2014年 11月 25日
久しぶりの家族旅行...(5)
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すぐ続きを書く筈だったのに、いきなり総務から社員全員に「年内中に、各自、指定日数の
ヴァカンスを消化せよ」のメールが入り、その為にあっちでもこっちでもパニック状態。
仕事のやりくりの関係もあって、一番ヴァカンスの休暇日数が残っている新人のTさんには、
11月中にできる限り取ってもうらうしかない。
って事は、その分、私の仕事が増え、残業も増え、かなりハードな毎日。
“帰宅したら今日こそプラハの続きを…”と思いながら、遅めの夕飯を食べたあとは……、
殆んど記憶にない。
つまり、お腹一杯になったら、睡魔が….のほぼ幼児状態。
「年をとると、幼児にかえるって、本当ね」と、うっかり眠ってしまった私を揺り起こす№2に
言ったら「お母さん、疲れているんだね」の理解ある優しい言葉はなく「幼児の場合、食べたら眠くなるのは、成長に繋がるけどねぇ。お母さんの場合は、成長ではなく、単に、食べてすぐ寝るのデブコースを選択されたのかと...」でしたわ。
そんな訳で、かなり時間が経って、些か間の抜けた旅行記になっていますが、お許しを..。
さて…
その国に滞在する期間が短くても、入ったカフェやレストランで聞えてくる地元の方達が話す言葉が、全く理解できなくても、単語の音の響きや、目にする建造物の色や様式、そして、
レストランやカフェで味わう食事などで、かつてその国を侵攻し支配していた他国の影響を、感じる事があります。
そんな事を、ルクセンブルグでも、そして、このプラハでも感じました。
でも、それ以上にこの国に驚かされたのは、他国に侵攻され支配された戦争の悲劇があったにもかかわらず、例えば、プラハ城やカレル橋などのように、かつてヨーロッパ最大の都市にまで発展し“黄金のプラハ”と呼ばれた時代を彷彿させる建造物が、1000年を経た今もなお変わらずに美しい姿を残し、機能している事でした。
本によれば、プラハは、他の東欧中欧諸国と違って、大規模な戦火で壊滅状態にされた事がなかったらしい。
でも、それは単なる幸運が重なったからでしょうか?
カレル橋の30体の聖人像はじめ、街の広場や公園、そして建物の窓や壁のあちらこちらに見られる神話の中の神々の像を見ていると、何か分からない大きなものに守られていた国
だったんじゃないかしら?…ふと、そんな気がしました。
そんなチェコの歴史を知る為に、我が家のお抱えコンダクターが予定したのが、国立博物館。
ガイドブックを見たら、チェコの縄文時代から現代までの物-色んな骨と石が展示されているんだそう。
ミイラ好きなオットだったら、1日いても飽きない場所でしょうけれど、実は、私、アンティックな物に興味はあっても、アンティックな方の骨に興味なし。
そんな私の心が通じたのか、何と現在工事中の為、閉館ですって!
一応、我が家のお抱えコンダクターには「まぁ、それは、残念ね」って言いましたけれど…。
そしてそのコンダクターの案内で行ったプラハ城近くのビールコヴァ ヴィラ。(写真禁止でした)
ガイドブックを読むと、何でも象徴主義のチェコの彫刻家フランティシェク・ビーレクの作品が
展示されているとか…。
実は、この方のお名前も、ここに来て初めて知った方。
ルクセンブルグの美術館でも、初めての方の作品に感銘を受けた私。
ここは、ちょっと期待しちゃおうかしらん。
でも、まずこの場所を探すのが、かなり大変でした。
プラハの方に聞いても分からない方が多く、激しい雨が降る中、かなり遠回りの末、やっと
こんな石像のある場所にたどり着いたら、今度は、入り口がどこか分からない。
普通、こういう美術館には、それなりの表示があるもんでしょ?
それが、どこを見ても全くな~い!
グルグル回って“もしかして、ここ?”と思ってドアをノックしても反応なし。
諦めかけたら、やっと重い木のドアが開きました。
まるで普通のご家庭を訪問する感じで、全然、美術館らしくない。
ガイドブックによれば、麦畑をイメージして建てられた建物だそうで、建物の間取りが麦畑を
刈る鎌の跡をデザインとありましたが、そもそも麦畑の鎌の跡って、どういう跡?
