2016年 02月 26日
運河の街ナヴィリオから、コルソ・コモへ
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ミラノ最終日もすっかり晴れて、散策日和となりました。
この日は、午前中展示会でお仕事のマダムと待ち合わせをした午後の時間まで、一人ぶらり街歩き。
まずは、メトロに乗って、運河の街ナヴィリオへ…。
どういう訳か、“ナヴィリオ”の地名が頭に入らず、ついに、マダムから「もう、教えるの10回目なんですけどぉ」と呆れられた場所ですわ。
本当に困ったものです。
さて、そのナヴィリオですが、ここは毎月末の日曜日に蚤の市があるそうですが、残念ながら日曜日はフィレンツエなので、蚤の市は、次回の旅行のお楽しみかしら?
降りたポルタジェノヴァ(PORTA GENOVA)駅から、運河に向かってヴイジェヴァーノ通りを
進み、運河らしき場所に着きましたが、なぜか閉まっているお店が多く、とっても静か。
それでも、せっかく来たんですから、まずは運河沿いを歩かなきゃネ!
そこで見つけた何とも言えない、緑の葉に彩られた可愛い家。
お日様に背を向けて日向ぼっこをしているワンちゃんの横には、何やら素敵な物が…。
そこで「見るだけなんですけど…」とお断りして入ったブティックの中は独特の世界。
太い木の梁を生かした店内は、子供用のピアノが何気なく置かれ、バッグの形をした鉄枠の中には植木が飾られいて、そんな空間に何気なく置かれたバッグも、とっても素敵でした。
お値段は1300から1500€と、ちょっとお高めですが、ベルトで大きさを自由にアレンジできバッグの内側にも、色々細かい配慮がされています。
最初、セレクトショップかと思いましたら、接客してくださった方がこのブティックのオーナーで、メーキャップアーティスト兼バッグのデザイナーなんですって!
店内の写真は、ご本人からご承諾いただいて、撮らせていただきました。
ミラノでもショップはここだけで、パリとの取引もないとおっしゃるので、こんなに素敵な物を
作るのに、もったいないなあと思い「パリの展示会に出展した方が、いいと思いますよ」と、
つい、お節介な事を言ってしまいましたわ。
すると「いつかはそうしたいと思っていますが、やはり費用の問題もあって...」とおっしゃる。
確かにパリの展示会出展費用は、小さなブースでも、かなりかかりますものね。
さて、このブティックに入るきっかけを作ってくれたワンちゃんは、この子。
可愛いこの子の為にも、いいスポンサーや取引先が増えますように!
蚤の市はなくても、このブティックを見つけただけで大満足でした。
DAVIDE GATTO
Alzaia Naviglio Grande 10
このDAVIDEさんの隣も可愛いブティックでしたが、残念ながら閉まっていて見れずでした。
ここも、次回のお楽しみかしら?
運河の水は、あまり多いとは言えませんでしたが、運河沿いのカラフルな建物が水に映り、水の中の絵画の世界がそこにある!という感じでした。
そして、少ない水の上を泳ぐ鳥を追いかけるお揃いの服を着た3姉妹のあまりの可愛さに、
思わずパチリ!
この運河の反対側のコルソジェノバ通りには、ミラノのセレクトショップの草分け的存在と紹介されたセレクトショップもありましたが、正直言って、ここじゃなければ!のセレクトショップではなかったですね。
テイクアウト的なサンドイッチやさんで、お昼を軽くいただいた後は、ナヴィリオ地区にお別れし再びメトロでガリバリディ(GARIBALDI)駅近くのコルソ・コモ通りへ。
駅からガリバリディ門までの短いコルソ・コモ通りには、日本人デザイナーのブランド“アンテ・プリマ”のブティックもある通りですが、この日の目的は、昨夜マダムから伺ったミラノモードを代表するセレクトショップ“10 Corso Como”
入り口の感じは、ちょっとパリのマレ地区にある“メルシー”っぽいかしら?
