2014年 09月 11日
二人で行ったプチヴァカンス...(3)
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ここ数日、かなりの夏天気になっていますが、暦的には、秋。
秋と言えば、食欲の秋...そして芸術の秋でしょうか。
更新がかなり遅れてしまいましたが、本日はやたら撮ったルクセンブルグの博物館美術館の
写真で誤魔化しながらご案内を..。
とにかく、知らない街の短い旅行を効率よく過ごす為には、まずはベテランの方達がキッチリ教えて下さる観光案内所に行かねば..。
って事で、まずは、観光バス仕様のバスに揺られ、旧市街へ..。
観光案内所への通りを急いでいたら、古い街並みの細い通りを、こんなポップな色のバスがクネクネと走っておりました。
多分、中はごく普通のバスなんでしょうが、一度は乗ってみたかったなあ、ポップなバス。
16世紀に再建され今では迎賓館になっているという大公宮殿の前を通りましたが、ロンドンのバッキンガム宮殿やパリのエリゼ宮にあるような衛兵のボックスはあるのに、誰もいない。
もしかして職務怠慢?
パリは、衛兵どころか警備のポリスが常にいて、時には、エリゼ宮の前の舗道でさえ、立ち
入り禁止になる位ガードされているけれど、ここは、ユーロ圏の金融関係集合の街だという
のに、テロなどは関係ない安全な街ってことなのかしら?
そんな綺麗な建物の前には、馬に乗ったギョーム2世の像があり、そのギョーム2世広場の一角に観光案内所がありました。
ここで色々伺ったら、市内観光バスのホップ・オン・ホップ・オフ・バスがあるとの事。
いざ、そこへ?
って思ったら、朝食のpetit pain aux raisins(いわゆるプチレーズンパンですわ)が、かなり美味しく、しっかり食べてご機嫌の№2が「このギョーム広場の近くにルクセンブルグ市歴史博物館があるから、まずはそっちに行った方がいいと思う」と言いました。
“なんでよぉ~、せっかく観光バスに乗れる!って思ったのに…”と思いましたけれどね。
ま、何はともあれ、№2を朝からご機嫌にしてくれたレーズンパンに感謝しつつ、老母は従うまでです。
(入口の写真を撮り忘れましたので画像お借りしました)
結論から言いますと、老母、従って正解でした。
ルクセンブルグ語って、フランス語っぽくあり、ドイツ語っぽくにも聞こえる..っていうのも、単に私の耳が悪いせいではなく、ちゃ―んと、理由がありましたわ。
この旧市街は、自然の渓谷に守られた要塞になっていているのは、最上階からでたベランダからも分かりました。
そしてここは、№2がフランス語の資料を読んで訳してくれた事によると、ローマ帝国、フランク王国(現フランス)、ゲルマン(現ドイツ)をつなぐ要塞でもあったんだそう。
フランスとローマ帝国の両国境にあるルクセンブルグは、否応なしに30年戦争に巻き込まれ
あのヴェルサイユ宮殿の建設を命じた太陽王ルイ14世に占領されたり、ハプスブルグ家に
占領されたかと思えば、又もやナポレオンに占領されたりだったそうで、そんな要塞の進化の模型と共に、現在に至るまでの歴史物が色々展示されていて、なかなかの見ものでした。
いろんな国に侵略されてきたから、市内にはこんな風に各国の影響ありの建物が多いんで
しょうね。
さらに、第2次大戦時には、ナチスに占領されたそうで、軍事本部に飾られていたのか大きなナチスの紋章やら、制服やバッジなどもあり、ナチスに抵抗した市民はかなりの数だったそうです。
そんなナチスの侵攻の様子や、市民達の様子、そして戦後捕えられたナチス協力者達への市民の怒りの様子の実写フイルム等も放映されていました。
今や戦後69年経ち、再び何だかだんだんきな臭い状況になっていますが、それでもこうして旅行ができる平和をあらためて有り難く思いました。
さて、次は...という事で、観光バス乗り場のある憲法広場へ…
ガイドブックによれば、ここに立つゴールデンレディは、第一次世界大戦の犠牲者達の追悼碑だったものが、ナチスに破壊され、戦後再建され、今やルクセンブルグ国民の自由と平和のシンボルとして、見守り続けているらしいですわ。
この憲法広場からは、今は工事中のアドルフ橋が
そして、ユーロ圏等の旗がたなびく綺麗な公園が見えました。
チケット(確か9€位だったかも...)を購入し、いざバスへ...。
日本語のオーディオガイド付きでしたわ。
バスは市内を外れ、あらたなる銀行や金融会社がドンドン建設中という場所から、大きな橋を渡った時「次はフランス人建築家による音楽ホール…」の声に反応し、バスを降りました。
残念ながらこの音楽ホールの中は見れませんでしたが、白い柱と船を思わせるような美しい流線型の建物でした。
その裏の大きな広場には、1951年のパリ条約を記念して各国が植林した木々があり、
その先に、今回の目的の一つが…
このガラスの屋根で、建築家がお分かりになった方は、かなりのパリ通の方かも..。
そう、ルーブル美術館のガラスのピラミッドを建築したアメリカ系中国人のイオ・ミン・ペイの
建築がここにも..でしたわ。
期待は膨らみましたが、まずは、その前にオーストリアが作ったチュンゲン城塞、いわゆる
3つのドングリの名称がある博物館へ…。
石造りの建物の中に何気なくおかれたライトグリーンの椅子と、アーチ型の窓の向こうの緑がまるで一つの絵のように見えるベストマッチな空間でした。
そんなエントランスの先のドアをくぐると、軍事歴史博物館になっていました。
見事な刺繍がほどこされた軍隊の太鼓カバーや軍服等もあり、さらに色んなデザインの銃やサーベルが続きましたが、ここでギロチンの登場でした。
薄暗い場所で、スポットライトを浴びているギロチンの刃...。
早く立ち去りたいと思ったのに、№2は、いろんな角度からギロチンを見上げ感心したように
「スゴイ!スゴイ!」を連発しておりました。
そりゃあ、凄いでしょうよ。フランス革命時には多くの人がこれでバッサリなんだもの。
すると、私が嫌な顔をしているのに気づいた№2から、早速「お母さんは、単に残酷な道具としか理解していないでしょ?」の言葉あり。
だって、そうじゃないの?死刑の道具なんだもの。
「この発明の凄さをわかっていないでしょ?それまで半月型の斧で処刑していたのに、この
45度の角度にしたというのは、当時としては革命的な発明だったんだ。この45度が…」と
なおも力説し続けておりましたが、その凄さは十分味わったので、サッサと次の場所へ..。
外に出ると、緑の草原にポツンと白いバスの展示物が..。
何だか宮崎駿の映画に出てくるかんじでしょ?