狭い部屋の中に、粗く削った木像彫刻の巨大な作品が幾つも並んでいましたが、巨大だけに圧迫感は半端なく、これは明らかに遠目で見るべき作品だと思いましたわ。
2階には,住居らしき家具も並んでいましたから、多分アトリエ跡をそのまま美術館にしたんでしょうね。
でも、作品の説明をする方もいないし、パンフレットもなく、心の中に?だけが残りましたわ。
やはり、知らない方より、少しでも知識のある方にお目にかかった方が楽しめるっていうものですわよね。
それなら、プラハ初心者の私達がまず行くべき所は、アルフォンス・ミュシャ美術館かもね。
って事で行きましたが、行ってビックリ!
アール・ヌーボーの旗手と言われた方の美術館ですから、アール・ヌーボー的な門構えが
お出迎え….と思っていたら、実に普通、普通すぎる…。
通りに面した窓ガラスにミュシャの絵があったから分かったものの、ただそれだけで、入り口もご近所のアパートの入口と変わらない。
しかも、プラハ城の近くに建てられていた一軒家のビールコヴァ ヴィラと違って、旧市内の
静かな通りに面したビルの一角でした。
ま、入り口が、すぐに分かっただけでも、いいのかもしれませんけど…。
そんな地味な狭い入り口を通ったら、中は結構広く、クロッキーも含め、花や葉を頭や身に
まとい、官能的とも言える曲線で描かれたミュシャの絵が、一杯。(写真禁止でした)
壁にかかった大きなミュシャの絵を初めて見たのは、独身時代のパリでした。
実は、装飾の多いアール・ヌーボーより、スッキリ感のあるアール・デコが好きな私。
若い頃は、ミュシャの絵を美しいとは感じても、そのまとわりつくような柔らかな曲線が重く
感じられて、苦手でした。
そして、そんな時から長い年月を経て、今度はミュシャの祖国チェコのプラハで再び見る事のできたミュシャ。
チェコに来て、あわててガイドブックを読んで得た知識ですが、パリで修業し、挿絵画家として成功しチェコに戻ったミュシャが、他国から侵攻され支配され続けてきたチェコ人の愛国心を喚起させる為に、色々な作品を手掛け、切手や国章等のデザインを、財政難の新国家の為に無報酬で引き受けた人だと知ったせいでしょうか。
数々のスラブ民族のシリーズに、ミュシャの民族としての誇り、そして、かつて装飾過多だと感じたそのラインに、ミュシャの人に対する愛と優しさを感じました。
そして、単なる“綺麗な絵”というのではなく、心の中に悲しげな余韻が深く残るような絵だと思いました。
壊滅的な戦火の悲劇にあわなかったというガイドブックの記載通り、その後、行った美術工芸博物館でも、昔のままの美しい数々の芸術作品を見る事ができました。
ミュシャ美術館は写真不可でしたが、ここでは別料金を払えば写真可能でした。
そのお蔭で、案内のおじ様から「ここも撮ったら?」とお勧めもありました美しい壁画の丸天井のある階段の先には、見事なステンドグラス。
さらに美しいガラスのドアを開ければ、神々しく光り輝く王様の三種の神器。
そして、薄く繊細なガラスの数々、
見事な銀や金細工や
そして、衣裳の数々。
ビーズでできた庭園まで
タップリ見せていただきました。
そして、アールヌーボーと言えば、市民会館でしょうか?
