り手振りの必死の伝達、笑えますね。その笑いも場を和やかにするのですよね。
お腹の中でそれをひっそり聞いて学んでいたNo.2くんは、だからウイットに富んだユーモアあり心優しい青年に育ってきたのですね。
私は今迄、丈夫で病院にお世話になった事が一度もないので、あらためて丈夫に育ててくれた両親に感謝しています。
私など風邪などで少し寝込むだけでも、気持ちが滅入ったりする位ですから、暫く療養し安静のkanaさんを思うと、気丈さやユーモア、他の方への気遣いに感動します。
身振り手振りの必死の伝達、笑えますね。その笑いも場を和やかにするのですよね。
お腹の中でそれをひっそり聞いて学んでいたNo.2くんは、だからウイットに富んだユーモアあり心優しい青年に育ってきたのですね。
私は今迄、丈夫で病院にお世話になった事が一度もないので、あらためて丈夫に育ててくれた両親に感謝しています。
私など風邪などで少し寝込むだけでも、気持ちが滅入ったりする位ですから、暫く療養し安静のkanaさんを思うと、気丈さやユーモア、他の方への気遣いに感動します。
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nico-heal at 2013-08-21 20:34
どこにでも必ずいらっしゃるんですね、心の温かい人。
ちょっと安心しました。
言葉がなかなか通じない国でのご出産、大変なこともいっぱいあったとは思いますが、こうやって心のつながりがあったからこそ、やってこれたんでしょうね~。
しみじみ、感動。
ちょっと安心しました。
言葉がなかなか通じない国でのご出産、大変なこともいっぱいあったとは思いますが、こうやって心のつながりがあったからこそ、やってこれたんでしょうね~。
しみじみ、感動。
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whitelacenonyo at 2013-08-21 22:39
言葉がわからないということはとんでもないことがあっても仕方ないですが、人って本当は優しいのですよね。
私は人類、皆、兄弟!と思っていますから、旅をして
言葉がわからないけれど親切にしていただくことが多くて
嬉しくなります。
入院と言う大変な状況のなかで、飛んできたスタッフの皆さん、
きっと必死の思いだったことでしょう。
kanaさん、持ち前のユーモア精神、ラパンさんがおっしゃるように
No2くん、お腹の中でじっと耳をすませていたから今があるような。
ところで2mmの楕円って何でしたの?
私は人類、皆、兄弟!と思っていますから、旅をして
言葉がわからないけれど親切にしていただくことが多くて
嬉しくなります。
入院と言う大変な状況のなかで、飛んできたスタッフの皆さん、
きっと必死の思いだったことでしょう。
kanaさん、持ち前のユーモア精神、ラパンさんがおっしゃるように
No2くん、お腹の中でじっと耳をすませていたから今があるような。
ところで2mmの楕円って何でしたの?
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kimanba at 2013-08-22 02:21
>今まで、このフランスで、どの位入院を経験したのかしら?
この一文に驚いてしまいました。
そうだったのか。。と
万全ではない状況とどう折り合いをつけて来られたか
kanafrさんの強さとしなやかさに改めて感心しました。
前向きで
マイナス要因とも仲良くしつつプラスに変える力をkanafrさんに感じます。
以前に書いた事ですが曾野綾子さんの《幸せになるには能力がいる》
kanafrさんでしっかり読ませていただいています~♪
「あ、、ここでならば生きて行ける。この人とならば一緒に居られる」
ありますよね。そんな自分にとっての大切な基準。。
この一文に驚いてしまいました。
そうだったのか。。と
万全ではない状況とどう折り合いをつけて来られたか
kanafrさんの強さとしなやかさに改めて感心しました。
前向きで
マイナス要因とも仲良くしつつプラスに変える力をkanafrさんに感じます。
以前に書いた事ですが曾野綾子さんの《幸せになるには能力がいる》
kanafrさんでしっかり読ませていただいています~♪
「あ、、ここでならば生きて行ける。この人とならば一緒に居られる」
ありますよね。そんな自分にとっての大切な基準。。
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kanafr at 2013-08-22 05:13
pikeflowerさん 今晩は
フフフ、このウルトラマンポーズを見た時は、まさしく!だったので画像をお借りしました。
ドクター(男性)看護師さん2名(女性)でしたが、キョトン顔の私に何とか分からせようと必死でした。それなのに私ったら、ちょっと吹き出しそうになったんですよ。ひどいでしょ?
春にオットが入院した時も「医療用語は分からないので..」と言ったオットに「大丈夫ですよ。分からなければ、絵とかジェスチャーでお教えしますから..」と笑顔と共におっしゃったので、それだけでスーっと心が軽くなりました。
ほんの少しでも優しさって大事だなって思いました。
フフフ、このウルトラマンポーズを見た時は、まさしく!だったので画像をお借りしました。
ドクター(男性)看護師さん2名(女性)でしたが、キョトン顔の私に何とか分からせようと必死でした。それなのに私ったら、ちょっと吹き出しそうになったんですよ。ひどいでしょ?
