2016年 10月 22日
雨にも負けず、風邪にも負けず...の家族旅行 (3) イタリアの珈琲
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カフェというと、フランスのイメージが定着していますが、何気なく入ったカフェでの珈琲のその豊かに広がる香りと味のよさに、思わず「美味しい!」と声に出してしまったのは、2月のミラノフィレンツェ旅行の時だったと思います。
それ以来、イタリアの珈琲に、絶対なる信頼をおいている私。
食事の印象は、美味しい珈琲が変えてくれる...って思ったのは、フィレンツェ最初の夜の
夕食の時。
実は、イタリア初のオットや№2にとって、イタリアに行ったら、どこでも美味しいイタリアンが
食べられると思っていたらしい。
ところが、フィレンツェ最初の夜のレストラン探しが、なかなか大変。
最初に行くつもりだったところが、すでに、かなりの行列。
でも、風邪気味の私にとって、あまりあっちこっちレストラン探しで、歩きたくない。
そこで、その近くに行列はしていませんでしたが、店内を見た感じでは、そこそこお客さんが入っていそうなリストランテがあったので、そこに決めました。
2階の席に通されましたが、男性のサービス係の方が、隣の席にいた若いアメリカ人の女性グループの方達にベッタリで忙しく、メニューを持ってきてくれるようにお願いしても、なかなか持って来て下さらない。
出発時から風邪気味だった私にとって、鼻風邪だけでなく寒気もしてきていたので、とにかく二人に夕食を何とか食べてもらって満足してもらえれば...と思っていました。
やっとオーダーができ、これまた長く待たされましたが、注文したお料理も無事きて、いざ
フィレンツェの初食事開始です。
ところが、フィレンツェ最初の食事!と大いに期待しすぎていたせいでしょうか?
「どぅお?」って、聞いたら、オットは「ウ~~~ン」で終わり。
№2は「これって、どっちかというと、普通って感じの味なんだけど.,.」とバッサリ!
それならデザートで気分を盛り上げてって思ったら、こういう時は、食事の〆に必ずデザートを食べるオットや№2なのに、珍しくデザートを断って、3人とも、最後は珈琲のみ。
ところが、この珈琲が、実に美味しかった!
でも、「あれ!?」と、最初に気づいたのは、オット。
正面からは分かりませんでしたが、珈琲カップの持ち手部分が、ちょっと斜めでした。
これが意外と持ちやすい。
そんな話題で盛り上がり、ちょっと不満足だったメインの食事を忘れ「イタリアの珈琲、本当に美味しいね」で、初日の夜を満足に終わらせることができ、ホッとしました。
そして翌朝は、オットと二人で、まずは、ドゥオモ近くの老舗カフェスクディエリのカウンターで、美味しい珈琲からスタート。
美味しそうなケーキもズラリと並んでいましたが、この日は、まだ風邪っぽくて、食べる気にはなれませんでした。
店内は、歴史ある雰囲気で、素敵!と思ったら、入り口に創業が1939年とありました。
1939年って、第2次世界大戦がはじまった年なんですよね。
「その頃のイタリアは、どんな感じだったんだろうね」
シックなカフェの店内を眺めながら、そんな事を話ししながら、ゆっくり朝の珈琲を味わうのも
旅のよさかしら。
ミルクやお砂糖入れも、素敵でした。
こんな素敵なカップでいただいた珈琲が、1€10なんて、安すぎる!
初日の夕食もそうでしたが、やはり食事は、パリより安い。
昼食は、マルシェで...
続きます。
それ以来、イタリアの珈琲に、絶対なる信頼をおいている私。
食事の印象は、美味しい珈琲が変えてくれる...って思ったのは、フィレンツェ最初の夜の
夕食の時。
実は、イタリア初のオットや№2にとって、イタリアに行ったら、どこでも美味しいイタリアンが
食べられると思っていたらしい。
ところが、フィレンツェ最初の夜のレストラン探しが、なかなか大変。
最初に行くつもりだったところが、すでに、かなりの行列。
でも、風邪気味の私にとって、あまりあっちこっちレストラン探しで、歩きたくない。
そこで、その近くに行列はしていませんでしたが、店内を見た感じでは、そこそこお客さんが入っていそうなリストランテがあったので、そこに決めました。
2階の席に通されましたが、男性のサービス係の方が、隣の席にいた若いアメリカ人の女性グループの方達に
出発時から風邪気味だった私にとって、鼻風邪だけでなく寒気もしてきていたので、とにかく二人に夕食を何とか食べてもらって満足してもらえれば...と思っていました。
やっとオーダーができ、これまた長く待たされましたが、注文したお料理も無事きて、いざ
フィレンツェの初食事開始です。
「どぅお?」って、聞いたら、オットは「ウ~~~ン」で終わり。
№2は「これって、どっちかというと、普通って感じの味なんだけど.,.」とバッサリ!