美しい内部が見れるツアーがありましたが、時間がうまくあわず、今回は諦めましたわ。
でも、市民会館の中を階段や踊り場だけでも、美しい彫刻が一杯でした。
そして美しい赤じゅうたんの階段の上の1室で展示されていたアール・ヌーボーの美しい家具食器、ガラス類、そしてアクセサリーやドレスの数々。(写真禁止でした)
19世紀後半のヨーロッパのフイルムも放映されていて、まさに時空を超えた夢空間の世界を堪能させていただきました。
全て我が家のコンダクターの言うままに、動いたオットと私。
でも、連日の“歩け、歩けツアー”で、些か体力を消耗していたオット。
この市民会館と、プラハ城内のオモチャ博物館は不参加でした。
プラハ城内の“オモチャ博物館”は、バービーのポスターもあり期待しましたが、バービーは
プラハに行く前に行ったパリでのバービー展(早く記事にしなきゃですわね)の方が、よかったかも…。
でも、世界中から集めたアンティックなオモチャの写真を見たオットは「行けばよかったなあ」と残念そうでしたけどね。
そんなオットが「なんであそこに行く必要があったのか、今でも分からない」と言ったのが鉄道ミニチュア会館。
ミニチュアの家の間を電車やトラックが通り、夜や朝のライティング演出もあり、それなりに、
オットも楽しんでいたと思ったんですけど、どうやら違っていたらしい。
やはり、オットの旅の醍醐味は、歴史的な物...ミイラがあれば、なお楽し!なのかも..。
なんせ、今回はお目当ての国立博物館が工事中で見れませんでしたからね。
だから、ただついて行くだけのオットが、帰りのシャトルバスの中で№2に聞こえないように
小声で言いました。
「これだけ歴史のある街なんだから、もっと他に行く場所あったんじゃないのか?」
確かに、ガイドブックを見れば、ここも、あそこも行っていなかったわ。
謎めいた行き先もあったし、行こうと思えば行けたのに、行かなかった場所もあった我が家のプラハ旅行。
「きっと次回のお楽しみに...って事なのよ」ってオットに返事しましたけどね。
そんな次回が来るように、オットも私も、体力つけて、少しでも免疫力アップしなきゃ!だわ。
街の様子もちょっと...で事で、あと1回だけ続きます。
ヴァカンスを消化せよ」のメールが入り、その為にあっちでもこっちでもパニック状態。
仕事のやりくりの関係もあって、一番ヴァカンスの休暇日数が残っている新人のTさんには、
11月中にできる限り取ってもうらうしかない。
って事は、その分、私の仕事が増え、残業も増え、かなりハードな毎日。
“帰宅したら今日こそプラハの続きを…”と思いながら、遅めの夕飯を食べたあとは……、
殆んど記憶にない。
つまり、お腹一杯になったら、睡魔が….のほぼ幼児状態。
「年をとると、幼児にかえるって、本当ね」と、うっかり眠ってしまった私を揺り起こす№2に
言ったら「お母さん、疲れているんだね」の理解ある優しい言葉はなく「幼児の場合、食べたら眠くなるのは、成長に繋がるけどねぇ。お母さんの場合は、成長ではなく、単に、食べてすぐ寝るのデブコースを選択されたのかと...」でしたわ。
そんな訳で、かなり時間が経って、些か間の抜けた旅行記になっていますが、お許しを..。
さて…
その国に滞在する期間が短くても、入ったカフェやレストランで聞えてくる地元の方達が話す言葉が、全く理解できなくても、単語の音の響きや、目にする建造物の色や様式、そして、
レストランやカフェで味わう食事などで、かつてその国を侵攻し支配していた他国の影響を、感じる事があります。
そんな事を、ルクセンブルグでも、そして、このプラハでも感じました。
でも、それ以上にこの国に驚かされたのは、他国に侵攻され支配された戦争の悲劇があったにもかかわらず、例えば、プラハ城やカレル橋などのように、かつてヨーロッパ最大の都市にまで発展し“黄金のプラハ”と呼ばれた時代を彷彿させる建造物が、1000年を経た今もなお変わらずに美しい姿を残し、機能している事でした。
本によれば、プラハは、他の東欧中欧諸国と違って、大規模な戦火で壊滅状態にされた事がなかったらしい。
でも、それは単なる幸運が重なったからでしょうか?
カレル橋の30体の聖人像はじめ、街の広場や公園、そして建物の窓や壁のあちらこちらに見られる神話の中の神々の像を見ていると、何か分からない大きなものに守られていた国
だったんじゃないかしら?…ふと、そんな気がしました。
そんなチェコの歴史を知る為に、我が家のお抱えコンダクターが予定したのが、国立博物館。
ガイドブックを見たら、チェコの縄文時代から現代までの物-色んな骨と石が展示されているんだそう。
ミイラ好きなオットだったら、1日いても飽きない場所でしょうけれど、実は、私、アンティックな物に興味はあっても、アンティックな方の骨に興味なし。
そんな私の心が通じたのか、何と現在工事中の為、閉館ですって!