さて、次は、いよいよ、イオ・ミン・ペイ作の美術館へGO!
周りの緑とガラスの屋根のモダンな美術館にピッタリな水飲み場で喉をうるおし
モダンな建物に相応しく入った途端、こんなキッチュな可愛い椅子が..。
そしてその先に広がる大きなホールに入ると、天からのガラスの十字架の下には、もう2度と音を出さない破壊されたピアノが…。
光に導かれて召された姿を表現しているのか、地上にあるものは、いつかその姿を失う事を表現したのか、声なきものが語るものは、それぞれの心の中で感じればいいのかも...。
色々な思いが去来し、しばらくの間、何とも言えない感情が沸き上がりました。
ガラスの天井はさらに続き、チラっと横を見ると小さな屋根がついたカフェがあり
さらに可愛い小人さん達もいて
木が植えられた癒しの場所でした。
ここでちょっと休憩という事で頼んだビオのコ―ラと紅茶。
当然ながらコーラは、№2でしたが、ビオの名に魅かれちょっと味見をさせてもらいました。
何だか凄ーく懐かしい甘さで、さらに言えば炭酸の陰りさえ、まったくない微妙なお味でした。
そして2階に移り幾つかの作品を見て、下に降りようとしたら不思議な黒い作品が…
単に溜まった水だけが黒いのかと思ったら、子供が支えるツボから黒い落水があり、白い
子供の像の顔も半分黒く汚れていました。
ウ~ン、これをどう解釈したら…。
って思っていたら、№2も同じ事を思ったらしく、早速近くにいた美術館員(可愛い女性でした)に聞いていました。
その説明によると、イギリス人の父親と中国人の母親の間に生まれたアーティストによる
作品だそうです。
墨は中国人の母を表し、白い子供像の頭上から湧き出る黒い水が、白人の父親と中国人の母親との間に生まれたアーティスト自身、そして水の落下で奏でる水音が生命の息吹を表現しているんだとか…。
さらにガラスの廊下に続く青い部屋の窓から見える緑を鑑賞し、ここをあとにしました。
美術館の外の森の細道でホップ・オン・ホップ・オフ・バスに乗り、再び旧市内に戻り、本日の
美術館巡りの仕上げは、ヴォ―ヴァン邸へ..。
個人の邸宅を市が買い取り、欧州石炭鉄鋼共同体の裁判所だった所だそうですが、現在は美術館になっています。
ここではあのギョーム広場のギョーム2世公展をやっておりました。
入った所にギョーム2世の肖像画がありましたが、これが何ともいえず凄い!
(写真禁止の為、肖像お借りしました)
最初油絵の光沢かと思いましたが、何と、マントの刺繍の中心からキラリ!と輝くものが...。
さらに、公妃のドレスが展示されていましたが、シルクのドレスに銀糸の縫いとりの中心からキラリ!と輝くものがあり、絶対ダイヤだと確信しましたわ。
時の権力の凄さを十分想像できるゴージャスさでした。
公妃がロシアの方なので、婚姻の際に持って来られた銀や金、陶器などの数々のお道具の素晴らしさに、さらに、ため息でしたわ。
これだけ素晴らしい数々の物が展示されていましたが、ガラス張りの大きなボックスの中に
あった公妃のドレス以外、絵画や調度品の数々は、ロープも無しでした。
こんなに無防備で大丈夫?って思いましたら、絵から20cm離れたところから指差しただけでピー!!!
この部屋に入る前、入り口にあった彫像が、あまりにも廊下にいたガードマンの方に似ていたので「これはもしかして貴方ですか?」なんて冗談を言った方が、厳しい顔をされてすぐ飛んできたので、焦りました。
これだけの数々の秘宝をお持ちのギョーム公ですが、あとでググったら、なんと1844年に
江戸幕府に対し開国を勧告する国書を送られ、日本に拒否されたという方だそうですわ。
朝から、数々の国に侵略され続けたルクセンブルグ市の歴史を訪ね、軍事博物館見学で
それらの戦争で流された多くの命を心に刻み、現代アートの中に目に見えるものだけでは
ない心を感じ、さらにルクセンブルグ公室の素晴らしさを感じる事のできた1日でした。
長くなりましたが、あともう少しお付き合いくださいませ。
秋と言えば、食欲の秋...そして芸術の秋でしょうか。
更新がかなり遅れてしまいましたが、本日はやたら撮ったルクセンブルグの博物館美術館の
写真で誤魔化しながらご案内を..。
とにかく、知らない街の短い旅行を効率よく過ごす為には、まずはベテランの方達がキッチリ教えて下さる観光案内所に行かねば..。
って事で、まずは、観光バス仕様のバスに揺られ、旧市街へ..。
観光案内所への通りを急いでいたら、古い街並みの細い通りを、こんなポップな色のバスがクネクネと走っておりました。
多分、中はごく普通のバスなんでしょうが、一度は乗ってみたかったなあ、ポップなバス。
16世紀に再建され今では迎賓館になっているという大公宮殿の前を通りましたが、ロンドンのバッキンガム宮殿やパリのエリゼ宮にあるような衛兵のボックスはあるのに、誰もいない。
もしかして職務怠慢?