店内は、各クリエーターごとのコーナーが設置され、春夏商品が色々…。
パリのセレクトショップ“コレット”よりは、規模が大きく見やすい感じでした。
隣接するカフェレストランは、ゆったりした感じで、この素敵な空間でティータイム...。
気分いいでしょうねぇ。
でも、今回は、マダムとの待ち合わせ時間もせまっていましたので、お店の方に写真撮影を許可していただいて退出しました。
行けなかった2階の専門書コーナー共々、ティータイムは、次回のお楽しみにですね。
ああ、こうやって次回のお楽しみ、一体どれだけ増えて行くのでしょうね。
...で、続きます。
この日は、午前中展示会でお仕事のマダムと待ち合わせをした午後の時間まで、一人ぶらり街歩き。
まずは、メトロに乗って、運河の街ナヴィリオへ…。
どういう訳か、“ナヴィリオ”の地名が頭に入らず、ついに、マダムから「もう、教えるの10回目なんですけどぉ」と呆れられた場所ですわ。
本当に困ったものです。
さて、そのナヴィリオですが、ここは毎月末の日曜日に蚤の市があるそうですが、残念ながら日曜日はフィレンツエなので、蚤の市は、次回の旅行のお楽しみかしら?
降りたポルタジェノヴァ(PORTA GENOVA)駅から、運河に向かってヴイジェヴァーノ通りを
進み、運河らしき場所に着きましたが、なぜか閉まっているお店が多く、とっても静か。
それでも、せっかく来たんですから、まずは運河沿いを歩かなきゃネ!
そこで見つけた何とも言えない、緑の葉に彩られた可愛い家。
そこで「見るだけなんですけど…」とお断りして入ったブティックの中は独特の世界。
最初、セレクトショップかと思いましたら、接客してくださった方がこのブティックのオーナーで、メーキャップアーティスト兼バッグのデザイナーなんですって!
店内の写真は、ご本人からご承諾いただいて、撮らせていただきました。
ミラノでもショップはここだけで、パリとの取引もないとおっしゃるので、こんなに素敵な物を
作るのに、もったいないなあと思い「パリの展示会に出展した方が、いいと思いますよ」と、
つい、お節介な事を言ってしまいましたわ。
すると「いつかはそうしたいと思っていますが、やはり費用の問題もあって...」とおっしゃる。
確かにパリの展示会出展費用は、小さなブースでも、かなりかかりますものね。
さて、このブティックに入るきっかけを作ってくれたワンちゃんは、この子。
蚤の市はなくても、このブティックを見つけただけで大満足でした。
DAVIDE GATTO
Alzaia Naviglio Grande 10
このDAVIDEさんの隣も可愛いブティックでしたが、残念ながら閉まっていて見れずでした。
ここも、次回のお楽しみかしら?
運河の水は、あまり多いとは言えませんでしたが、運河沿いのカラフルな建物が水に映り、水の中の絵画の世界がそこにある!という感じでした。
思わずパチリ!
テイクアウト的なサンドイッチやさんで、お昼を軽くいただいた後は、ナヴィリオ地区にお別れし再びメトロでガリバリディ(GARIBALDI)駅近くのコルソ・コモ通りへ。
駅からガリバリディ門までの短いコルソ・コモ通りには、日本人デザイナーのブランド“アンテ・プリマ”のブティックもある通りですが、この日の目的は、昨夜マダムから伺ったミラノモードを代表するセレクトショップ“10 Corso Como”
店内は、各クリエーターごとのコーナーが設置され、春夏商品が色々…。
パリのセレクトショップ“コレット”よりは、規模が大きく見やすい感じでした。
隣接するカフェレストランは、ゆったりした感じで、この素敵な空間でティータイム...。
気分いいでしょうねぇ。
行けなかった2階の専門書コーナー共々、ティータイムは、次回のお楽しみにですね。
ああ、こうやって次回のお楽しみ、一体どれだけ増えて行くのでしょうね。
...で、続きます。
by kanafr
| 2016-02-26 12:19
| 旅に出る
|
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Comments(8)
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at 2016-02-26 20:41
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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by
すっとこ
at 2016-02-26 23:26
x
わわわわあわわわわわあわわわわわわわ!
「次回のお楽しみ」のあるのが素敵です。
ヨーロッパはお国同士が近いですものね。
今回は下調べ、というのがぶらぶら歩きの
余裕となって先の楽しみに繋がりますね。
ロンドン在住時 夫と訪れたイタリアはフィレ
ンツェのレストラン“ドン キショッテ”。
ホテルのコンシェルジェお勧めでふらっと入っ
たのですが。「もう一度見来たい!」と思わせ
る味もサービスも見事な小さなレストランでした。
「また行こうね」と言ったのにぃ。
結局次はないままに日本帰国となりましたトホホ。
Kanafrさんは ちゃんと次があるから羨ましい!