一応、我が家のお抱えコンダクターには「まぁ、それは、残念ね」って言いましたけれど…。
そしてそのコンダクターの案内で行ったプラハ城近くのビールコヴァ ヴィラ。(写真禁止でした)
ガイドブックを読むと、何でも象徴主義のチェコの彫刻家フランティシェク・ビーレクの作品が
展示されているとか…。
実は、この方のお名前も、ここに来て初めて知った方。
ルクセンブルグの美術館でも、初めての方の作品に感銘を受けた私。
ここは、ちょっと期待しちゃおうかしらん。
でも、まずこの場所を探すのが、かなり大変でした。
プラハの方に聞いても分からない方が多く、激しい雨が降る中、かなり遠回りの末、やっと
こんな石像のある場所にたどり着いたら、今度は、入り口がどこか分からない。
普通、こういう美術館には、それなりの表示があるもんでしょ?
それが、どこを見ても全くな~い!
グルグル回って“もしかして、ここ?”と思ってドアをノックしても反応なし。
諦めかけたら、やっと重い木のドアが開きました。
まるで普通のご家庭を訪問する感じで、全然、美術館らしくない。
ガイドブックによれば、麦畑をイメージして建てられた建物だそうで、建物の間取りが麦畑を
刈る鎌の跡をデザインとありましたが、そもそも麦畑の鎌の跡って、どういう跡?
狭い部屋の中に、粗く削った木像彫刻の巨大な作品が幾つも並んでいましたが、巨大だけに圧迫感は半端なく、これは明らかに遠目で見るべき作品だと思いましたわ。
2階には,住居らしき家具も並んでいましたから、多分アトリエ跡をそのまま美術館にしたんでしょうね。
でも、作品の説明をする方もいないし、パンフレットもなく、心の中に?だけが残りましたわ。
やはり、知らない方より、少しでも知識のある方にお目にかかった方が楽しめるっていうものですわよね。
それなら、プラハ初心者の私達がまず行くべき所は、アルフォンス・ミュシャ美術館かもね。
って事で行きましたが、行ってビックリ!
アール・ヌーボーの旗手と言われた方の美術館ですから、アール・ヌーボー的な門構えが
お出迎え….と思っていたら、実に普通、普通すぎる…。
通りに面した窓ガラスにミュシャの絵があったから分かったものの、ただそれだけで、入り口もご近所のアパートの入口と変わらない。
しかも、プラハ城の近くに建てられていた一軒家のビールコヴァ ヴィラと違って、旧市内の
静かな通りに面したビルの一角でした。
ま、入り口が、すぐに分かっただけでも、いいのかもしれませんけど…。
そんな地味な狭い入り口を通ったら、中は結構広く、クロッキーも含め、花や葉を頭や身に
まとい、官能的とも言える曲線で描かれたミュシャの絵が、一杯。(写真禁止でした)
壁にかかった大きなミュシャの絵を初めて見たのは、独身時代のパリでした。
実は、装飾の多いアール・ヌーボーより、スッキリ感のあるアール・デコが好きな私。
若い頃は、ミュシャの絵を美しいとは感じても、そのまとわりつくような柔らかな曲線が重く
感じられて、苦手でした。
そして、そんな時から長い年月を経て、今度はミュシャの祖国チェコのプラハで再び見る事のできたミュシャ。
チェコに来て、あわててガイドブックを読んで得た知識ですが、パリで修業し、挿絵画家として成功しチェコに戻ったミュシャが、他国から侵攻され支配され続けてきたチェコ人の愛国心を喚起させる為に、色々な作品を手掛け、切手や国章等のデザインを、財政難の新国家の為に無報酬で引き受けた人だと知ったせいでしょうか。
数々のスラブ民族のシリーズに、ミュシャの民族としての誇り、そして、かつて装飾過多だと感じたそのラインに、ミュシャの人に対する愛と優しさを感じました。
そして、単なる“綺麗な絵”というのではなく、心の中に悲しげな余韻が深く残るような絵だと思いました。
壊滅的な戦火の悲劇にあわなかったというガイドブックの記載通り、その後、行った美術工芸博物館でも、昔のままの美しい数々の芸術作品を見る事ができました。
ミュシャ美術館は写真不可でしたが、ここでは別料金を払えば写真可能でした。
そのお蔭で、案内のおじ様から「ここも撮ったら?」とお勧めもありました美しい壁画の丸天井のある階段の先には、見事なステンドグラス。
さらに美しいガラスのドアを開ければ、神々しく光り輝く王様の三種の神器。
そして、薄く繊細なガラスの数々、
見事な銀や金細工や
そして、衣裳の数々。
ビーズでできた庭園まで
タップリ見せていただきました。
そして、アールヌーボーと言えば、市民会館でしょうか?
