2014年 10月 16日
久しぶりの家族旅行...(2)
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ヴァカンス前に抱いた“今度こそ、問題なく….”の儚い夢は、やはり泡と消えるものだったと
知ったヴァカンス明けでした。
そんな訳で、ちょっとバタバタした日々が続いておりましたが、ようやく一段落。
あの日を思い出しながら、プラハ旅行の続きを....の筈なんですけどね。
初めは、歴史ある素敵な場所を紹介しつつ「綺麗でした!」の感想を書き
色んな所で聴けた路上コンサートや、
パリのマルシェでは見た事のないこんな金物細工のお仕事や
訪れた場所の写真をアップしつつ「楽しかった!」と書き
さらに旅で食べた物をアップしては「美味しかった!」という旅の思い出を書くつもりでした。
でも….
書こうとするたびに、心に重くのしかかるものが、邪魔をしていました。
やっぱり、一番感じた事を無視しては、先に進めない気がしました。
それなら、いっその事、それを先に書いた方が、いいのかもしれない...と思いました。
ですから、ちょっと横道にそれますが、お許しくださいね。
実は、ルクセンブルグに行く前、そしてルクセンブルグで、さらにプラハで…と、ある偶然が
重なっていました。
その偶然とは、あるTV映画でした。
オットが帰宅する前に、ただ単にリモコンを動かしていたら、すでに始まっていた...という
映画でした。
初めに目に入ったのは、戦下のシーンであり、主人公らしき若者が、志願して他の者より抜き出た働きをするものの、結局、自国は敗戦を迎えてしまう....そんな場面でした。
帰宅したオットがどうしても見たい番組があるという事で、たった15分位しか見れなかった為話の筋書きも十分に掴めず“もしかして、この俳優は、あの人?”で終わってしまいました。
気になりつつも、なんの映画か分からずにいましたが、その後、ルクセンブルグで、昼間歩き疲れた足のマッサージをしながら、何気なくつけたTVで見た時は、“フル・モンティ”はじめ
色んな映画で活躍しているロバート・カーライルだと分かり、何の映画かも分かりました。
話はいつの間にか進んで、アドルフと呼ばれる彼は、聴衆の前で演説を始めていました。
(画像お借りしました)
最初は、オドオドとしていたその演説に、聞く耳さえ持たない聴衆達でしたが、徐々に力が
入り口角に泡を飛ばして語りかけるその熱い演説に、少しづつ魅入られていく聴衆達。
昼間、行ったルクセンブルグ市民歴史博物館で展示されていた親衛隊の黒い制服や帽子、そして実写フイルムで紹介されていたルクセンブルグに侵攻してくる様子や、戦後、ナチス
協力者達に対し、抑圧されてきたそれまでの怒りを、暴力によってぶつける市民の様子が
ダブりました。
ヒットラーの極端に思えるユダヤ人排斥論を受け入れたのは、当時、第一次大戦で負けた
ドイツに要求された莫大な戦争賠償金によるハイパーインフレのせいで苦しむドイツ国民達の窮状が背景にあった事は知っていました。
指を振り立て、力強く演説するロバート・カーライルの演技は、多分ヒットラーがこんな風に
演説をしたんだろうと思えるような迫力に満ちていました。
そして、ルクセンブルグでは、たった1時間位しか見られませんでしたが、その映画の続きは硬い石畳と坂道を歩いたせいで疲れて眠るオットの高いびきで寝れられずに、仕方なくつけたプラハのホテルで、さらに再び見る事ができました。
幾つかのシーンは飛んでいるようでしたが、今度は、元上司だったらしい親衛隊長レームの力を借り、次々と権力を得て行くシーンからでした。
ヒットラーの演説を聞いて、真の姿を暴こうとした新聞記者もゲシュタポにつかまり収容所に
送られてしまいました。
(画像お借りしました)
そして、彼のカリスマ的な力に興味を持ち、彼に援助する事で自分のビジネスに利用しようと
した実業家の夫は、次々と邪魔者を力で排除していくその姿に次第に恐怖を覚え、ドイツを
去っていきますが、最初あれほど毛嫌いしていた妻の方は残り、ラストシーンでは、大勢の
群衆と共に右手を高く揚げてヒトラーを礼賛する...ところで終わりました。
全て見た訳じゃないので、話の内容も推測でしかありませんでしたが、ロバート・カーライルの演技の凄さもあり、かなり心にズシンと来る映画でした。
同じヨーロッパだものね、あの時代にドイツの影響がない国は、なかった筈。
多分、このプラハもそうだったんだろうと思いました。
そして、訪れたプラハ城の黄金小路のある家で見た元看護婦さんの部屋。
小さな部屋に色んなものを残し、彼女はゲシュタポに捕らわれ帰らぬ人となりました。
そして、同じ黄金小路の棟続きに一時的に住んだらしい「変身」を書いたユダヤ人のフランツカフカは、ナチス侵攻の前に病死しましたが、勢いを増しつつあったナチスの台頭があれほどの悲劇をもたらすものとは分からなくても、何か不穏なものは感じていたでしょう。
そしてプラハ城に入ったナチスによって「国民の愛国心を刺激する絵」という理由で捕えられ、何日も続いた厳しい尋問のせいで体調を壊し78歳の生涯を終える事になったアルフォンス・ミュシャ。
そんなプラハで見たものが、夢の中で毎晩繰り返され、仕事の忙しさのせいかもしれないと
思いつつ、なかなかグッスリ眠る事ができませんでした。
そんな時に、見た1966年仏米共同制作で作られ実写もかなりあるこの映画。
そこには、世界中を巻き込み、あれほど色々な悲劇が繰り返された戦争がやっと終わり、
平和になった喜びに輝く人々の顔がありました。
それは、きっとどこの国でも、同じだった筈。
それなのに、戦後69年を過ぎ、戦争終結時には「2度と戦争の悲劇は嫌だ!」と思ったに
違いない祖父母や親を持ち、年齢によっては若い頃にそんな経験もした人達や、まったく
戦争経験のない人達が、経済の行き詰まりを、どこかの国のせいにして「自国民を守る為、