パリは、衛兵どころか警備のポリスが常にいて、時には、エリゼ宮の前の舗道でさえ、立ち
入り禁止になる位ガードされているけれど、ここは、ユーロ圏の金融関係集合の街だという
のに、テロなどは関係ない安全な街ってことなのかしら?
そんな綺麗な建物の前には、馬に乗ったギョーム2世の像があり、そのギョーム2世広場の一角に観光案内所がありました。
ここで色々伺ったら、市内観光バスのホップ・オン・ホップ・オフ・バスがあるとの事。
いざ、そこへ?
って思ったら、朝食のpetit pain aux raisins(いわゆるプチレーズンパンですわ)が、かなり美味しく、しっかり食べてご機嫌の№2が「このギョーム広場の近くにルクセンブルグ市歴史博物館があるから、まずはそっちに行った方がいいと思う」と言いました。
“なんでよぉ~、せっかく観光バスに乗れる!って思ったのに…”と思いましたけれどね。
ま、何はともあれ、№2を朝からご機嫌にしてくれたレーズンパンに感謝しつつ、老母は従うまでです。
(入口の写真を撮り忘れましたので画像お借りしました)
結論から言いますと、老母、従って正解でした。
ルクセンブルグ語って、フランス語っぽくあり、ドイツ語っぽくにも聞こえる..っていうのも、単に私の耳が悪いせいではなく、ちゃ―んと、理由がありましたわ。
この旧市街は、自然の渓谷に守られた要塞になっていているのは、最上階からでたベランダからも分かりました。
そしてここは、№2がフランス語の資料を読んで訳してくれた事によると、ローマ帝国、フランク王国(現フランス)、ゲルマン(現ドイツ)をつなぐ要塞でもあったんだそう。
フランスとローマ帝国の両国境にあるルクセンブルグは、否応なしに30年戦争に巻き込まれ
あのヴェルサイユ宮殿の建設を命じた太陽王ルイ14世に占領されたり、ハプスブルグ家に
占領されたかと思えば、又もやナポレオンに占領されたりだったそうで、そんな要塞の進化の模型と共に、現在に至るまでの歴史物が色々展示されていて、なかなかの見ものでした。
いろんな国に侵略されてきたから、市内にはこんな風に各国の影響ありの建物が多いんで
しょうね。
さらに、第2次大戦時には、ナチスに占領されたそうで、軍事本部に飾られていたのか大きなナチスの紋章やら、制服やバッジなどもあり、ナチスに抵抗した市民はかなりの数だったそうです。
そんなナチスの侵攻の様子や、市民達の様子、そして戦後捕えられたナチス協力者達への市民の怒りの様子の実写フイルム等も放映されていました。
今や戦後69年経ち、再び何だかだんだんきな臭い状況になっていますが、それでもこうして旅行ができる平和をあらためて有り難く思いました。
さて、次は...という事で、観光バス乗り場のある憲法広場へ…
ガイドブックによれば、ここに立つゴールデンレディは、第一次世界大戦の犠牲者達の追悼碑だったものが、ナチスに破壊され、戦後再建され、今やルクセンブルグ国民の自由と平和のシンボルとして、見守り続けているらしいですわ。
この憲法広場からは、今は工事中のアドルフ橋が
そして、ユーロ圏等の旗がたなびく綺麗な公園が見えました。
チケット(確か9€位だったかも...)を購入し、いざバスへ...。
日本語のオーディオガイド付きでしたわ。
バスは市内を外れ、あらたなる銀行や金融会社がドンドン建設中という場所から、大きな橋を渡った時「次はフランス人建築家による音楽ホール…」の声に反応し、バスを降りました。
残念ながらこの音楽ホールの中は見れませんでしたが、白い柱と船を思わせるような美しい流線型の建物でした。
その裏の大きな広場には、1951年のパリ条約を記念して各国が植林した木々があり、
その先に、今回の目的の一つが…
このガラスの屋根で、建築家がお分かりになった方は、かなりのパリ通の方かも..。
そう、ルーブル美術館のガラスのピラミッドを建築したアメリカ系中国人のイオ・ミン・ペイの
建築がここにも..でしたわ。
期待は膨らみましたが、まずは、その前にオーストリアが作ったチュンゲン城塞、いわゆる
3つのドングリの名称がある博物館へ…。
石造りの建物の中に何気なくおかれたライトグリーンの椅子と、アーチ型の窓の向こうの緑がまるで一つの絵のように見えるベストマッチな空間でした。
そんなエントランスの先のドアをくぐると、軍事歴史博物館になっていました。
見事な刺繍がほどこされた軍隊の太鼓カバーや軍服等もあり、さらに色んなデザインの銃やサーベルが続きましたが、ここでギロチンの登場でした。
薄暗い場所で、スポットライトを浴びているギロチンの刃...。
早く立ち去りたいと思ったのに、№2は、いろんな角度からギロチンを見上げ感心したように
「スゴイ!スゴイ!」を連発しておりました。
そりゃあ、凄いでしょうよ。フランス革命時には多くの人がこれでバッサリなんだもの。
すると、私が嫌な顔をしているのに気づいた№2から、早速「お母さんは、単に残酷な道具としか理解していないでしょ?」の言葉あり。
だって、そうじゃないの?死刑の道具なんだもの。
「この発明の凄さをわかっていないでしょ?それまで半月型の斧で処刑していたのに、この
45度の角度にしたというのは、当時としては革命的な発明だったんだ。この45度が…」と
なおも力説し続けておりましたが、その凄さは十分味わったので、サッサと次の場所へ..。
外に出ると、緑の草原にポツンと白いバスの展示物が..。
何だか宮崎駿の映画に出てくるかんじでしょ?