美しい内部が見れるツアーがありましたが、時間がうまくあわず、今回は諦めましたわ。
でも、市民会館の中を階段や踊り場だけでも、美しい彫刻が一杯でした。
そして美しい赤じゅうたんの階段の上の1室で展示されていたアール・ヌーボーの美しい家具食器、ガラス類、そしてアクセサリーやドレスの数々。(写真禁止でした)
19世紀後半のヨーロッパのフイルムも放映されていて、まさに時空を超えた夢空間の世界を堪能させていただきました。
全て我が家のコンダクターの言うままに、動いたオットと私。
でも、連日の“歩け、歩けツアー”で、些か体力を消耗していたオット。
この市民会館と、プラハ城内のオモチャ博物館は不参加でした。
プラハ城内の“オモチャ博物館”は、バービーのポスターもあり期待しましたが、バービーは
プラハに行く前に行ったパリでのバービー展(早く記事にしなきゃですわね)の方が、よかったかも…。
でも、世界中から集めたアンティックなオモチャの写真を見たオットは「行けばよかったなあ」と残念そうでしたけどね。
そんなオットが「なんであそこに行く必要があったのか、今でも分からない」と言ったのが鉄道ミニチュア会館。
ミニチュアの家の間を電車やトラックが通り、夜や朝のライティング演出もあり、それなりに、
オットも楽しんでいたと思ったんですけど、どうやら違っていたらしい。
やはり、オットの旅の醍醐味は、歴史的な物...ミイラがあれば、なお楽し!なのかも..。
なんせ、今回はお目当ての国立博物館が工事中で見れませんでしたからね。
だから、ただついて行くだけのオットが、帰りのシャトルバスの中で№2に聞こえないように
小声で言いました。
「これだけ歴史のある街なんだから、もっと他に行く場所あったんじゃないのか?」
確かに、ガイドブックを見れば、ここも、あそこも行っていなかったわ。
謎めいた行き先もあったし、行こうと思えば行けたのに、行かなかった場所もあった我が家のプラハ旅行。
「きっと次回のお楽しみに...って事なのよ」ってオットに返事しましたけどね。
そんな次回が来るように、オットも私も、体力つけて、少しでも免疫力アップしなきゃ!だわ。
街の様子もちょっと...で事で、あと1回だけ続きます。
by kanafr
| 2014-11-25 11:01
| 旅に出る
|
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Comments(12)
Commented
by
hisako-baaba at 2014-11-25 22:56
詳しいレポート楽しませていただいております。
征服されても破壊をまぬがれた素敵な建物たち。歴史的建造物が沢山残って良かったこと。
ミュシャって素敵な愛国者だったのですね。
ステンドグラス凄く精巧。
ガラス細工の盛んなところはさすが、食器でもなんでも美しい。
まだ見落としたところがあるんですって・・・素晴らしい街ですね。
いつの日かもう一度行かれるのが楽しみです。
征服されても破壊をまぬがれた素敵な建物たち。歴史的建造物が沢山残って良かったこと。
ミュシャって素敵な愛国者だったのですね。
ステンドグラス凄く精巧。
ガラス細工の盛んなところはさすが、食器でもなんでも美しい。
まだ見落としたところがあるんですって・・・素晴らしい街ですね。
いつの日かもう一度行かれるのが楽しみです。
0
Commented
by
kimanba at 2014-11-26 09:37
このプラハ市庁舎の中に入っているレストランで食事しましたよ~♪
市庁舎の中が美術館のような、、
ヨーロッパの都市では信じられない形式がありますよね。
市庁舎とブティックが一緒の建物でびっくりした事もあります。