そして、その国民の幸せの為には戦争も辞さない」と豪語し、又、それによって、失うものの大きさを見ようともせず、いかにも、それがまともな意見のような風潮が、少しづつ芽生えて
きているのは、一体どうしてなんでしょう。
そんな事を考えていたら、ふと、こんな事も思い出しました。
№2が中学生の頃「人はなぜ歴史を学ぶのか」というレポート提出の宿題を出された事がありました。
“フランスって、中学生1年(日本の学年では小学6年生)で、こんな宿題が出るの!?”と
ビックリしましたが、当然ながら、№2にとっても難解な宿題だったのでしょう。
親子で悩んだ挙句、こういう時の掛け込み寺だった同じアパルトマンに住むムッシュPの家に行き、ムッシュPはじめ優秀な息子さんのM君から、こういう宿題の場合のヒントや書き方の
コツ等のアドヴァイスをいただき、何とかレポートにまとめることができました。
後日会ったマダムPの話では、そのレポートをまとめるのは№2なので、まずは..という事で№2の考えを聞いたら「人間は、色々な出来事を忘れてしまう生き物だから」と言ったそうで、それを聞いたムッシュPが「核心をついている」と、その答えに共感してくださったそうです。
そして、それだけじゃ、たった1行で終わりそうな№2の意見を、A5用紙で5枚以上で、10枚
以下のものと言われたレポートにまとめる為に色んなヒントを与えて、結果、7枚のレポートの
形になるようにしてくださったんだそう。
新しい事は、何か未来があるような気がして、人はつい魅かれるものですが、歴史を単なる過去の出来事だけにとどめず、人々が作ったその歴史を振り返る事によって、気づき、学ぶ
べき事がある...そんな事を、あらためて感じさせてくれたプラハでした。
まだまだ続きます。
知ったヴァカンス明けでした。
そんな訳で、ちょっとバタバタした日々が続いておりましたが、ようやく一段落。
あの日を思い出しながら、プラハ旅行の続きを....の筈なんですけどね。
初めは、歴史ある素敵な場所を紹介しつつ「綺麗でした!」の感想を書き
色んな所で聴けた路上コンサートや、
パリのマルシェでは見た事のないこんな金物細工のお仕事や
訪れた場所の写真をアップしつつ「楽しかった!」と書き
さらに旅で食べた物をアップしては「美味しかった!」という旅の思い出を書くつもりでした。
でも….
書こうとするたびに、心に重くのしかかるものが、邪魔をしていました。
やっぱり、一番感じた事を無視しては、先に進めない気がしました。
それなら、いっその事、それを先に書いた方が、いいのかもしれない...と思いました。
ですから、ちょっと横道にそれますが、お許しくださいね。
実は、ルクセンブルグに行く前、そしてルクセンブルグで、さらにプラハで…と、ある偶然が
重なっていました。
その偶然とは、あるTV映画でした。
オットが帰宅する前に、ただ単にリモコンを動かしていたら、すでに始まっていた...という
映画でした。
初めに目に入ったのは、戦下のシーンであり、主人公らしき若者が、志願して他の者より抜き出た働きをするものの、結局、自国は敗戦を迎えてしまう....そんな場面でした。
帰宅したオットがどうしても見たい番組があるという事で、たった15分位しか見れなかった為話の筋書きも十分に掴めず“もしかして、この俳優は、あの人?”で終わってしまいました。
気になりつつも、なんの映画か分からずにいましたが、その後、ルクセンブルグで、昼間歩き疲れた足のマッサージをしながら、何気なくつけたTVで見た時は、“フル・モンティ”はじめ
色んな映画で活躍しているロバート・カーライルだと分かり、何の映画かも分かりました。
話はいつの間にか進んで、アドルフと呼ばれる彼は、聴衆の前で演説を始めていました。
(画像お借りしました)
最初は、オドオドとしていたその演説に、聞く耳さえ持たない聴衆達でしたが、徐々に力が
入り口角に泡を飛ばして語りかけるその熱い演説に、少しづつ魅入られていく聴衆達。
昼間、行ったルクセンブルグ市民歴史博物館で展示されていた親衛隊の黒い制服や帽子、そして実写フイルムで紹介されていたルクセンブルグに侵攻してくる様子や、戦後、ナチス
協力者達に対し、抑圧されてきたそれまでの怒りを、暴力によってぶつける市民の様子が
ダブりました。
ヒットラーの極端に思えるユダヤ人排斥論を受け入れたのは、当時、第一次大戦で負けた
ドイツに要求された莫大な戦争賠償金によるハイパーインフレのせいで苦しむドイツ国民達の窮状が背景にあった事は知っていました。
指を振り立て、力強く演説するロバート・カーライルの演技は、多分ヒットラーがこんな風に
演説をしたんだろうと思えるような迫力に満ちていました。
そして、ルクセンブルグでは、たった1時間位しか見られませんでしたが、その映画の続きは硬い石畳と坂道を歩いたせいで疲れて眠るオットの高いびきで寝れられずに、仕方なくつけたプラハのホテルで、さらに再び見る事ができました。
幾つかのシーンは飛んでいるようでしたが、今度は、元上司だったらしい親衛隊長レームの力を借り、次々と権力を得て行くシーンからでした。
ヒットラーの演説を聞いて、真の姿を暴こうとした新聞記者もゲシュタポにつかまり収容所に
送られてしまいました。
(画像お借りしました)
そして、彼のカリスマ的な力に興味を持ち、彼に援助する事で自分のビジネスに利用しようと
した実業家の夫は、次々と邪魔者を力で排除していくその姿に次第に恐怖を覚え、ドイツを
去っていきますが、最初あれほど毛嫌いしていた妻の方は残り、ラストシーンでは、大勢の
群衆と共に右手を高く揚げてヒトラーを礼賛する...ところで終わりました。
全て見た訳じゃないので、話の内容も推測でしかありませんでしたが、ロバート・カーライルの演技の凄さもあり、かなり心にズシンと来る映画でした。
同じヨーロッパだものね、あの時代にドイツの影響がない国は、なかった筈。
多分、このプラハもそうだったんだろうと思いました。
