2016年 02月 19日
近いのに、何故か行けなかった国でした
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手袋もせず、薄いセーターとコートで十分だった国から、マイナス1℃のところに帰ってきた
せいでしょうか?
すっかり風邪を引いて、鼻水くしゃみは止まらず、頭もボーっとしておりますが、楽しかった
1週間の旅行の記憶が薄れないうちに、サッサと書かねば..。
これだけ長くフランスに住んでいるのに、いつも家族で「行ってみたいネ」と言いながら、どう
いう訳か「いつかネ!」で、そのままになっていた国への旅行...
それは、フランスのお隣、イタリアでした。
毎年2回、お目にかかるたびに色んな刺激を受けるマダムからのお誘いでなければ、きっと行かなかったかもしれないイタリア。
昔からの知り合いですが、こんなに長い間ご一緒させていただいたのは初めてでした。
今回は、いつも以上に色んなお話をさせていただきましたが、ご自身のお仕事に対する深い情熱は勿論の事、あれほど凄いキャリアの持ち主なのに、与えられた仕事に対して、いつも感謝の念を持ち続ける謙虚さや、長い経験の上に留まらず、いつも新鮮な感覚を持ち続ける姿勢や、不運な出来事にぶつかっても決して人のせいにはせず謙虚に受け止め、前を向いて生きて行くぶれない強さを持った生き方や人に対する優しさに魅了させられました。
あらゆる意味で、一生現役というのはこういう方の事を言うのだろうと思いました。
そんな素敵なマダムから、今回、お誘いいただいたのは、ミラノとフィレンツエ。
幼い時から知っていて、しかも大きくなってからは「お母さんの知り合いの中で、一番カッコ
いい人!」と、昔からマダムの大ファンの№2.
日頃「服は着らればいい!」と豪語する位、コーデもへったくれもない奴なのに「そんな格好で行くのかよ!ダッセー!!!」と、うるさい事!うるさい事!
さらに...
「一人で行動する時は、前後左右に気を配る事!地図をちゃんと見る事!絶対に迷惑をかけないように、失礼のないように、この人と友達だって言われたくないわって思われないように、ちゃんとしろよ!」と、№2からは、ガンガン注意を受けての一人旅でございましたわ。
私だって、やる時はやるんだ!って事、わかっていないらしい....。信用ゼロなのかしらん?
そんな奴と違ってオットは、実に優しい。
当日の朝、オペラ座近くのロワシー空港行きのバスの乗り場迄、出勤前に少し遠回りして
送ってくれましたが、車から降りる時に「歯の治療費で十分な事をしてやれなくてごめんね。少ないけれど、これで何か自分の物でも買っておいで。楽しんできなよ」と、お小遣いをくれ
ました。
今回も飛行機は、イージージェット。
昨年の9月に行ったリスボンと違って、今回は荷物も嵩張る冬支度なので、無理に機内持ち込みサイズのスーツケースにせず、少し大き目のスーツケースにして預けることにしましたが出発2時間前になってもなかなか受付カウンターが開かず、周りでも文句を言う人が続出。
「まさかストじゃないでしょうね!」と職員に聞く人までいたのは、ちょうど一週間前のタクシーストの時に、イージージェットもストだったからですけどね。
やっとカウンターが開き、荷物を預けたら、職員の方から「ゲート№が、ギリギリになってからよく変わるのでよく確認してくださいね」のご注意をいただきましたが、まさかこのご注意が、後日、本当になるとは思ってもみませんでした。
さて、何度も確認して行ったゲートには、フランスで研修したらしきイタリア学生のグループやアジア系のグループの方達の長蛇の列で、なかなか前に進まない。