kanafrさん_____
とっても綺麗で素敵な場所を巡られたのですね。
お仕事大変ですが、、(そんなお忙しい日々を送っていらっしゃったとは)
こんな大変な日々の前に心と身体の休養ができていて良かったですね。
でもあまりご無理はなさいませんように。
市庁舎の中が美術館のような、、
ヨーロッパの都市では信じられない形式がありますよね。
市庁舎とブティックが一緒の建物でびっくりした事もあります。
kanafrさん_____
とっても綺麗で素敵な場所を巡られたのですね。
お仕事大変ですが、、(そんなお忙しい日々を送っていらっしゃったとは)
こんな大変な日々の前に心と身体の休養ができていて良かったですね。
でもあまりご無理はなさいませんように。
Commented
by
kanafr at 2014-11-27 01:27
hisakoさん 今日は
>詳しいレポート楽しませていただいております。
かなりノンビリゆっくりした旅行レポートになってしまい、自分自身でも呆れているんですけどね。そんな風に温かい励ましのお言葉、本当に有難うございます。
ミュシャってチェコだと「ムハ」って言うんですよ。本当はそのムハで書いた方がいいのかな?って思いましたけど、何だか馴染がなく、ムハよりミュシャの方が素敵な感じなのでそのままミュシャで通しました。
こんなに国の為に色々やったのに、最後はその絵が享楽的とかでナチスに捕えられたと読んで、涙が出ました。
いつかもう一度行ければ!と思います。
>詳しいレポート楽しませていただいております。
かなりノンビリゆっくりした旅行レポートになってしまい、自分自身でも呆れているんですけどね。そんな風に温かい励ましのお言葉、本当に有難うございます。
ミュシャってチェコだと「ムハ」って言うんですよ。本当はそのムハで書いた方がいいのかな?って思いましたけど、何だか馴染がなく、ムハよりミュシャの方が素敵な感じなのでそのままミュシャで通しました。
こんなに国の為に色々やったのに、最後はその絵が享楽的とかでナチスに捕えられたと読んで、涙が出ました。
いつかもう一度行ければ!と思います。
Commented
by
kanafr at 2014-11-27 01:54
kimanbaさん 今日は
こんなに遅れてばかりの旅行記事を読んでくださって有難うございます。
あの市民会館でお食事されたんですね。アールヌーボーの素敵なインテリアだったでしょう?
私達はテラスでお茶だけしました。私達のホテルが小さな通りをはさんで隣なので、いつでも行けると思っていたのが失敗でした。内部ツアーの時間を調べておけばよかったと、後から思いましたわん。
でも、ついでにドバイだったかアラブで活躍している女性デザイナーの展示会をやっていたので、刺繍の見事な素晴らしいドレスの数々を堪能させていただきました。
この忙しさは、会社から急に年内消化のヴァカンスを言われたっていう事もあるんですが、一番有給休暇が残っている新人のTさんが、早く決めてくれれば、事務所のメンバーが出向先の応援に来てくれる事になっていたんですが、仕事の反応も今ひとつ遅いこのTさん、何度催促しても、ご自身の休暇を決めるのに3週間もかかっていまい、やっと決定したのが週末で、しかも次の週からの休暇をとるなんていうので事務所からは応援不可で断られ、私がカバーする事になったんですよ。もうこのTさんには、まいりましたわ。
旅行写真を見ながら“あんな日もあったのね”で撮ってきた写真に慰められています(苦笑)
こんなに遅れてばかりの旅行記事を読んでくださって有難うございます。
あの市民会館でお食事されたんですね。アールヌーボーの素敵なインテリアだったでしょう?