そして、訪れたプラハ城の黄金小路のある家で見た元看護婦さんの部屋。
小さな部屋に色んなものを残し、彼女はゲシュタポに捕らわれ帰らぬ人となりました。
そして、同じ黄金小路の棟続きに一時的に住んだらしい「変身」を書いたユダヤ人のフランツカフカは、ナチス侵攻の前に病死しましたが、勢いを増しつつあったナチスの台頭があれほどの悲劇をもたらすものとは分からなくても、何か不穏なものは感じていたでしょう。
そしてプラハ城に入ったナチスによって「国民の愛国心を刺激する絵」という理由で捕えられ、何日も続いた厳しい尋問のせいで体調を壊し78歳の生涯を終える事になったアルフォンス・ミュシャ。
そんなプラハで見たものが、夢の中で毎晩繰り返され、仕事の忙しさのせいかもしれないと
思いつつ、なかなかグッスリ眠る事ができませんでした。
そんな時に、見た1966年仏米共同制作で作られ実写もかなりあるこの映画。
そこには、世界中を巻き込み、あれほど色々な悲劇が繰り返された戦争がやっと終わり、
平和になった喜びに輝く人々の顔がありました。
それは、きっとどこの国でも、同じだった筈。
それなのに、戦後69年を過ぎ、戦争終結時には「2度と戦争の悲劇は嫌だ!」と思ったに
違いない祖父母や親を持ち、年齢によっては若い頃にそんな経験もした人達や、まったく
戦争経験のない人達が、経済の行き詰まりを、どこかの国のせいにして「自国民を守る為、
そして、その国民の幸せの為には戦争も辞さない」と豪語し、又、それによって、失うものの大きさを見ようともせず、いかにも、それがまともな意見のような風潮が、少しづつ芽生えて
きているのは、一体どうしてなんでしょう。
そんな事を考えていたら、ふと、こんな事も思い出しました。
№2が中学生の頃「人はなぜ歴史を学ぶのか」というレポート提出の宿題を出された事がありました。
“フランスって、中学生1年(日本の学年では小学6年生)で、こんな宿題が出るの!?”と
ビックリしましたが、当然ながら、№2にとっても難解な宿題だったのでしょう。
親子で悩んだ挙句、こういう時の掛け込み寺だった同じアパルトマンに住むムッシュPの家に行き、ムッシュPはじめ優秀な息子さんのM君から、こういう宿題の場合のヒントや書き方の
コツ等のアドヴァイスをいただき、何とかレポートにまとめることができました。
後日会ったマダムPの話では、そのレポートをまとめるのは№2なので、まずは..という事で№2の考えを聞いたら「人間は、色々な出来事を忘れてしまう生き物だから」と言ったそうで、それを聞いたムッシュPが「核心をついている」と、その答えに共感してくださったそうです。
そして、それだけじゃ、たった1行で終わりそうな№2の意見を、A5用紙で5枚以上で、10枚
以下のものと言われたレポートにまとめる為に色んなヒントを与えて、結果、7枚のレポートの
形になるようにしてくださったんだそう。
新しい事は、何か未来があるような気がして、人はつい魅かれるものですが、歴史を単なる過去の出来事だけにとどめず、人々が作ったその歴史を振り返る事によって、気づき、学ぶ
べき事がある...そんな事を、あらためて感じさせてくれたプラハでした。
まだまだ続きます。
by kanafr
| 2014-10-16 10:36
| 旅に出る
|
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Comments(18)
Commented
by
whitelacenonyo at 2014-10-16 23:22
今もって繰り返される戦争。
人は何故に戦いを繰り返すのか、、
毎日放送される戦争の国際ニュースを見ていると
一番苦しむのは一般人。
愚かとしかいいようのない現状です。
ヒトラーが犯した大罪と同じように
今なお愚かな指導者によって繰り返されています。
No2クンに出された宿題の難解さに驚きです。
成熟した社会は子供の頃から試されるのですね。
難解な宿題を周囲の大人が導きながら、学習していく社会に羨望を覚えます。
その上、No2くんはアドバイスや指導を受け止めて「人は何故に歴史を学ぶのか」を
>「人間は、色々な出来事を忘れてしまう生き物だから」
あ、あ、kanaさん、やはりNo2くんは只者ではないですね。
安倍首相に聴かせてやりたい。
人は何故に戦いを繰り返すのか、、
毎日放送される戦争の国際ニュースを見ていると
一番苦しむのは一般人。
愚かとしかいいようのない現状です。
ヒトラーが犯した大罪と同じように
今なお愚かな指導者によって繰り返されています。
No2クンに出された宿題の難解さに驚きです。
成熟した社会は子供の頃から試されるのですね。
難解な宿題を周囲の大人が導きながら、学習していく社会に羨望を覚えます。
その上、No2くんはアドバイスや指導を受け止めて「人は何故に歴史を学ぶのか」を
>「人間は、色々な出来事を忘れてしまう生き物だから」
あ、あ、kanaさん、やはりNo2くんは只者ではないですね。
安倍首相に聴かせてやりたい。
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by
sogno_sonyo at 2014-10-16 23:26
今日のお話は横道などではなく 今回のご旅行を
より深いものにすることができたものだと思います。
もちろんヴァカンスというのはゆっくりと開放感に
満ちたものである事が重要だとわかっていますが。
訪れた国のその歴史の上に
残された美術品や建築物や文化があって
今の人々の暮らしがあるのですものね。
同じように美しいものを見たり 美味しいものを食べて
楽しく過ごしても
その知識によって心に残るものは違うと思うのです。
kanafr さんのように問題提起を抱えての観光時間も
意義のあることではないでしょうか。
>「人はなぜ歴史を学ぶのか」 すごく良い宿題ですね!