それならデザートで気分を盛り上げてって思ったら、こういう時は、食事の〆に必ずデザートを食べるオットや№2なのに、珍しくデザートを断って、3人とも、最後は珈琲のみ。
ところが、この珈琲が、実に美味しかった!
正面からは分かりませんでしたが、珈琲カップの持ち手部分が、ちょっと斜めでした。
これが意外と持ちやすい。
そして翌朝は、オットと二人で、まずは、ドゥオモ近くの老舗カフェスクディエリのカウンターで、美味しい珈琲からスタート。
「その頃のイタリアは、どんな感じだったんだろうね」
シックなカフェの店内を眺めながら、そんな事を話ししながら、ゆっくり朝の珈琲を味わうのも
旅のよさかしら。
初日の夕食もそうでしたが、やはり食事は、パリより安い。
昼食は、マルシェで...
続きます。
by kanafr
| 2016-10-22 13:01
| 旅に出る
|
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Comments(10)
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すっとこ
at 2016-10-22 22:45
x
あらあらあらあらあらあらあらあらあら!
風邪気味スタートだったのですね。
でも 食欲はすっかり減退 というわけ
でもなくて それでこそKanafrさん!
しかし コーヒーカップの斜めの持ち手
初めてみました。
想像してみたら確かに良さそう!
思いついてさらに実行した人はエライなぁ。
読んでたらコーヒー飲みたくなってしもうた❣️
風邪気味スタートだったのですね。
でも 食欲はすっかり減退 というわけ
でもなくて それでこそKanafrさん!
しかし コーヒーカップの斜めの持ち手
初めてみました。
想像してみたら確かに良さそう!
思いついてさらに実行した人はエライなぁ。
読んでたらコーヒー飲みたくなってしもうた❣️
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hisako-baaba at 2016-10-23 13:02
久しぶりにサーフェスを開いたので、コメント欄が開けました。記事はiPadで楽しませていただいていますが、コメント欄はこちらのマシンでないと開けませんの。
失業も悪くないですね。素敵な家族旅が楽しめて、それにしてもヨーロッパは、簡単に他国に行けますね。
フランスの街の景色も楽しみですが、今度はイタリア北部ですね。おしゃれな街も楽しいし、いきなりおいしいコーヒーに出会われて、素敵なカップで、良かったこと。
お宿が広々、こちらで言うウイークリーマンションよりはるかに広い。ホテルより気楽そう。
写真を拝見するのはiPadの方が便利なので、コメントはなかなか開けませんが、異国情緒を楽しませていただきます。
失業暮らしのゆとりを満喫されてくださいね。お風邪がぶり返しませんように。
失業も悪くないですね。素敵な家族旅が楽しめて、それにしてもヨーロッパは、簡単に他国に行けますね。
フランスの街の景色も楽しみですが、今度はイタリア北部ですね。おしゃれな街も楽しいし、いきなりおいしいコーヒーに出会われて、素敵なカップで、良かったこと。
お宿が広々、こちらで言うウイークリーマンションよりはるかに広い。ホテルより気楽そう。
写真を拝見するのはiPadの方が便利なので、コメントはなかなか開けませんが、異国情緒を楽しませていただきます。
失業暮らしのゆとりを満喫されてくださいね。お風邪がぶり返しませんように。
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whitelacenonyo at 2016-10-23 15:12
家族で楽しむフィレンツェの旅
コーヒーに感動、砂糖の盛り付けに感動、カップに感動、
旅ってただ、ただ、景色や美術館などの感動は当然でありますが、
Kana さんのように旅先の日常に関心を示し良い所を見つける感性は、
歳を重ねるほど、薄れてきますのに、素敵だと思いました。
続きがなお楽しみになりました〜。
コーヒーに感動、砂糖の盛り付けに感動、カップに感動、
旅ってただ、ただ、景色や美術館などの感動は当然でありますが、
Kana さんのように旅先の日常に関心を示し良い所を見つける感性は、