結局英語読み“ドン キホーテ”でのウェイターさんの優美なワインの注ぎ方だけが
一発芸(芸なんか)として我が手元に残りました。
ダックスフントの居る小さなショップ 、行ってみたい!!
「次回のお楽しみ」のあるのが素敵です。
ヨーロッパはお国同士が近いですものね。
今回は下調べ、というのがぶらぶら歩きの
余裕となって先の楽しみに繋がりますね。
ロンドン在住時 夫と訪れたイタリアはフィレ
ンツェのレストラン“ドン キショッテ”。
ホテルのコンシェルジェお勧めでふらっと入っ
たのですが。「もう一度見来たい!」と思わせ
る味もサービスも見事な小さなレストランでした。
「また行こうね」と言ったのにぃ。
結局次はないままに日本帰国となりましたトホホ。
Kanafrさんは ちゃんと次があるから羨ましい!
結局英語読み“ドン キホーテ”でのウェイターさんの優美なワインの注ぎ方だけが
一発芸(芸なんか)として我が手元に残りました。
ダックスフントの居る小さなショップ 、行ってみたい!!
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kimanba at 2016-02-27 09:19
素敵な外観のブティックはホント_《見るだけ》にピッタリなお店でしたね~。
売るためではなく鑑賞して貰うためだけに配置されているような商品(?)
kanafrさん仰る通りの独特の世界
すべて一点モノというのもやはり「まさしく鑑賞にぴったり」のプチ美術館の様相です♪
そして外に出ても素晴らしき景観。
(自然の景観とは違うのに人工の建物と運河とのこんな見事な融合)
ミラノという響きに憧れていましたがやっぱりオシャレな街ですね。
行った事ないから行きたくてたまらなくなってしまいました。何もかもがオシャレなトコロですね。
それにしても
↓のイタリア男性も素敵でしたがこの女性も子供達もみ~~んな素敵でかっこよくて。。豊か。
みんながモデルさんです!、、だってね、
この姉妹こんなに歳が近くてお揃いの服装をさせる(靴まで!)その心意気にも脱帽。
普通はお下がり考えてしまって同じ服では揃えないよね~と妙な部分に着眼する貧乏性~笑
売るためではなく鑑賞して貰うためだけに配置されているような商品(?)
kanafrさん仰る通りの独特の世界
すべて一点モノというのもやはり「まさしく鑑賞にぴったり」のプチ美術館の様相です♪
そして外に出ても素晴らしき景観。
(自然の景観とは違うのに人工の建物と運河とのこんな見事な融合)
ミラノという響きに憧れていましたがやっぱりオシャレな街ですね。
行った事ないから行きたくてたまらなくなってしまいました。何もかもがオシャレなトコロですね。
それにしても
↓のイタリア男性も素敵でしたがこの女性も子供達もみ~~んな素敵でかっこよくて。。豊か。
みんながモデルさんです!、、だってね、
この姉妹こんなに歳が近くてお揃いの服装をさせる(靴まで!)その心意気にも脱帽。
普通はお下がり考えてしまって同じ服では揃えないよね~と妙な部分に着眼する貧乏性~笑
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whitelacenonyo at 2016-02-27 10:38
のんびり一人歩きのミラノ、、、
kanaさんの姿を思い浮かべながら指をくわえて読んでいます。
次回のお楽しみが家族旅行ですもの、いいわぁ〜〜
下調べにも力が入ることでしょう。
運河のある地区はトラムに乗って友人の友人がベネチアングラスの
作家と結婚していたので訪ねました。
その時、買った赤いベネチアングラスは我が家の宝物。
未だに大切に飾っています。
merciぽいお店、素敵ですね〜
kanaさんの姿を思い浮かべながら指をくわえて読んでいます。
次回のお楽しみが家族旅行ですもの、いいわぁ〜〜
下調べにも力が入ることでしょう。
運河のある地区はトラムに乗って友人の友人がベネチアングラスの
作家と結婚していたので訪ねました。
その時、買った赤いベネチアングラスは我が家の宝物。
未だに大切に飾っています。
merciぽいお店、素敵ですね〜
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kanafr at 2016-02-27 11:23
02-26 20;41の鍵コメさん 今晩は
ご心配いただき有難うございます。
なんせ、来週から怒涛の日々になるので、なるべく書ける時に書いてしまおうと言う事で私にはしては、珍しく更新多いでしょう?(苦笑)
イタリア人って子供のお洒落にお金をかける人が多いそうですよ。可愛い子一杯いました。
ご心配いただき有難うございます。
なんせ、来週から怒涛の日々になるので、なるべく書ける時に書いてしまおうと言う事で私にはしては、珍しく更新多いでしょう?(苦笑)
イタリア人って子供のお洒落にお金をかける人が多いそうですよ。可愛い子一杯いました。
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kanafr at 2016-02-27 11:28
すっとこさん 今晩は
「次回のお楽しみ...」なんて書いていますが、その次回がいつになるのか、まだ予定は全く立っておりません(苦笑)
オォ、そのフィレンツエのレストラン、今もあるのでしょうか?是非、そのワインの一発芸とやらを私も見てみたい!