私もこの宿題やってみます~。
より深いものにすることができたものだと思います。
もちろんヴァカンスというのはゆっくりと開放感に
満ちたものである事が重要だとわかっていますが。
訪れた国のその歴史の上に
残された美術品や建築物や文化があって
今の人々の暮らしがあるのですものね。
同じように美しいものを見たり 美味しいものを食べて
楽しく過ごしても
その知識によって心に残るものは違うと思うのです。
kanafr さんのように問題提起を抱えての観光時間も
意義のあることではないでしょうか。
>「人はなぜ歴史を学ぶのか」 すごく良い宿題ですね!
私もこの宿題やってみます~。
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kimanba at 2014-10-17 07:28
余程縁のある映画だったのでしょうね。
まるでkanafrさんを追いかけて来るような行く先々での出合い。
〈ハイパーインフレのせいで苦しむドイツ国民達の窮状〉が
〈ヒットラーの極端に思えるユダヤ人排斥論を受け入れた〉
新興宗教にすがる人達と構造は一緒だったのですね。
そんな時に力強い演説をされたらそれが希望の光に思えるのは自明の理です。
実は私_今回のこの記事で
kanafrさんと自分との違いをまざまざと見せ付けられた気がしました。
私の旅の最初はベルリンからだったのですよ。
だから東西の壁やナチスによる収容所その他たくさん見て来ました。結果考えた事。
でも私はそれについては敢えて書かなかった。書けなかったのです。
いろいろな事柄に真摯に取り組まれるkanafrさんに恥ずかしいです。
まるでkanafrさんを追いかけて来るような行く先々での出合い。
〈ハイパーインフレのせいで苦しむドイツ国民達の窮状〉が
〈ヒットラーの極端に思えるユダヤ人排斥論を受け入れた〉
新興宗教にすがる人達と構造は一緒だったのですね。
そんな時に力強い演説をされたらそれが希望の光に思えるのは自明の理です。
実は私_今回のこの記事で
kanafrさんと自分との違いをまざまざと見せ付けられた気がしました。
私の旅の最初はベルリンからだったのですよ。
だから東西の壁やナチスによる収容所その他たくさん見て来ました。結果考えた事。
でも私はそれについては敢えて書かなかった。書けなかったのです。
いろいろな事柄に真摯に取り組まれるkanafrさんに恥ずかしいです。
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uransuzu at 2014-10-17 15:25
普段、記憶の奥の方に押しやっている、重い深い暗い問題。
それが無ければ、能天気に(あら、言葉が悪いわ)無邪気に楽しめるのですが、・・・
でもそれがあるからこそ、今がある、のも事実ですから、逃げるわけにはいけませんよね。
歴史に蓋をすることはできませんもの。
時々立ち止まって、考えをめぐらすことの大事さをおしえてくれた今日のブログでした。感謝です。
それが無ければ、能天気に(あら、言葉が悪いわ)無邪気に楽しめるのですが、・・・
でもそれがあるからこそ、今がある、のも事実ですから、逃げるわけにはいけませんよね。
歴史に蓋をすることはできませんもの。
時々立ち止まって、考えをめぐらすことの大事さをおしえてくれた今日のブログでした。感謝です。
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by
ihoko
at 2014-10-18 12:52
x
日本でね。ドイツというと、比較的、いいイメージしかありませんでしょう?
勤勉、まじめ。ドイツ製品の優秀さ。車もね。ベンツ・BMW・・ステータス、誇るべきものじゃないですか?