私達はテラスでお茶だけしました。私達のホテルが小さな通りをはさんで隣なので、いつでも行けると思っていたのが失敗でした。内部ツアーの時間を調べておけばよかったと、後から思いましたわん。
でも、ついでにドバイだったかアラブで活躍している女性デザイナーの展示会をやっていたので、刺繍の見事な素晴らしいドレスの数々を堪能させていただきました。
この忙しさは、会社から急に年内消化のヴァカンスを言われたっていう事もあるんですが、一番有給休暇が残っている新人のTさんが、早く決めてくれれば、事務所のメンバーが出向先の応援に来てくれる事になっていたんですが、仕事の反応も今ひとつ遅いこのTさん、何度催促しても、ご自身の休暇を決めるのに3週間もかかっていまい、やっと決定したのが週末で、しかも次の週からの休暇をとるなんていうので事務所からは応援不可で断られ、私がカバーする事になったんですよ。もうこのTさんには、まいりましたわ。
旅行写真を見ながら“あんな日もあったのね”で撮ってきた写真に慰められています(苦笑)
Commented
by
saheizi-inokori at 2014-11-27 12:36
又家族旅行に行かれたのかと^^。
カレル橋をジョギングした思い出があります。
大学教授だというガイドと歩いたのに、そんなことしか覚えていない。
あ、夜古い建物の中で弦楽四重奏の演奏会を聴きました。
カレル橋をジョギングした思い出があります。
大学教授だというガイドと歩いたのに、そんなことしか覚えていない。
あ、夜古い建物の中で弦楽四重奏の演奏会を聴きました。
Commented
by
whitelacenonyo at 2014-11-27 23:07
プラハ旅行記が滞って(失礼ペコリ)いましたのでご多忙だとは思っていましたが、
うたた寝のお母様を起こす良い子のNo2くんとの会話には
吹き出してしまいました。
>「幼児の場合、食べたら眠くなるのは、成長に繋がるけどねぇ、お母さんの場合は、成長ではなく、単に、食べてすぐ寝るのデブコースを選択されたのかと...」
まぁ、打てば響くような絶妙な会話ですこと。感心ですわ。
あっ!旅行記のコメントと大きく外れてしまいましたが、
プラハ、奥が深いのですね。益々興味が湧いてきます。
楽しみにしていま〜〜す。
うたた寝のお母様を起こす良い子のNo2くんとの会話には
吹き出してしまいました。
>「幼児の場合、食べたら眠くなるのは、成長に繋がるけどねぇ、お母さんの場合は、成長ではなく、単に、食べてすぐ寝るのデブコースを選択されたのかと...」
まぁ、打てば響くような絶妙な会話ですこと。感心ですわ。
あっ!旅行記のコメントと大きく外れてしまいましたが、
プラハ、奥が深いのですね。益々興味が湧いてきます。
楽しみにしていま〜〜す。
Commented
by
kanafr at 2014-11-28 09:27
saheiziさん 今晩は
まぁ、カレル橋をジョギングですか!
あそこ結構距離ありますものね。多分朝早くされたんだと思いますが、気持ちよかったでしょうね。
旅行中も、ちゃんと健康管理されていらっしゃるなんて凄いです。
歴史ある建物の中での弦楽四重奏...凄く雰囲気ありますね。今回の旅行でプラハは、やはり音楽の街だなあって思いました。
まぁ、カレル橋をジョギングですか!
あそこ結構距離ありますものね。多分朝早くされたんだと思いますが、気持ちよかったでしょうね。
旅行中も、ちゃんと健康管理されていらっしゃるなんて凄いです。
歴史ある建物の中での弦楽四重奏...凄く雰囲気ありますね。今回の旅行でプラハは、やはり音楽の街だなあって思いました。
Commented
by
kanafr at 2014-11-28 09:34
whitelacenonyoさん 今晩は
フフフ、確かにかなり滞っていますよねぇ。スミマセン。
でも、それなのにこんな風に訪問してくださって有難うございます。
耳元で「食べてすぐ寝たら、太るぞぉ」とささやく№2の声は聞こえていたんですが、睡魔に勝てずなかなか目が覚めなかったら、最後はこのセリフでした。もう痛いところ突かれましたわ(苦笑)
プラハの記事、今度こそ早目にアップして最後にするつもりなんですけど、最後になるかしら?って今から不安です(汗)
フフフ、確かにかなり滞っていますよねぇ。スミマセン。
でも、それなのにこんな風に訪問してくださって有難うございます。
耳元で「食べてすぐ寝たら、太るぞぉ」とささやく№2の声は聞こえていたんですが、睡魔に勝てずなかなか目が覚めなかったら、最後はこのセリフでした。もう痛いところ突かれましたわ(苦笑)
プラハの記事、今度こそ早目にアップして最後にするつもりなんですけど、最後になるかしら?って今から不安です(汗)
Commented
by
uransuzu at 2014-11-29 08:36
昨年、六本木ヒルズでミュシャ展があって、見に行きました。
私も若い頃には、彼の魅力がよくわからなかった、なんというか、「いかにも~」という感じがしてね。
でも、この年齢になってわかる奥深さがありました。
ミュシャは、チェコのために晩年奉仕して、そのせいで「国民に愛国心を煽る」とかいうつまらない理由で逮捕され、亡くなったのですよね。
今、それほど国家に身をささげる芸術家がいるかしら・・・
続きを楽しみにしております。
私も若い頃には、彼の魅力がよくわからなかった、なんというか、「いかにも~」という感じがしてね。
でも、この年齢になってわかる奥深さがありました。
ミュシャは、チェコのために晩年奉仕して、そのせいで「国民に愛国心を煽る」とかいうつまらない理由で逮捕され、亡くなったのですよね。
今、それほど国家に身をささげる芸術家がいるかしら・・・
続きを楽しみにしております。
Commented
by
すっとこ
at 2014-11-30 08:44
x
まぁ!