さて、次は、いよいよ、イオ・ミン・ペイ作の美術館へGO!
周りの緑とガラスの屋根のモダンな美術館にピッタリな水飲み場で喉をうるおし
モダンな建物に相応しく入った途端、こんなキッチュな可愛い椅子が..。
そしてその先に広がる大きなホールに入ると、天からのガラスの十字架の下には、もう2度と音を出さない破壊されたピアノが…。
光に導かれて召された姿を表現しているのか、地上にあるものは、いつかその姿を失う事を表現したのか、声なきものが語るものは、それぞれの心の中で感じればいいのかも...。
色々な思いが去来し、しばらくの間、何とも言えない感情が沸き上がりました。
ガラスの天井はさらに続き、チラっと横を見ると小さな屋根がついたカフェがあり
さらに可愛い小人さん達もいて
木が植えられた癒しの場所でした。
ここでちょっと休憩という事で頼んだビオのコ―ラと紅茶。
当然ながらコーラは、№2でしたが、ビオの名に魅かれちょっと味見をさせてもらいました。
何だか凄ーく懐かしい甘さで、さらに言えば炭酸の陰りさえ、まったくない微妙なお味でした。
そして2階に移り幾つかの作品を見て、下に降りようとしたら不思議な黒い作品が…
単に溜まった水だけが黒いのかと思ったら、子供が支えるツボから黒い落水があり、白い
子供の像の顔も半分黒く汚れていました。
ウ~ン、これをどう解釈したら…。
って思っていたら、№2も同じ事を思ったらしく、早速近くにいた美術館員(可愛い女性でした)に聞いていました。
その説明によると、イギリス人の父親と中国人の母親の間に生まれたアーティストによる
作品だそうです。
墨は中国人の母を表し、白い子供像の頭上から湧き出る黒い水が、白人の父親と中国人の母親との間に生まれたアーティスト自身、そして水の落下で奏でる水音が生命の息吹を表現しているんだとか…。
さらにガラスの廊下に続く青い部屋の窓から見える緑を鑑賞し、ここをあとにしました。
美術館の外の森の細道でホップ・オン・ホップ・オフ・バスに乗り、再び旧市内に戻り、本日の
美術館巡りの仕上げは、ヴォ―ヴァン邸へ..。
個人の邸宅を市が買い取り、欧州石炭鉄鋼共同体の裁判所だった所だそうですが、現在は美術館になっています。
ここではあのギョーム広場のギョーム2世公展をやっておりました。
入った所にギョーム2世の肖像画がありましたが、これが何ともいえず凄い!
(写真禁止の為、肖像お借りしました)
最初油絵の光沢かと思いましたが、何と、マントの刺繍の中心からキラリ!と輝くものが...。
さらに、公妃のドレスが展示されていましたが、シルクのドレスに銀糸の縫いとりの中心からキラリ!と輝くものがあり、絶対ダイヤだと確信しましたわ。
時の権力の凄さを十分想像できるゴージャスさでした。
公妃がロシアの方なので、婚姻の際に持って来られた銀や金、陶器などの数々のお道具の素晴らしさに、さらに、ため息でしたわ。
これだけ素晴らしい数々の物が展示されていましたが、ガラス張りの大きなボックスの中に
あった公妃のドレス以外、絵画や調度品の数々は、ロープも無しでした。
こんなに無防備で大丈夫?って思いましたら、絵から20cm離れたところから指差しただけでピー!!!
この部屋に入る前、入り口にあった彫像が、あまりにも廊下にいたガードマンの方に似ていたので「これはもしかして貴方ですか?」なんて冗談を言った方が、厳しい顔をされてすぐ飛んできたので、焦りました。
これだけの数々の秘宝をお持ちのギョーム公ですが、あとでググったら、なんと1844年に
江戸幕府に対し開国を勧告する国書を送られ、日本に拒否されたという方だそうですわ。
朝から、数々の国に侵略され続けたルクセンブルグ市の歴史を訪ね、軍事博物館見学で
それらの戦争で流された多くの命を心に刻み、現代アートの中に目に見えるものだけでは
ない心を感じ、さらにルクセンブルグ公室の素晴らしさを感じる事のできた1日でした。
長くなりましたが、あともう少しお付き合いくださいませ。
by kanafr
| 2014-09-11 09:20
| 旅に出る
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Comments(20)
Commented
by
whitelacenonyo at 2014-09-11 23:22
ルクセンブルグという国に是非行ってみたくなる・・・
kanaさんの旅行記で、続編楽しみですよぉ〜〜
ギョーム2世のマントや公妃のダイヤつきドレス、建物の素敵さに興味はわきましたが、
No2くんのギロチンの発明と説明に、さすが、目の付けどころが
ここでも男女の根本が平行線という確信をしたwhiteです。
建築デザインに最近興味を持っている私は尚ルクセンブルグへ行きたくなりました。夢、夢ですが、、、
kanaさんの旅行記で、続編楽しみですよぉ〜〜
ギョーム2世のマントや公妃のダイヤつきドレス、建物の素敵さに興味はわきましたが、
No2くんのギロチンの発明と説明に、さすが、目の付けどころが
ここでも男女の根本が平行線という確信をしたwhiteです。
建築デザインに最近興味を持っている私は尚ルクセンブルグへ行きたくなりました。夢、夢ですが、、、
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by
kanafr at 2014-09-12 07:02
whitelacenonyoさん 今晩は
>是非行ってみたくなる・・・
こんなに更新が遅い拙記事にそんな励ましのお言葉をいただき有難うございます。頑張らなきゃ!