・・私、こちらに来て、思ったのは、絶滅収容所などというものをこの世に作ることが出来る人種って、ドイツ&オーストリア(ゲルマン)民族以外、無いと思うようになったんですよ。
で・・それにあわせ、玉砕などという言葉で、国民全体を、無謀な死に追いやる民族は、日本しかあり得ないと思うようになりました。
でね。時代は変わっても、情報がどれだけ氾濫しても、民族の持っているDNAとか、伝統とか、そうした物は、普段は見えない場所で息ついている。
で・・それぞれに国民に向かい、何を言ったら有効か?何が一番、効くのか?を、天才的に、感知する事が出来る人物が現れたら、同じ道をたどる事は、案外容易なんですよね。
人って・・あんまり、賢くないだと思うんですよね。
犬や猫より、頭が悪いんだと思う。
・・犬や猫は、ひどく殴られて、瀕死の重傷を負ったら、二度と、同じ目にあわないようにしますが、人は、痛みをすぐに忘れる
歴史は、新しい。そう思うこと多々あります。
勤勉、まじめ。ドイツ製品の優秀さ。車もね。ベンツ・BMW・・ステータス、誇るべきものじゃないですか?
・・私、こちらに来て、思ったのは、絶滅収容所などというものをこの世に作ることが出来る人種って、ドイツ&オーストリア(ゲルマン)民族以外、無いと思うようになったんですよ。
で・・それにあわせ、玉砕などという言葉で、国民全体を、無謀な死に追いやる民族は、日本しかあり得ないと思うようになりました。
でね。時代は変わっても、情報がどれだけ氾濫しても、民族の持っているDNAとか、伝統とか、そうした物は、普段は見えない場所で息ついている。
で・・それぞれに国民に向かい、何を言ったら有効か?何が一番、効くのか?を、天才的に、感知する事が出来る人物が現れたら、同じ道をたどる事は、案外容易なんですよね。
人って・・あんまり、賢くないだと思うんですよね。
犬や猫より、頭が悪いんだと思う。
・・犬や猫は、ひどく殴られて、瀕死の重傷を負ったら、二度と、同じ目にあわないようにしますが、人は、痛みをすぐに忘れる
歴史は、新しい。そう思うこと多々あります。
あぁ・・・やっぱり!
Kanafrさんが通り一遍のプラハ滞在記を書かれる
筈などない、と思っておりました。
好きなアールヌーボーの画家、アルフォンス・ミュシャが
なんとナチスに捕えられ、激しい尋問がもとで亡くなった
とは、まったく知らなかったので驚きました!
それがプラハで起こったことなのですね。
それにしてもNO.2くんは深い教育を受けておいでですね!
孫女児が11歳と8歳なのですが大きくなるまで待ってて
いただけますか?って・・・何の話や(笑)。
Kanafrさんが通り一遍のプラハ滞在記を書かれる
筈などない、と思っておりました。
好きなアールヌーボーの画家、アルフォンス・ミュシャが
なんとナチスに捕えられ、激しい尋問がもとで亡くなった
とは、まったく知らなかったので驚きました!
それがプラハで起こったことなのですね。
それにしてもNO.2くんは深い教育を受けておいでですね!
孫女児が11歳と8歳なのですが大きくなるまで待ってて
いただけますか?って・・・何の話や(笑)。
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by
ihoko
at 2014-10-19 14:14
x
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by
hisako-baaba at 2014-10-21 06:09
素晴らしいレポートを有難うございます。
息子さんが言うとおり、人間は忘れっぽすぎます。あの悲惨な戦争を、語らない老人。聴く耳持たない若者。政治に無関心。
言わなくっちゃ!若い人たちにお膳立てしてもらって、私は、おけいさんの叫びを代弁しました。
終わった途端、小さなひ孫ちゃんがつかつかっと寄って来て、高揚した顔、真剣な目で「上手だったよ」といいました。おけいさんに褒められた!鳥肌が立ちました。
3時間喋り捲って疲れませんでした。歴史は繰り返しちゃあいけないって。
息子さんが言うとおり、人間は忘れっぽすぎます。あの悲惨な戦争を、語らない老人。聴く耳持たない若者。政治に無関心。
言わなくっちゃ!若い人たちにお膳立てしてもらって、私は、おけいさんの叫びを代弁しました。
終わった途端、小さなひ孫ちゃんがつかつかっと寄って来て、高揚した顔、真剣な目で「上手だったよ」といいました。おけいさんに褒められた!鳥肌が立ちました。
3時間喋り捲って疲れませんでした。歴史は繰り返しちゃあいけないって。
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kanafr at 2014-10-21 07:21
whitelacenonyoさん 今晩は
戦争を好きな人などいないって信じたいんですけどね。
でも、世の中には、戦争という大掛かりな事をしなくても、暴力によって物事を解決した方がいいという考えの人も、います。
きっと人は永遠に学ばず、傷が癒え泣いた事も忘れたら、今度は自国民を守るという大義の元で、国家が保障する戦争という殺人行為をしに行くんだろうと思います。
ドイツを例にとれば、第一次大戦後に戦勝国であるフランスをはじめとする連合国が、莫大な賠償金を請求し、払えなくなるとドイツ工業地帯を没収した事によって引き起こされたハイパーインフレが起き、その状況を打破したいと願った国民がいたからでヒトラーの登場は必然的だったと思うんですよ。
戦争の罪は、指導者だけの問題でなく、その指導者が生まれる事を何もせず眺めていた国民にもあると思います。
私も中学生でこんな宿題が出るとは思ってみなかったので、ビックリしました。ああ言えばこう言うフランス人が生まれる訳ですよね(苦笑)
戦争を好きな人などいないって信じたいんですけどね。