こんなに詳細に書いて下さって嬉しいです。
レポート待った甲斐があるというものです。
(あと1回あるそうで、それも楽しみ)
やはり専属優秀ツアーコンダクターがいらっしゃると
旅もこんなに違うのですね!
駆け足過ぎてあまりプラハの記憶のない自分が
恥ずかしいです・・・。
個人的にはガラス器のお写真に
しばし眺め入らせて頂きました。
はぁ~ ため息と共に。
新人バ○Tさん(あっ言っちゃった)のせい
であまりお忙しくなられませんように。
遠くよりお祈りしております!
こんなに詳細に書いて下さって嬉しいです。
レポート待った甲斐があるというものです。
(あと1回あるそうで、それも楽しみ)
やはり専属優秀ツアーコンダクターがいらっしゃると
旅もこんなに違うのですね!
駆け足過ぎてあまりプラハの記憶のない自分が
恥ずかしいです・・・。
個人的にはガラス器のお写真に
しばし眺め入らせて頂きました。
はぁ~ ため息と共に。
新人バ○Tさん(あっ言っちゃった)のせい
であまりお忙しくなられませんように。
遠くよりお祈りしております!
Commented
by
kanafr at 2014-12-04 09:38
uransuzuさん 今晩は
お返事遅くなり申し訳ありません。
昨年、日本でミュシャ展があったんですね。
>私も若い頃には、彼の魅力が分からなかった、何というか、「いかにも~」という感じがしてね。
ホント、ホント、そんな感じでした。年を重ねて見えてくるものがあるって、何だか楽しいですね。
お返事遅くなり申し訳ありません。
昨年、日本でミュシャ展があったんですね。
>私も若い頃には、彼の魅力が分からなかった、何というか、「いかにも~」という感じがしてね。
ホント、ホント、そんな感じでした。年を重ねて見えてくるものがあるって、何だか楽しいですね。
Commented
by
kanafr at 2014-12-04 09:53
すっとこさん 今晩は
お返事遅くなって申し訳ありません。
待ってくださっていたなんて、なんて嬉しいお言葉でしょう。有難うございます。
確かに個人旅行なので、あっちに寄り道、こっちにフラリという旅行ですから、皆さんがご覧にならない部分も行ったのかもしれないんですが、事前に下調べをしていなかったせいで、専属コンダクターに指示できず、後で行っていない所こんなにあったじゃない!って、思いました。
ガラスの写真ネ、本当はもっと沢山撮ったんですが、どれを選んでいいか分からず、一部だけになりました。
本当にガラスっていいですよねぇ。
お返事遅くなって申し訳ありません。
待ってくださっていたなんて、なんて嬉しいお言葉でしょう。有難うございます。
確かに個人旅行なので、あっちに寄り道、こっちにフラリという旅行ですから、皆さんがご覧にならない部分も行ったのかもしれないんですが、事前に下調べをしていなかったせいで、専属コンダクターに指示できず、後で行っていない所こんなにあったじゃない!って、思いました。
ガラスの写真ネ、本当はもっと沢山撮ったんですが、どれを選んでいいか分からず、一部だけになりました。
本当にガラスっていいですよねぇ。