この絵に描かれたギョーム2世のマントも凄かったですが、公妃のドレスは実際に飾られていたので、その素敵さには圧倒されました。
写真禁止なのでそのドレスをお見せできないのが、残念ですわ。
馬に乗って甲冑をつけた闘う兵士達の銀の置き物は、もうどうやって作ったんだろうと、ロウ付けの継ぎ目を探しましたが、分かりませんでした。
当時の公室の財力は本当に凄いものだったんだと感心しました。
美術館素敵な建物でしょう?パリから近いからお勧めですよぉ。是非!
>是非行ってみたくなる・・・
こんなに更新が遅い拙記事にそんな励ましのお言葉をいただき有難うございます。頑張らなきゃ!
この絵に描かれたギョーム2世のマントも凄かったですが、公妃のドレスは実際に飾られていたので、その素敵さには圧倒されました。
写真禁止なのでそのドレスをお見せできないのが、残念ですわ。
馬に乗って甲冑をつけた闘う兵士達の銀の置き物は、もうどうやって作ったんだろうと、ロウ付けの継ぎ目を探しましたが、分かりませんでした。
当時の公室の財力は本当に凄いものだったんだと感心しました。
美術館素敵な建物でしょう?パリから近いからお勧めですよぉ。是非!
Commented
by
kimanba at 2014-09-12 10:51
kanafrさんとwhitelacenonyoさんとのコメントやり取りに注目して
>こんなに更新が遅い拙記事
kanafrさんの記事は一回の内容が濃いんですよ。原液ドン!内容てんこ盛り。
私ならば今回の分だけで1ヶ月は書き続ける。。
↓の分もホテルで3回街中で2回は書くな~私なら。
実際私も旅から帰って1ヶ月以上なのにまだ書いてる。まだまだ書くつもりです。ふふ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・by アメリカンブログ
そして私も実は息子さん同様ギロチンに注目しました。
真っ直ぐに降りて来るとばかり思っていましたが45°の角度があったのですか?
知りませんでした。どんなのだろ?と。。怖いもの見たさです。
要塞はじめ歴史が美しく残っている都市であり
超近代的な未来の建物もあるルクセンブルグ
ゴールデンレディ__この圧倒的な高さに感動しました。
ルクセンブルグ国民の自由と平和のシンボルとして見守り続けているこの高さ♪
>こんなに更新が遅い拙記事
kanafrさんの記事は一回の内容が濃いんですよ。原液ドン!内容てんこ盛り。
私ならば今回の分だけで1ヶ月は書き続ける。。
↓の分もホテルで3回街中で2回は書くな~私なら。
実際私も旅から帰って1ヶ月以上なのにまだ書いてる。まだまだ書くつもりです。ふふ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・by アメリカンブログ
そして私も実は息子さん同様ギロチンに注目しました。
真っ直ぐに降りて来るとばかり思っていましたが45°の角度があったのですか?
知りませんでした。どんなのだろ?と。。怖いもの見たさです。
要塞はじめ歴史が美しく残っている都市であり
超近代的な未来の建物もあるルクセンブルグ
ゴールデンレディ__この圧倒的な高さに感動しました。
ルクセンブルグ国民の自由と平和のシンボルとして見守り続けているこの高さ♪
Commented
by
kinnnikumans at 2014-09-12 14:31
kanafrさんこんにちは。
息子さんとの旅行、、、素敵ですね。
先ほどkimanba先生の所でも感じたのですが
子どもが親にこうだよとか、教えてあげられるような
姿がとても印象的で、
私ってまだまだ人に聞くばっかりだなぁと
自分の年齢を考えて反省してしまいました。
その土地、その国に歴史があって、
それが今も残っている事にじーんとします。
平和のシンボルがとても高くて、
いつも見守られている感じがしますね。
ポップな柄のバスも、椅子も、水色の壁も
すごくお洒落だなぁと楽しい気持ちになりました。
壊れたピアノのお写真が印象的でした。
悲しいけど、でも美しいですね。。。
kanafrさんの解説を読んで あぁなるほど・・・
と納得していました。
息子さんとの旅行、、、素敵ですね。
先ほどkimanba先生の所でも感じたのですが
子どもが親にこうだよとか、教えてあげられるような
姿がとても印象的で、
私ってまだまだ人に聞くばっかりだなぁと
自分の年齢を考えて反省してしまいました。
その土地、その国に歴史があって、
それが今も残っている事にじーんとします。
平和のシンボルがとても高くて、
いつも見守られている感じがしますね。
ポップな柄のバスも、椅子も、水色の壁も
すごくお洒落だなぁと楽しい気持ちになりました。
壊れたピアノのお写真が印象的でした。
悲しいけど、でも美しいですね。。。
kanafrさんの解説を読んで あぁなるほど・・・
と納得していました。
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by
kinnnikumans at 2014-09-12 14:32
kanafrさんガードマンの方に
これ貴方ですか?っておもしろすぎます((笑))
その方が飛んでこられたなんて((笑))
前後してしまいましたが、
過去の時期もさかのぼって
これから読ませて頂きます。
楽しみです。
kanafrさんお体に気をつけて・・・^^
これ貴方ですか?っておもしろすぎます((笑))
その方が飛んでこられたなんて((笑))
前後してしまいましたが、
過去の時期もさかのぼって
これから読ませて頂きます。
楽しみです。
kanafrさんお体に気をつけて・・・^^
Commented
by
hisako-baaba at 2014-09-12 23:31
数々の画像でルクセンブルグの魅力を見せていただき、一緒に旅した気分になっております。
実際行ってみたくなりますね、あそこもここも。
ヨーロッパは、国境を越えて地続きで行かれるところが多くて、島国の住民は興味津々です。
まだ先がよういされているようで、楽しみですが、お忙しいお仕事の合間、ご無理のありませんように。
実際行ってみたくなりますね、あそこもここも。
ヨーロッパは、国境を越えて地続きで行かれるところが多くて、島国の住民は興味津々です。
まだ先がよういされているようで、楽しみですが、お忙しいお仕事の合間、ご無理のありませんように。
Commented
by
pikeflower at 2014-09-13 10:56
kanafrさんの日記は、いつも読み応えのあるおもしろいお話なので、時間の余裕のあるときに楽しませていただいています、
ごぶさたしています、お元気そうでなによりです。
ルクセンブルグなど、あまり知識がないもんですから、すてきな写真とともに、とてもたのしませていただきました。
息子さんと旅行だなんて、お幸せですね。
ごぶさたしています、お元気そうでなによりです。
ルクセンブルグなど、あまり知識がないもんですから、すてきな写真とともに、とてもたのしませていただきました。
息子さんと旅行だなんて、お幸せですね。
Commented
by
kanafr at 2014-09-14 07:34
kimanbaさん 今晩は
>ホテルで3回街中で2回は書くな~私なら
フフフ、本当は私もそうしたかった!