でも、世の中には、戦争という大掛かりな事をしなくても、暴力によって物事を解決した方がいいという考えの人も、います。
きっと人は永遠に学ばず、傷が癒え泣いた事も忘れたら、今度は自国民を守るという大義の元で、国家が保障する戦争という殺人行為をしに行くんだろうと思います。
ドイツを例にとれば、第一次大戦後に戦勝国であるフランスをはじめとする連合国が、莫大な賠償金を請求し、払えなくなるとドイツ工業地帯を没収した事によって引き起こされたハイパーインフレが起き、その状況を打破したいと願った国民がいたからでヒトラーの登場は必然的だったと思うんですよ。
戦争の罪は、指導者だけの問題でなく、その指導者が生まれる事を何もせず眺めていた国民にもあると思います。
私も中学生でこんな宿題が出るとは思ってみなかったので、ビックリしました。ああ言えばこう言うフランス人が生まれる訳ですよね(苦笑)
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kanafr at 2014-10-21 07:46
そにょさん 今晩は
>今日のお話は横道などではなく
楽しいヴァカンスの話じゃなく、又いきなり映画の話ですので、些か横道にそれるなあと思いながら、これをかかなきゃ前には進めないという自分勝手な思いだけで記事にしましたので、そんな風に言ってくださって有難うございます。
フランスもそうですが、この時期になると実写フイルム初め、戦争の史実を延々と訴えるドキュメンタリー映画や、歴史上の人物を描いた映画等が放映されます。この姿勢はずっと変わっていません。
過去にあった..という事だけにとどめず、心に何かを残そうとしているんだろうなあと思っているんですけどね。
是非、№2がやった宿題を、やってみてください。
そにょさんの答えが知りたいわぁ。
>今日のお話は横道などではなく
楽しいヴァカンスの話じゃなく、又いきなり映画の話ですので、些か横道にそれるなあと思いながら、これをかかなきゃ前には進めないという自分勝手な思いだけで記事にしましたので、そんな風に言ってくださって有難うございます。
フランスもそうですが、この時期になると実写フイルム初め、戦争の史実を延々と訴えるドキュメンタリー映画や、歴史上の人物を描いた映画等が放映されます。この姿勢はずっと変わっていません。
過去にあった..という事だけにとどめず、心に何かを残そうとしているんだろうなあと思っているんですけどね。
是非、№2がやった宿題を、やってみてください。
そにょさんの答えが知りたいわぁ。
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by
kanafr at 2014-10-21 07:58
kimanbaさん 今晩は
>余程縁のある映画だったのでしょうね。
本当に不思議ですよね。場所も違えば、時期も違うのに、これだけ(って言っても、ストーリーは完全に抜粋されている状態でしたが)見た映画は初めてでした。
だから余計印象が強く、心が重くて仕方がなかったんですよ。実は「近くだから収容所に行く?」と№2に言われましたが、ずっと心に重い物を抱えていましたから、多分精神的に参るだろうなと思いましたので行かなかったんですよ。書きたいけど、その重さがずっと晴れず、なかなかサッとは書けませんでした
>恥ずかしいです
そんな事おっしゃらないでください。何事にも真摯に取り組む私という事でこの記事をかいたのではなく、記事にも書きましたが、悩んだ挙句これを先に書かなきゃ前に進めないと思って書いただけですから。
書き終わって、少しは軽くなった気がしています。
>余程縁のある映画だったのでしょうね。
本当に不思議ですよね。場所も違えば、時期も違うのに、これだけ(って言っても、ストーリーは完全に抜粋されている状態でしたが)見た映画は初めてでした。
だから余計印象が強く、心が重くて仕方がなかったんですよ。実は「近くだから収容所に行く?」と№2に言われましたが、ずっと心に重い物を抱えていましたから、多分精神的に参るだろうなと思いましたので行かなかったんですよ。書きたいけど、その重さがずっと晴れず、なかなかサッとは書けませんでした
>恥ずかしいです
そんな事おっしゃらないでください。何事にも真摯に取り組む私という事でこの記事をかいたのではなく、記事にも書きましたが、悩んだ挙句これを先に書かなきゃ前に進めないと思って書いただけですから。
書き終わって、少しは軽くなった気がしています。
Commented
by
cocomerita at 2014-10-22 05:08
Ciao kanafr さん
ヨーロッパは、ヨーロッパの歴史が続く限り一生このヒットラーとその一党が行なった史上最悪のジェノサイドが落とす暗い影から逃れることはできないでしょうね
No.2君のいった通り、人間は忘れやすく懲りない生物ですから、味わった苦い思いをいつまでも記憶に残し、そして後世に語り継ぐため本当の歴史を知る事が非常に大事だと思うのですが、
そのためには、権力者に都合のいい歴史を改めるってことが求められると思います
そして、今の政府のあり方を見ているとむしろそれとは逆行していると思わずにはいられません
強欲はいつの世も変わらず、よって彼らは過去の腹黒い人々とおなじ種類の強欲を持つゆえ、過去におかした同じ悪行、過ち繰り返しているのでしょうね
最近怒るのにも疲れてきちゃったんですよね、、、苦笑
ヨーロッパは、ヨーロッパの歴史が続く限り一生このヒットラーとその一党が行なった史上最悪のジェノサイドが落とす暗い影から逃れることはできないでしょうね
No.2君のいった通り、人間は忘れやすく懲りない生物ですから、味わった苦い思いをいつまでも記憶に残し、そして後世に語り継ぐため本当の歴史を知る事が非常に大事だと思うのですが、
そのためには、権力者に都合のいい歴史を改めるってことが求められると思います