その訳は、何度も「手荷物は一つです。機内持ち込みサイズの確認は、受付の横のボックスでできます。それ以上の大きさのスーツケースは、機内持ち込みができません。その場合は機内預かりの手続きをしてください」のアナウンスが流れ、言葉が分からなくても理解できるように図解された立て看板まであるのに、誰も自分には関係ないとばかりに、聞きもせず、
見てもない。
とにかく、明らかに大きな荷物、明らかに手荷物は2つ以上持っているのに、そのまま平気でゲートを通過しようとしてストップをかけられる乗客ばかりで、時間通りの出発は不可能だろうなあと思っていたら、やはり40分遅れの出発となりました。
パリも降ったり止んだりの天候でしたが、1時間少しで着いたミラノマルペンサ空港。
ここから、まずチェントーレ(センターの事だそうです)に行かなければならず、電車かバスの手段があると聞いていましたが、スーツケースをピックアップして出口に向かったら、その出口のすぐ横のカウンターでセンター行きのバスのご案内を発見。
空港の外の5番のバスで行けると教えていただいたので、バス券9ユーロを購入しました。
出発前のパリも雨が降ったり止んだりの悪天候でしたが、ミラノも土砂降り。
途中一か所停車し下車する方もいましたが、空港から1時間半かけてのセンターに到着し、雨だった事もあってなのか、もう真っ暗。
バスから次々と荷物を降ろしている乗客達のところへ、早速「傘いらんかね」の販売集団が
来ましたが、そのまま無視しているとアッサリ離れて行き、フランスにいる同じ様な集団より
しつこくありません。
タクシーに乗り、着いたホテルは、パリにもあるチェーンホテルですが、スタッフの方も感じがよく、ロビーにはピアノもあるシックな雰囲気のホテル。
「フランス語を話せる方、いらっしゃいます?」って伺ったら「No」と即答でしたけれどね。
でも、ミラノの市内地図もいただきましたし、カウンターの前には、イタリアンカラ―のビニールコード作った椅子が可愛いくて、それだけで、何だか明日からのミラノに期待100%だわ。
せいでしょうか?
すっかり風邪を引いて、鼻水くしゃみは止まらず、頭もボーっとしておりますが、楽しかった
1週間の旅行の記憶が薄れないうちに、サッサと書かねば..。
これだけ長くフランスに住んでいるのに、いつも家族で「行ってみたいネ」と言いながら、どう
いう訳か「いつかネ!」で、そのままになっていた国への旅行...
それは、フランスのお隣、イタリアでした。
昔からの知り合いですが、こんなに長い間ご一緒させていただいたのは初めてでした。
今回は、いつも以上に色んなお話をさせていただきましたが、ご自身のお仕事に対する深い情熱は勿論の事、あれほど凄いキャリアの持ち主なのに、与えられた仕事に対して、いつも感謝の念を持ち続ける謙虚さや、長い経験の上に留まらず、いつも新鮮な感覚を持ち続ける姿勢や、不運な出来事にぶつかっても決して人のせいにはせず謙虚に受け止め、前を向いて生きて行くぶれない強さを持った生き方や人に対する優しさに魅了させられました。
あらゆる意味で、一生現役というのはこういう方の事を言うのだろうと思いました。
そんな素敵なマダムから、今回、お誘いいただいたのは、ミラノとフィレンツエ。
いい人!」と、昔からマダムの大ファンの№2.
日頃「服は着らればいい!」と豪語する位、コーデもへったくれもない奴なのに「そんな格好で行くのかよ!ダッセー!!!」と、うるさい事!うるさい事!
さらに...
「一人で行動する時は、前後左右に気を配る事!地図をちゃんと見る事!絶対に迷惑をかけないように、失礼のないように、この人と友達だって言われたくないわって思われないように、ちゃんとしろよ!」と、№2からは、ガンガン注意を受けての一人旅でございましたわ。
私だって、やる時はやるんだ!って事、わかっていないらしい....。信用ゼロなのかしらん?