でも、毎日更新するならそれもありかもなんですが、とにかく遅いので、書く時はあれもこれもと書かないと、だんだん記憶が....です(苦笑)
でも、このkimanbaさんのお言葉に100万の味方を得たような気持ちになって、ゆっくりでいいかなあ~と....。有難うございます。
やっぱりギロチンの刃の角度にご注目でしたね。№2は「物理的に言うと
...」とうんだらかんだら説明していましたが、私聞いていませんでした。ハハハ。だって怖かったんですよね。怨念がありそうで...。
>ホテルで3回街中で2回は書くな~私なら
フフフ、本当は私もそうしたかった!
でも、毎日更新するならそれもありかもなんですが、とにかく遅いので、書く時はあれもこれもと書かないと、だんだん記憶が....です(苦笑)
でも、このkimanbaさんのお言葉に100万の味方を得たような気持ちになって、ゆっくりでいいかなあ~と....。有難うございます。
やっぱりギロチンの刃の角度にご注目でしたね。№2は「物理的に言うと
...」とうんだらかんだら説明していましたが、私聞いていませんでした。ハハハ。だって怖かったんですよね。怨念がありそうで...。
Commented
by
kimanba at 2014-09-14 08:05
だんだん記憶が、、だったのですね。クスクス
ならばお任せください!(手抜きは得意です)
今回みたいに一気に書いてこれを5分割するのですよ。そして小出し。
kanafrさんの内容ならばこれでちょうどいいです。読者も楽しみ多くてニコニコ
『カルピス5倍希釈の原理』です(甘甘星人の夫は3倍希釈どうかすると2倍。。ゲッ)
そうそう!私_この小人さんの椅子にも注目していたのですよ。
「わお痛々しくて重い私の体重は乗せられない。。」こう思う方多いのでは
ほら、、内容濃すぎるからあんなこんなのコメントも書き忘れる?~笑
ならばお任せください!(手抜きは得意です)
今回みたいに一気に書いてこれを5分割するのですよ。そして小出し。
kanafrさんの内容ならばこれでちょうどいいです。読者も楽しみ多くてニコニコ
『カルピス5倍希釈の原理』です(甘甘星人の夫は3倍希釈どうかすると2倍。。ゲッ)
そうそう!私_この小人さんの椅子にも注目していたのですよ。
「わお痛々しくて重い私の体重は乗せられない。。」こう思う方多いのでは
ほら、、内容濃すぎるからあんなこんなのコメントも書き忘れる?~笑
Commented
by
kanafr at 2014-09-14 08:06
kinnnikumansさん 今晩は
私、実は日本史は好きだったんですが、世界史は苦手でした。
そのそも名前にしても、国名、地名も海の向こうの事を習うっていうのはピンとこないんですよ。
でも№2は、フランスで教育を受けていますでしょ?だから私が昔習った世界史の豆知識以上の歴史の知識は詳しい訳です。そういう意味では今回よきガイドになってくれました。
この平和のシンボルの事kimanbaさんも感動してくださったけれど、kinnnikumansさんもそう思われたんですね。素敵なシンボルですよね。
この現代美術館は、お勧めですよ。こんなにゆっくりいたのは、久しぶりでした。
私、実は日本史は好きだったんですが、世界史は苦手でした。
そのそも名前にしても、国名、地名も海の向こうの事を習うっていうのはピンとこないんですよ。
でも№2は、フランスで教育を受けていますでしょ?だから私が昔習った世界史の豆知識以上の歴史の知識は詳しい訳です。そういう意味では今回よきガイドになってくれました。
この平和のシンボルの事kimanbaさんも感動してくださったけれど、kinnnikumansさんもそう思われたんですね。素敵なシンボルですよね。
この現代美術館は、お勧めですよ。こんなにゆっくりいたのは、久しぶりでした。
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kanafr at 2014-09-14 08:18
kinnnikumansさん 2度目の今晩は
このガードマンの方、本当に彫像の方とお顔そっくりだったんですよ。
№2に「似てるって思わない?」って言ったら、№2も賛成してくれましたもの。
絵に触った訳じゃないのに、たった20cm位で凄い高音のピーだったんです。同じ様な事をしたのは私だけじゃなく、あっちでこっちでピー音が鳴ていました。
普通のス―ツを着ていらしたんですが、多分普段から鍛えていらっしゃるんでしょうね。お顔が素敵っていうより、長い脚のスーツ姿がピッタリ決まってまるで007のボンドみたいでした。
いつもご心配いただき有難うございます。
このガードマンの方、本当に彫像の方とお顔そっくりだったんですよ。
№2に「似てるって思わない?」って言ったら、№2も賛成してくれましたもの。
絵に触った訳じゃないのに、たった20cm位で凄い高音のピーだったんです。同じ様な事をしたのは私だけじゃなく、あっちでこっちでピー音が鳴ていました。
普通のス―ツを着ていらしたんですが、多分普段から鍛えていらっしゃるんでしょうね。お顔が素敵っていうより、長い脚のスーツ姿がピッタリ決まってまるで007のボンドみたいでした。
いつもご心配いただき有難うございます。