そして、今の政府のあり方を見ているとむしろそれとは逆行していると思わずにはいられません
強欲はいつの世も変わらず、よって彼らは過去の腹黒い人々とおなじ種類の強欲を持つゆえ、過去におかした同じ悪行、過ち繰り返しているのでしょうね
最近怒るのにも疲れてきちゃったんですよね、、、苦笑
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kanafr at 2014-10-22 08:40
uransuzuさん 今晩は
>歴史に蓋をすることはできませんもの。
おっしゃる通りです。
それにネ、日本は、田中角栄の推し進めた日本列島改造論があって、あっちでもこっちでも建設ブームで、今や戦争の傷跡等を見る事はほとんどないかもしれませんよね。
でもパリは石造りの建物という事もあり、例え個人の家でも一度歴史的建造物と認定されたら、中は改造しても外はそのままという事が法で定められていますので、街中にも、戦争の時の銃弾の痕を見る事がありますし、レジスタンスの方が亡くなられた場所には今でも花束があり、TVでもしょっちゅう実写フイルムが放映されていますから、嫌でも意識するようになります。
でも今回だけは、同じ映画が行く先々で見られたせいか、色んなものを見てもつい...という感じでした。
>感謝です。
いえいえ、こちらこそ、何だか変な旅行記になってしまったのに、読んでいただいて感謝です。
>歴史に蓋をすることはできませんもの。
おっしゃる通りです。
それにネ、日本は、田中角栄の推し進めた日本列島改造論があって、あっちでもこっちでも建設ブームで、今や戦争の傷跡等を見る事はほとんどないかもしれませんよね。
でもパリは石造りの建物という事もあり、例え個人の家でも一度歴史的建造物と認定されたら、中は改造しても外はそのままという事が法で定められていますので、街中にも、戦争の時の銃弾の痕を見る事がありますし、レジスタンスの方が亡くなられた場所には今でも花束があり、TVでもしょっちゅう実写フイルムが放映されていますから、嫌でも意識するようになります。
でも今回だけは、同じ映画が行く先々で見られたせいか、色んなものを見てもつい...という感じでした。
>感謝です。
いえいえ、こちらこそ、何だか変な旅行記になってしまったのに、読んでいただいて感謝です。
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kanafr at 2014-10-22 09:43
ihokoさん 今晩は
>民族の持っているDNAとか、伝統とか、そうした物は、普段は見えない場所で息ついている。
オーストリアには行った事がないので分からないんですが、ihokoさんがドイツ民族に対しておっしゃった事、凄く分かります。昔、ドイツに行った時破壊された建物を一寸の間違いもなく再建したというのを聞いて、感心するより、その執念にゾッとしたんですよ。
何でもこうあらねば..で突き進む感じが日本と似てると思っていましたが、最近読んだ石井好子さんの本には、戦後間もなく海外に渡り、ドイツにも行かれた事も書いていらっしゃいました。
日本と同じ敗戦国になったドイツにも進駐軍がいたそうですが、ドイツ人はある種の日本人のように、機嫌をとったり、へつらったりする事などしないで毅然としていたそうで、日本とドイツの違いをとても感じたそうです。
>人って・・あんまり、賢くないだと思う
本当に、自分の事を振り返っても、色んな失敗をしても一向に学ばず、又繰り返していますもの。
ただ戦争だけは、自分の失敗だけでは終わらない事ですので、しっかり物事を見極める目を持たなきゃと思っていますけどね。
>民族の持っているDNAとか、伝統とか、そうした物は、普段は見えない場所で息ついている。
オーストリアには行った事がないので分からないんですが、ihokoさんがドイツ民族に対しておっしゃった事、凄く分かります。昔、ドイツに行った時破壊された建物を一寸の間違いもなく再建したというのを聞いて、感心するより、その執念にゾッとしたんですよ。
何でもこうあらねば..で突き進む感じが日本と似てると思っていましたが、最近読んだ石井好子さんの本には、戦後間もなく海外に渡り、ドイツにも行かれた事も書いていらっしゃいました。
日本と同じ敗戦国になったドイツにも進駐軍がいたそうですが、ドイツ人はある種の日本人のように、機嫌をとったり、へつらったりする事などしないで毅然としていたそうで、日本とドイツの違いをとても感じたそうです。
>人って・・あんまり、賢くないだと思う
本当に、自分の事を振り返っても、色んな失敗をしても一向に学ばず、又繰り返していますもの。
ただ戦争だけは、自分の失敗だけでは終わらない事ですので、しっかり物事を見極める目を持たなきゃと思っていますけどね。
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kanafr at 2014-10-22 10:17
すっとこさん 今晩は
ごく普通の旅行記をかくつもりだったんですが、偶然が重なってみた映画が、どうやっても頭から離れず、心も重く旅行中も、戻って来てからも、何だかずっと眠れない日々が続きました。だから書けば何とかなると思った訳です。
ミュシャは、獄中死ではなく、厳しい尋問から解放され数カ月後に亡くなったそうです。お金がない美術館の為に、売れっ子だったにもかかわらず無料で絵を描いたりする心優しき人だったそうです。
フランスは..というより、多分ヨーロッパではそうなのかもしれないんですが、毎年ある時期になると、実写映画や、史実をもとにした映画がずっとTVで放映されるんですけど、アメリカではないですか?
史実から目をそむけず、学ぶ姿勢を忘れないでいたいって思いました。
№2がこちらで教育を受けたお蔭で、色んな経験をさせてもらっています。
すっとこさんのお孫さんとですか?