そんな奴と違ってオットは、実に優しい。
当日の朝、オペラ座近くのロワシー空港行きのバスの乗り場迄、出勤前に少し遠回りして
送ってくれましたが、車から降りる時に「歯の治療費で十分な事をしてやれなくてごめんね。少ないけれど、これで何か自分の物でも買っておいで。楽しんできなよ」と、お小遣いをくれ
ました。
今回も飛行機は、イージージェット。
昨年の9月に行ったリスボンと違って、今回は荷物も嵩張る冬支度なので、無理に機内持ち込みサイズのスーツケースにせず、少し大き目のスーツケースにして預けることにしましたが出発2時間前になってもなかなか受付カウンターが開かず、周りでも文句を言う人が続出。
「まさかストじゃないでしょうね!」と職員に聞く人までいたのは、ちょうど一週間前のタクシーストの時に、イージージェットもストだったからですけどね。
やっとカウンターが開き、荷物を預けたら、職員の方から「ゲート№が、ギリギリになってからよく変わるのでよく確認してくださいね」のご注意をいただきましたが、まさかこのご注意が、後日、本当になるとは思ってもみませんでした。
さて、何度も確認して行ったゲートには、フランスで研修したらしきイタリア学生のグループやアジア系のグループの方達の長蛇の列で、なかなか前に進まない。
その訳は、何度も「手荷物は一つです。機内持ち込みサイズの確認は、受付の横のボックスでできます。それ以上の大きさのスーツケースは、機内持ち込みができません。その場合は機内預かりの手続きをしてください」のアナウンスが流れ、言葉が分からなくても理解できるように図解された立て看板まであるのに、誰も自分には関係ないとばかりに、聞きもせず、
見てもない。
とにかく、明らかに大きな荷物、明らかに手荷物は2つ以上持っているのに、そのまま平気でゲートを通過しようとしてストップをかけられる乗客ばかりで、時間通りの出発は不可能だろうなあと思っていたら、やはり40分遅れの出発となりました。
パリも降ったり止んだりの天候でしたが、1時間少しで着いたミラノマルペンサ空港。
ここから、まずチェントーレ(センターの事だそうです)に行かなければならず、電車かバスの手段があると聞いていましたが、スーツケースをピックアップして出口に向かったら、その出口のすぐ横のカウンターでセンター行きのバスのご案内を発見。
空港の外の5番のバスで行けると教えていただいたので、バス券9ユーロを購入しました。
途中一か所停車し下車する方もいましたが、空港から1時間半かけてのセンターに到着し、雨だった事もあってなのか、もう真っ暗。
バスから次々と荷物を降ろしている乗客達のところへ、早速「傘いらんかね」の販売集団が
来ましたが、そのまま無視しているとアッサリ離れて行き、フランスにいる同じ様な集団より
しつこくありません。
タクシーに乗り、着いたホテルは、パリにもあるチェーンホテルですが、スタッフの方も感じがよく、ロビーにはピアノもあるシックな雰囲気のホテル。
でも、ミラノの市内地図もいただきましたし、カウンターの前には、イタリアンカラ―のビニールコード作った椅子が可愛いくて、それだけで、何だか明日からのミラノに期待100%だわ。
by kanafr
| 2016-02-19 12:40
| 旅に出る
|
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Comments(12)
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at 2016-02-19 14:21
x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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at 2016-02-19 18:10
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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kanafr at 2016-02-20 05:21
02-19 14;21の鍵コメさん 今晩は
ハイ、ご推察の件、私です(笑)
やはり鍵コメさんもそう思われたんですね。
本当に、素敵な方ですよね。
これからもよろしくお願い致します。
ハイ、ご推察の件、私です(笑)
やはり鍵コメさんもそう思われたんですね。
本当に、素敵な方ですよね。
これからもよろしくお願い致します。
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kanafr at 2016-02-20 05:23
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hisako-baaba at 2016-02-20 07:29
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kimanba at 2016-02-20 10:53
お隣の国なのに初めてのミラノ・フィレンツェにまずびっくりしましたが
考えてみたら「いつでも行ける」って案外「行きそびれる」ですよね。
まあそもそもが垂涎もののパリに住んでいらっしゃって
ヨーロッパのどの国にも国内旅行の感覚で行けるってホント羨ましいです!
私も明日からの
kanafrさんのミラノの旅行記に期待100%だわ。_ですニコニコ
考えてみたら「いつでも行ける」って案外「行きそびれる」ですよね。
まあそもそもが垂涎もののパリに住んでいらっしゃって
ヨーロッパのどの国にも国内旅行の感覚で行けるってホント羨ましいです!