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kanafr at 2014-09-14 08:28
hisakoさん 今晩は
写真だけは、やたら撮りまくりましたので、これで何とか旅行の出来事を思い出す事ができています。
そうしないと、あまりにも遅い更新なので書けなくなりそうです。
こんな写真だらけの記事ですが、楽しんでいただいてよかったです。
ヨーロッパな地続きですものね。
色んな国がこの国を支配していた事を思わせるのは、言語もそうですが建物も色んなスタイルがあって、それが一つになってルクセンブルグなんだなあと感心しました。
写真だけは、やたら撮りまくりましたので、これで何とか旅行の出来事を思い出す事ができています。
そうしないと、あまりにも遅い更新なので書けなくなりそうです。
こんな写真だらけの記事ですが、楽しんでいただいてよかったです。
ヨーロッパな地続きですものね。
色んな国がこの国を支配していた事を思わせるのは、言語もそうですが建物も色んなスタイルがあって、それが一つになってルクセンブルグなんだなあと感心しました。
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kanafr at 2014-09-14 08:36
pikeflowerさん 今晩は
こちらこそご無沙汰致しております。
ヴァカンス前もバタバタと忙しく、たった3泊4日の旅の後は、又仕事でバタバタしていて、皆さんの所にもなかなかお伺い出来ずにいます。スミマセン。
№2がお友達のお父様の手術がなければ、ニ―ス旅行中だったので、そうなるとオットは1人旅はOKを出さないので、多分ブーブー言いながら家で過ごして終わるという事になったでしょうね。
たった3泊4日でしたが、美術館巡りといい、本当にいい旅行ができたと思っています。
こちらこそご無沙汰致しております。
ヴァカンス前もバタバタと忙しく、たった3泊4日の旅の後は、又仕事でバタバタしていて、皆さんの所にもなかなかお伺い出来ずにいます。スミマセン。
№2がお友達のお父様の手術がなければ、ニ―ス旅行中だったので、そうなるとオットは1人旅はOKを出さないので、多分ブーブー言いながら家で過ごして終わるという事になったでしょうね。
たった3泊4日でしたが、美術館巡りといい、本当にいい旅行ができたと思っています。
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kanafr at 2014-09-14 08:47
kimanbaさん 2度目の今晩は
ワァ~!さっきコメレスを書いたばかりなのに、素早く反応してコメをくださってビックリするやら、嬉しいやら..です。ニコニコ
そうか、そうか、5分割にするんですね。
でも、そうなるとプチヴァカンスがロングヴァカンスもどきで、タイトル代えなきゃですね。
小人の椅子は、ここに来るお子さん達の為にあるんだと思います。...って思ったのは、この写真を撮った後、とても可愛い女の子とお母様がここに座って、お母様が天井の光を指差しながら色んな説明をしていました。こんな風に小さいうち(多分小1位かなあ)から、お母様と一緒に美術館に来てお母様が説明されている事を、熱心に聞いているって素敵だなあって思いました。
ワァ~!さっきコメレスを書いたばかりなのに、素早く反応してコメをくださってビックリするやら、嬉しいやら..です。ニコニコ
そうか、そうか、5分割にするんですね。
でも、そうなるとプチヴァカンスがロングヴァカンスもどきで、タイトル代えなきゃですね。
小人の椅子は、ここに来るお子さん達の為にあるんだと思います。...って思ったのは、この写真を撮った後、とても可愛い女の子とお母様がここに座って、お母様が天井の光を指差しながら色んな説明をしていました。こんな風に小さいうち(多分小1位かなあ)から、お母様と一緒に美術館に来てお母様が説明されている事を、熱心に聞いているって素敵だなあって思いました。
やっぱり「きゃーーーーーっ」です!
ギロチンのおフランス語解説を息子にしてもらえる
母親って・・・世界広しといえども、わたしの知る限り
Kanarfrさんただおひとりだけです!
なんでもギロチンって「苦痛最少にして成功率最大の」
首切り落とし装置として考案されたものだそうですね!
斬首は日本の切腹のように名誉ある死だったそうですね。
庶民の死は絞首刑、とか。
マリー・アントワネットが斬首刑を受ける時の最期の言葉は
「気をつけてください。わたしの首は細いのです」。
例の「パンがなくてお腹が空いて群衆が騒ぐ?なぜパンが
ないならお菓子をたべないのかしら」と同様 後から作られ
た伝説のようですけれど。
No.2くんがすらすら説明してくれる、しかも内容がギロチン
というところが 今回記事の一番のツボでした!
薄緑色の革?の椅子が2番目に好きな写真でした!
ギロチンのおフランス語解説を息子にしてもらえる
母親って・・・世界広しといえども、わたしの知る限り
Kanarfrさんただおひとりだけです!
なんでもギロチンって「苦痛最少にして成功率最大の」
首切り落とし装置として考案されたものだそうですね!