春にオットが入院した時も「医療用語は分からないので..」と言ったオットに「大丈夫ですよ。分からなければ、絵とかジェスチャーでお教えしますから..」と笑顔と共におっしゃったので、それだけでスーっと心が軽くなりました。
ほんの少しでも優しさって大事だなって思いました。
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kanafr at 2013-08-22 06:05
lapinさん 今晩は
>言葉が不自由な時でしたら、余計に身にしみ、安心されたでしょうね。
今、思い出してもドクターや看護師さん達にとっては、厄介な患者だったって思うんですよ。
言葉ができなくてもバカにされているとか言うのは分かるものですが、本当にそんな嫌な思いは一度もなくて、皆さん、優しい人達でした。
>病院にお世話になった事が一度もない
わあ、それは素晴らしいですね!本当にご両親に感謝ですよね。
私は筋腫の手術をしてから、とても丈夫になったって思っていたんですけどねぇ。少し油断しちゃったかなあって思います。
>言葉が不自由な時でしたら、余計に身にしみ、安心されたでしょうね。
今、思い出してもドクターや看護師さん達にとっては、厄介な患者だったって思うんですよ。
言葉ができなくてもバカにされているとか言うのは分かるものですが、本当にそんな嫌な思いは一度もなくて、皆さん、優しい人達でした。
>病院にお世話になった事が一度もない
わあ、それは素晴らしいですね!本当にご両親に感謝ですよね。
私は筋腫の手術をしてから、とても丈夫になったって思っていたんですけどねぇ。少し油断しちゃったかなあって思います。
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kanafr at 2013-08-22 06:35
nico-healさん 今日は
病院っていうのは、いるだけで気持ちが滅入る所です。
そこでさらに言葉が通じないと、さらに暗くなってしまうんですけどね。
そこでこんな風に何とかしよう!っていう温かい人達に出会えたっていうのは、本当に有り難かったなあって思います。
勿論、長いフランス滞在生活の中で、そういう優しい人ばかりではありませんでしたが、そういうのってどこで暮らしていても起こる事ですものね。
だから、あんまり気にしないようにしています。
病院っていうのは、いるだけで気持ちが滅入る所です。
そこでさらに言葉が通じないと、さらに暗くなってしまうんですけどね。
そこでこんな風に何とかしよう!っていう温かい人達に出会えたっていうのは、本当に有り難かったなあって思います。
勿論、長いフランス滞在生活の中で、そういう優しい人ばかりではありませんでしたが、そういうのってどこで暮らしていても起こる事ですものね。
だから、あんまり気にしないようにしています。
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kanafr at 2013-08-22 07:29
whitelacenonyoさん 今晩は
あの時、本当にいい人達に逢えた事、それからのフランス生活の上でも大きな心の支えになったので、私ってラッキーだったなあって思います。
この入院生活がフランス生活の最初の一歩ではなかったですが、滞在1日目にパンを買いに出た時に会った方もいい方でした。
でも、もしかして今までそんなに嫌な思いをしなかったのは、言葉ができない事で気づかなかったって事もあったのかもしれないですね。
2mmの厚さ、縦3cm、横1.5cm位の大きさだったって思うんですが、その後スペルを書いていただいて調べたら流産防止用座薬でした。
あの時、本当にいい人達に逢えた事、それからのフランス生活の上でも大きな心の支えになったので、私ってラッキーだったなあって思います。
この入院生活がフランス生活の最初の一歩ではなかったですが、滞在1日目にパンを買いに出た時に会った方もいい方でした。
でも、もしかして今までそんなに嫌な思いをしなかったのは、言葉ができない事で気づかなかったって事もあったのかもしれないですね。
2mmの厚さ、縦3cm、横1.5cm位の大きさだったって思うんですが、その後スペルを書いていただいて調べたら流産防止用座薬でした。
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kanafr at 2013-08-22 07:45
kimanbaさん 今晩は
ごめんなさい、書きだしが結構オ―バ―になってしまいました。
この後の入院は、もう一度流産の危険ありで20日間の入院し、その後、帝王切開の出産の為の入院、子宮切除の入院(日本)の後は、今回の入院までなかったんですよ。
しかも、子宮切除の手術後はすごく丈夫になったんですよ。
だから、ああ、それなのに...です。
先の事を考え落ち込む事もありますが、そういう時ってマイナス因子が沢山自分の周りにあるって思うので、プラス因子来て~!って心の中で念じています。
>ここでなら生きていける
そう、私、その時そう思ったんですよ。いつかその事書きたいわ。
ごめんなさい、書きだしが結構オ―バ―になってしまいました。
この後の入院は、もう一度流産の危険ありで20日間の入院し、その後、帝王切開の出産の為の入院、子宮切除の入院(日本)の後は、今回の入院までなかったんですよ。
しかも、子宮切除の手術後はすごく丈夫になったんですよ。
だから、ああ、それなのに...です。
先の事を考え落ち込む事もありますが、そういう時ってマイナス因子が沢山自分の周りにあるって思うので、プラス因子来て~!って心の中で念じています。
>ここでなら生きていける
そう、私、その時そう思ったんですよ。いつかその事書きたいわ。
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mj
at 2013-08-23 05:56
x
私も仏滞在初期の頃に、座薬を処方され、使用頻度の説明が何だか少々厄介でして、ちょうど長期出張でおらず、友人(男)に座薬とはいわずに、こうこう書いてあるんだけど、どうすればいいのかしらね、と問うたら、単位が既に「座薬」を指すもので、その単語は普通は使わないんだよ、、、と言われ恥かいた思い出があります・・・
入院、しかも外国で、とさぞかし心細かったことと思いますが、いい方々に巡り合えて何よりでしたね。でもそれって多分kanaさんがそういう+因子を引き寄せてるんだと思いますーーー。
ところで、足上げ腹筋にチャレンジしてみたのです。20回でギブアップしちゃいました。。。
入院、しかも外国で、とさぞかし心細かったことと思いますが、いい方々に巡り合えて何よりでしたね。でもそれって多分kanaさんがそういう+因子を引き寄せてるんだと思いますーーー。
ところで、足上げ腹筋にチャレンジしてみたのです。20回でギブアップしちゃいました。。。
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by
poirier_AAA at 2013-08-23 18:13
その後、お加減は如何ですか?