しっかりメモメモしましたぞ。
このワンちゃんのいるブティック、本当に可愛い空間でしたよ。お隣のブティックも気になって気になって...。
古い洗濯場も近くにあって、何だかノンビリいい雰囲気でした。蚤の市の時に是非行きたいなあ。
「次回のお楽しみ...」なんて書いていますが、その次回がいつになるのか、まだ予定は全く立っておりません(苦笑)
オォ、そのフィレンツエのレストラン、今もあるのでしょうか?是非、そのワインの一発芸とやらを私も見てみたい!
しっかりメモメモしましたぞ。
このワンちゃんのいるブティック、本当に可愛い空間でしたよ。お隣のブティックも気になって気になって...。
古い洗濯場も近くにあって、何だかノンビリいい雰囲気でした。蚤の市の時に是非行きたいなあ。
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kanafr at 2016-02-27 11:35
kimanbaさん 今晩は
何だか可愛いお家のブティックでしょう?
中は、何となくロード・オブ・ザ・リングのホビットが住んでいるようなホッコリした空間でしたが、クリエーターの方は、メイキャップアーティストと名乗られただけあって、キッチリアイラインを入れた男性でした。
何だか雰囲気のある地区でしたよ。蚤の市の時はこの運河沿いに沢山のお店が並ぶそうですよ。
この3姉妹、可愛いでしょう?
私もここまでお揃いにさせているのにビックリしました。
イタリア人は子供にお金をかけると聞いた通りミラノのブティックでも可愛い男の子がいましたが、写真撮れず残念でした。
何だか可愛いお家のブティックでしょう?
中は、何となくロード・オブ・ザ・リングのホビットが住んでいるようなホッコリした空間でしたが、クリエーターの方は、メイキャップアーティストと名乗られただけあって、キッチリアイラインを入れた男性でした。
何だか雰囲気のある地区でしたよ。蚤の市の時はこの運河沿いに沢山のお店が並ぶそうですよ。
この3姉妹、可愛いでしょう?
私もここまでお揃いにさせているのにビックリしました。
イタリア人は子供にお金をかけると聞いた通りミラノのブティックでも可愛い男の子がいましたが、写真撮れず残念でした。
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kanafr at 2016-02-27 11:41
whitelacenonyoさん 今晩は
オットが行きたがっているイタリアなので、何とか!と思っています。
いつも№2が我が家のツアコンなので、逆にイージージェットの搭乗手続きにしても全部お任せでしたので、それって頼り切って覚えないのでよくなかったなあと思いました。
whiteさんは、この地区にご友人がいらっしゃるんですか?
アーティストの方がかなり住んでいらっしゃるそうですものね。残念ながら閉まっているショップが多く、ベネチアングラスのお店があったらご友人のご主人様の物だったかもしれませんね。
メルシーっぽいお店、並んでいる商品はフランスにもある商品なので見るだけで終わりましたが、この緑の中でお茶している方もいて素敵でしたよ。
オットが行きたがっているイタリアなので、何とか!と思っています。
いつも№2が我が家のツアコンなので、逆にイージージェットの搭乗手続きにしても全部お任せでしたので、それって頼り切って覚えないのでよくなかったなあと思いました。
whiteさんは、この地区にご友人がいらっしゃるんですか?
アーティストの方がかなり住んでいらっしゃるそうですものね。残念ながら閉まっているショップが多く、ベネチアングラスのお店があったらご友人のご主人様の物だったかもしれませんね。
メルシーっぽいお店、並んでいる商品はフランスにもある商品なので見るだけで終わりましたが、この緑の中でお茶している方もいて素敵でしたよ。