斬首は日本の切腹のように名誉ある死だったそうですね。
庶民の死は絞首刑、とか。
マリー・アントワネットが斬首刑を受ける時の最期の言葉は
「気をつけてください。わたしの首は細いのです」。
例の「パンがなくてお腹が空いて群衆が騒ぐ?なぜパンが
ないならお菓子をたべないのかしら」と同様 後から作られ
た伝説のようですけれど。
No.2くんがすらすら説明してくれる、しかも内容がギロチン
というところが 今回記事の一番のツボでした!
薄緑色の革?の椅子が2番目に好きな写真でした!
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uransuzu at 2014-09-16 14:39
ヨーロッパのアンティークな刺繍には以前から興味があります。
(こちらの古い手袋にも、共通するものがあって)
やはり、寒くて長い冬には、女性は暖炉のある家庭でチクチクしていたのでしょうか。
kanaさんの文章からだけでも、素晴らしかったのがわかります。
でも、いつか本物を見てみたいわ。
ギロチン、工学的にみれば、その違いやら進歩やらに興味がわきそうだけど・・・こちらは、実物はやはり怖い。想像しちゃいます。
(こちらの古い手袋にも、共通するものがあって)
やはり、寒くて長い冬には、女性は暖炉のある家庭でチクチクしていたのでしょうか。
kanaさんの文章からだけでも、素晴らしかったのがわかります。
でも、いつか本物を見てみたいわ。
ギロチン、工学的にみれば、その違いやら進歩やらに興味がわきそうだけど・・・こちらは、実物はやはり怖い。想像しちゃいます。
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kanafr at 2014-09-18 06:51
すっとこさん 今晩は
まさかのギロチンとのご対面でした。
この博物館、元お城の中に作られていてかなり薄暗いんですよ。写真禁止でしたけど、もし禁止じゃなくても頭上で鈍く光るギロチンの刃は撮りたくないって思いました。
№2は、とにかくその角度に到達した凄さにやたら感動していましたけどね。ここはトイレが石の洞窟を掘ったような場所にあって、電気はあるんですけど、怖かったです。
薄緑の椅子はメタルの椅子でした。でも外の緑とアーチ型の窓からさす光とマッチしてそれに魅かれてパチリとしました。
まさかのギロチンとのご対面でした。
この博物館、元お城の中に作られていてかなり薄暗いんですよ。写真禁止でしたけど、もし禁止じゃなくても頭上で鈍く光るギロチンの刃は撮りたくないって思いました。
№2は、とにかくその角度に到達した凄さにやたら感動していましたけどね。ここはトイレが石の洞窟を掘ったような場所にあって、電気はあるんですけど、怖かったです。
薄緑の椅子はメタルの椅子でした。でも外の緑とアーチ型の窓からさす光とマッチしてそれに魅かれてパチリとしました。
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kanafr at 2014-09-18 07:00
uransuzuさん 今晩は
いつもこういう歴史ある所には、てぶくろありですから、気をつけてみたんですけれど、最初の市の歴史博物館にあったんですが、写真禁止の所が多くて撮れませんでした。ごめんなさいね。
最後の公室展でも写真禁止でしたが、感動した位本当に素敵なウエディングドレスだったのに長袖だからなのか、手袋なしだったんですよ。
街のブティックにも、なぜかてぶくろ専門店を発見できず、不思議でした。
という事は、これから取引チャンスの可能性大かも..ですよぉ。
いつもこういう歴史ある所には、てぶくろありですから、気をつけてみたんですけれど、最初の市の歴史博物館にあったんですが、写真禁止の所が多くて撮れませんでした。ごめんなさいね。
最後の公室展でも写真禁止でしたが、感動した位本当に素敵なウエディングドレスだったのに長袖だからなのか、手袋なしだったんですよ。
街のブティックにも、なぜかてぶくろ専門店を発見できず、不思議でした。
という事は、これから取引チャンスの可能性大かも..ですよぉ。
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shinn-lily at 2014-09-18 11:41
ルクセンブルグという言葉は父がかの地を訪れた50年以上前に初めて聞きいたのですが、今回のkanafrさんの旅ブログでやっとこの国を知りました。
ひとつひとつの写真が魅力的でご一緒に旅した気分でした。
(少々時間がなくて、一気に拝見いたしました)
そして、により人の心を丸くしてくれそうなおっとりとした清潔感のある国という感じから、いつか絶対に行ってみたい国になりました。
kanafrさんのこの度がなかったら、そんな夢も浮かびませんでした。
ひとつひとつの写真が魅力的でご一緒に旅した気分でした。
(少々時間がなくて、一気に拝見いたしました)
そして、により人の心を丸くしてくれそうなおっとりとした清潔感のある国という感じから、いつか絶対に行ってみたい国になりました。
kanafrさんのこの度がなかったら、そんな夢も浮かびませんでした。
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kanafr at 2014-09-19 01:48
shinn-lilyさん 今晩は
まあ、お父様が...なんですね。
私もルクセンブルグは、名前は知っていても、印象が弱くヴァカンスだ!行こうっていう国ではなかったんですよ。
でもパリより綺麗、清潔、安全な穏やかな街でしたよぉ。
是非お勧めです。
ただルクセンブルグ市以外は、そんなに道路は綺麗じゃないっていうのが、ルクセンブルグで入ったお店の方のお話でしたけれどね。
でもパリよりは、絶対清潔だろうと信じていますわ(苦笑)
まあ、お父様が...なんですね。
私もルクセンブルグは、名前は知っていても、印象が弱くヴァカンスだ!行こうっていう国ではなかったんですよ。
でもパリより綺麗、清潔、安全な穏やかな街でしたよぉ。
是非お勧めです。
ただルクセンブルグ市以外は、そんなに道路は綺麗じゃないっていうのが、ルクセンブルグで入ったお店の方のお話でしたけれどね。
でもパリよりは、絶対清潔だろうと信じていますわ(苦笑)