体の調子が悪いときは、例え日本にいたとしても不安でたまらず、ちょっとしたことで体や心がきゅうっと固くなったりするものですよね。それが異国ですもの、kanaさんの心細さも一層強かったことでしょう。
そんなときに差し出された手は、何よりもありがたいですよね。フランス人(特にパリの人)は短気で自己チューで言い訳ばっかりで、正直言ってウンザリすることもありますが、思いがけない時に思いがけないところでサッと善意の手が差し伸べられることもよくあるので、捨てたもんじゃない、と思うのです。思いっきり翻弄されながらも「これならやっていかれるかも」と思わせてくれる何かがありますよね。
人の温かさは、きっとポジティヴなエネルギーとなってkanaさんの体に働きかけてくれると思います。とはいえ、やっぱり物理的な面も大事ですから。どうぞくれぐれも無理なさらず、ゆっくり回復に専念なさって下さいね。
体の調子が悪いときは、例え日本にいたとしても不安でたまらず、ちょっとしたことで体や心がきゅうっと固くなったりするものですよね。それが異国ですもの、kanaさんの心細さも一層強かったことでしょう。
そんなときに差し出された手は、何よりもありがたいですよね。フランス人(特にパリの人)は短気で自己チューで言い訳ばっかりで、正直言ってウンザリすることもありますが、思いがけない時に思いがけないところでサッと善意の手が差し伸べられることもよくあるので、捨てたもんじゃない、と思うのです。思いっきり翻弄されながらも「これならやっていかれるかも」と思わせてくれる何かがありますよね。
人の温かさは、きっとポジティヴなエネルギーとなってkanaさんの体に働きかけてくれると思います。とはいえ、やっぱり物理的な面も大事ですから。どうぞくれぐれも無理なさらず、ゆっくり回復に専念なさって下さいね。
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by
kanafr at 2013-08-24 02:43
mjさん 今日は
まあ、mjさんも同じご経験をされたんですね。
入院した時は、付き添いの方もいないし(そういうシステムがあるのかどうかですが..)薬と言えば、毎朝渡される飲み薬だけだったので、本当に焦りました。看護師さんの方がもっと焦ったと思いますが..(苦笑)
皆さん、優しい方達ばかりで本当によかったなあって思いました。
>そういう+因子を引き寄せてるんだと思います
そういう風に言っていただいて本当に嬉しい!マイナスな事も生きていればありますが、+因子を呼び寄せる事ができたら+-=0になっていいんじゃないかなあって思っています。
足上げ腹筋、頑張ってくださいネ。なせば成るですよぉ~♪
まあ、mjさんも同じご経験をされたんですね。
入院した時は、付き添いの方もいないし(そういうシステムがあるのかどうかですが..)薬と言えば、毎朝渡される飲み薬だけだったので、本当に焦りました。看護師さんの方がもっと焦ったと思いますが..(苦笑)
皆さん、優しい方達ばかりで本当によかったなあって思いました。
>そういう+因子を引き寄せてるんだと思います
そういう風に言っていただいて本当に嬉しい!マイナスな事も生きていればありますが、+因子を呼び寄せる事ができたら+-=0になっていいんじゃないかなあって思っています。
足上げ腹筋、頑張ってくださいネ。なせば成るですよぉ~♪
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kanafr at 2013-08-24 03:00
梨の木さん 今日は
色々ご心配いただき有難うございます。
お蔭様で、少しづつ色んな事ができるようになりました。
おっしゃる通りフランス人って、ウンザリさせられる事も多いですが、心にジーンと響くような方の多くいますよね。
そういう優しさに触れると、本当に今までの事全てが帳消しになって、まだこの国でやっていけるかなあって思うんですよ。
色々ご心配いただき有難うございます。
お蔭様で、少しづつ色んな事ができるようになりました。
おっしゃる通りフランス人って、ウンザリさせられる事も多いですが、心にジーンと響くような方の多くいますよね。
そういう優しさに触れると、本当に今までの事全てが帳消しになって、まだこの国でやっていけるかなあって思うんですよ。