私も明日からの
kanafrさんのミラノの旅行記に期待100%だわ。_ですニコニコ
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at 2016-02-20 16:33
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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uransuzu at 2016-02-20 22:07
kanaさんがイタリア初体験だったなんて!
お誘いくださったのは、Hさんでしょうか、素敵な方だとブログを通して想像しております。
でね、ちょうど同じころ、我が夫もミラノに行っておりました。
すれ違わなかった~?(笑)
お身体おだいじに・・・
お誘いくださったのは、Hさんでしょうか、素敵な方だとブログを通して想像しております。
でね、ちょうど同じころ、我が夫もミラノに行っておりました。
すれ違わなかった~?(笑)
お身体おだいじに・・・
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kanafr at 2016-02-22 02:06
hisakoさん 今晩は
今回は、我が家のツアコンもいない、オットもいないのミラノ着でしたので、ちょっとドキドキでした。
でも、本当に彼女が誘ってくれなかったら、こんな素敵な旅をする事はできなかったろうなあと感謝しています。
エキサイトのコメント欄、何だか変ですね。
今回は、我が家のツアコンもいない、オットもいないのミラノ着でしたので、ちょっとドキドキでした。
でも、本当に彼女が誘ってくれなかったら、こんな素敵な旅をする事はできなかったろうなあと感謝しています。
エキサイトのコメント欄、何だか変ですね。
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kanafr at 2016-02-22 02:11
kimanbaさん 今晩は
初ミラノ、フイレンツエって言うと、皆さんビックリされます。一応ヴァカンスでmニース滞在中に、モナコから足を伸ばしてジェノバ迄は行った事があるんですけどね。イタリア通の友人から「ジェノバに行った位でイタリアに行ったと言うな!」と言われましたわ(苦笑)
国内旅行の感覚で行けるのは便利なんですけどね。免税はきかないのでそれだけが残念ですわ。
初ミラノ、フイレンツエって言うと、皆さんビックリされます。一応ヴァカンスでmニース滞在中に、モナコから足を伸ばしてジェノバ迄は行った事があるんですけどね。イタリア通の友人から「ジェノバに行った位でイタリアに行ったと言うな!」と言われましたわ(苦笑)
国内旅行の感覚で行けるのは便利なんですけどね。免税はきかないのでそれだけが残念ですわ。
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kanafr at 2016-02-22 02:19
02-20 16;33の鍵コメさん 今晩は
エキサイト問題多しですね。
私も他の方にコメしようとしたら送信できず、一度全部のタブを消してやったらできましたが、コメレスも同じ様な方法を取らないとできませんでした。
飛行機で1時間ちょっとですから、そういう意味でイタリアは近いなあとあらためて思いました。
エキサイト問題多しですね。
私も他の方にコメしようとしたら送信できず、一度全部のタブを消してやったらできましたが、コメレスも同じ様な方法を取らないとできませんでした。
飛行機で1時間ちょっとですから、そういう意味でイタリアは近いなあとあらためて思いました。
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kanafr at 2016-02-22 02:43
uransuzuさん 今晩は
そう初体験なんですよぉ。これだけ長く住んでいるのにねぇって皆さんからビックリされています(苦笑)
まぁ、ご主人様がミラノにいらしていたんですか!?
展示会の時期ですものね。
ミラノには、素敵な男性が多くて、写真を撮りたい方沢山いましたよぉ。
きっとご主人様もそのお一人だったかも...。
お目にかかれなくて残念でしたわ。
そう初体験なんですよぉ。これだけ長く住んでいるのにねぇって皆さんからビックリされています(苦笑)
まぁ、ご主人様がミラノにいらしていたんですか!?
展示会の時期ですものね。
ミラノには、素敵な男性が多くて、写真を撮りたい方沢山いましたよぉ。
きっとご主人様もそのお一人だったかも...。
お目にかかれなくて残念でしたわ。