そうなった暁には、私は2人の間に生まれた孫の為に、白イルカショーをしなきゃ!かしらん。
それとも、その頃には、あの世に行っているから大丈夫かな?
って思いながら、師匠、是非ご指導を!って思ってしまいましただ(苦笑)
ごく普通の旅行記をかくつもりだったんですが、偶然が重なってみた映画が、どうやっても頭から離れず、心も重く旅行中も、戻って来てからも、何だかずっと眠れない日々が続きました。だから書けば何とかなると思った訳です。
ミュシャは、獄中死ではなく、厳しい尋問から解放され数カ月後に亡くなったそうです。お金がない美術館の為に、売れっ子だったにもかかわらず無料で絵を描いたりする心優しき人だったそうです。
フランスは..というより、多分ヨーロッパではそうなのかもしれないんですが、毎年ある時期になると、実写映画や、史実をもとにした映画がずっとTVで放映されるんですけど、アメリカではないですか?
史実から目をそむけず、学ぶ姿勢を忘れないでいたいって思いました。
№2がこちらで教育を受けたお蔭で、色んな経験をさせてもらっています。
すっとこさんのお孫さんとですか?
そうなった暁には、私は2人の間に生まれた孫の為に、白イルカショーをしなきゃ!かしらん。
それとも、その頃には、あの世に行っているから大丈夫かな?
って思いながら、師匠、是非ご指導を!って思ってしまいましただ(苦笑)
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kanafr at 2014-10-22 10:31
ihokoさん 2度目の今晩は
2度目のご訪問有難うございます。
この俳優さん、お好きでしたか?
上手い俳優さんですよね。
このTV映画を見るチャンスがあれば、ご覧になっていただきたいわぁ。
かなり役作りの為に研究したんだろうなあって思いました。
2度目のご訪問有難うございます。
この俳優さん、お好きでしたか?
上手い俳優さんですよね。
このTV映画を見るチャンスがあれば、ご覧になっていただきたいわぁ。
かなり役作りの為に研究したんだろうなあって思いました。
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kanafr at 2014-10-22 10:46
hisakoさん 今晩は
あの時は、他人の意見を気にしたり、周りについ同調したり、自分の意見を持たない大人と違って、子供の方がずっと物事の本質に触れる事ができるんだろうなあって思いました。
hisakoさんの語りが終わった時に、おけいさんの曾孫さんが近寄られた記事読ませていただきました。
hisakoさんがなさった事、そして、これからもなさろうとされていらっしゃる事、本当に素晴らしい事だと思います。
戦争を経験された方達の思いを、いつまでもお元気で語ってください。
よろしくお願い致します。
あの時は、他人の意見を気にしたり、周りについ同調したり、自分の意見を持たない大人と違って、子供の方がずっと物事の本質に触れる事ができるんだろうなあって思いました。
hisakoさんの語りが終わった時に、おけいさんの曾孫さんが近寄られた記事読ませていただきました。
hisakoさんがなさった事、そして、これからもなさろうとされていらっしゃる事、本当に素晴らしい事だと思います。
戦争を経験された方達の思いを、いつまでもお元気で語ってください。
よろしくお願い致します。
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kanafr at 2014-10-22 11:21
junkoさん 今晩は
今何だかきな臭い状況になっているでしょう?
ノーベル平和賞を、あの日本の第9条がノミネートだけで終わった閉まったのが、残念でならないんですよ。
ヒットラーがしたジェノサイドは忘れる事はできませんよね。
ただ、ヒットラーが出現しなくても、戦勝国が、ドイツに対し賠償金の金額を釣り上げ、払えないから工業地帯を取り上げるまで、追い込まれた末の強い指導者、ドイツを復興を願った国民がいた訳ですから、それはヒットラーじゃなくても、ジェノサイドはなかったとしても、必然的に戦争という形をとったんだろうと思います。
自分の意見を持たず、何だか強い方向に流れたり、無関心でいたり..っていうのだけはしたくないって思います。
>最近怒るのにも疲れてきちゃったんですよね
凄くよく、分かるわぁ(苦笑)
でも、それでも無関心ではいられない...。
それがjunkoさんだからなあ。
ガンバレ!頑張ろうよってエール送るしかできないけど..。
人して生まれてきた以上、悪魔に魂を売らず、人として最後までいたいものね。
今何だかきな臭い状況になっているでしょう?
ノーベル平和賞を、あの日本の第9条がノミネートだけで終わった閉まったのが、残念でならないんですよ。
ヒットラーがしたジェノサイドは忘れる事はできませんよね。
ただ、ヒットラーが出現しなくても、戦勝国が、ドイツに対し賠償金の金額を釣り上げ、払えないから工業地帯を取り上げるまで、追い込まれた末の強い指導者、ドイツを復興を願った国民がいた訳ですから、それはヒットラーじゃなくても、ジェノサイドはなかったとしても、必然的に戦争という形をとったんだろうと思います。
自分の意見を持たず、何だか強い方向に流れたり、無関心でいたり..っていうのだけはしたくないって思います。
>最近怒るのにも疲れてきちゃったんですよね
凄くよく、分かるわぁ(苦笑)
でも、それでも無関心ではいられない...。
それがjunkoさんだからなあ。
ガンバレ!頑張ろうよってエール送るしかできないけど..。
人して生まれてきた以上、悪魔に魂を売らず、人として最後までいたいものね。