歳を重ねるほど、薄れてきますのに、素敵だと思いました。
続きがなお楽しみになりました〜。
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uransuzu at 2016-10-24 10:59
旅において、食事をどこでとるか、は重要なポイントですね。
1食もおろそかにしたくない!(笑)
今回は、家族の案内役だったkanaさん、風邪気味のなかでも責任感があって、
お二人が満足してくださったら、ほっとしますね。
1食もおろそかにしたくない!(笑)
今回は、家族の案内役だったkanaさん、風邪気味のなかでも責任感があって、
お二人が満足してくださったら、ほっとしますね。
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kanafr at 2016-10-24 11:39
すっとこさん 今晩は
かなり風邪気味だったんですが、我が家ではフィレンツェ旅の唯一の経験者なので、責任重大です。
珈琲カップの持ち手が斜めって結構飲みやすいです。
あれから探していますが、なかなかない!
どこで売っているのか聞いておけばよかったわあ。残念!
かなり風邪気味だったんですが、我が家ではフィレンツェ旅の唯一の経験者なので、責任重大です。
珈琲カップの持ち手が斜めって結構飲みやすいです。
あれから探していますが、なかなかない!
どこで売っているのか聞いておけばよかったわあ。残念!
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kanafr at 2016-10-24 11:44
hisakoさん 今晩は
失業でも、失業保険事務所で「ヴァカンスはいつ行くの?」と聞かれるくらいなので、後ろめたさを感じながらという事もなく堂々と楽しんでいます。ヨーロッパ旅は、最近ローコストの航空会社がかなり頑張っているので、大助かりです。
イタリアのホテルがかなり高いという事もあって、初めて経験したアパートメントホテルですが、本当に快適でした。これからも旅行の際は、ホテルだけでなくチェックしてみようと思いました。
失業でも、失業保険事務所で「ヴァカンスはいつ行くの?」と聞かれるくらいなので、後ろめたさを感じながらという事もなく堂々と楽しんでいます。ヨーロッパ旅は、最近ローコストの航空会社がかなり頑張っているので、大助かりです。
イタリアのホテルがかなり高いという事もあって、初めて経験したアパートメントホテルですが、本当に快適でした。これからも旅行の際は、ホテルだけでなくチェックしてみようと思いました。
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kanafr at 2016-10-24 11:52
whitelacenonyoさん 今晩は
素敵なお砂糖の盛り付け方ですよねえ。横に並んでいるミルク入れも可愛かったです。
イタリアとフランスでは建造物の作りが違うので、色んな歴史的建造物や美術館も感動するんですが、日常の生活って実際に行かないと分からない事もあるので、いろんな発見ができるのが旅のだいご味ですね。
勝手な感想ばかりの記事ですが、楽しんでいただけたら嬉しいです。
素敵なお砂糖の盛り付け方ですよねえ。横に並んでいるミルク入れも可愛かったです。
イタリアとフランスでは建造物の作りが違うので、色んな歴史的建造物や美術館も感動するんですが、日常の生活って実際に行かないと分からない事もあるので、いろんな発見ができるのが旅のだいご味ですね。
勝手な感想ばかりの記事ですが、楽しんでいただけたら嬉しいです。
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kanafr at 2016-10-24 11:58
uransuzuさん 今晩は
そう、やはりここは我が家で唯一のフィレンツェ旅の経験者なので、一人で自由に歩ける№2と違って、街歩きに関しては、オットが楽しめるように疲れないように、責任重大ですが、夕食だけは家族3人でなので、さらに責任重大です。
幾つか候補はありましたが、失敗した場所もありましたよぉ。
そう、やはりここは我が家で唯一のフィレンツェ旅の経験者なので、一人で自由に歩ける№2と違って、街歩きに関しては、オットが楽しめるように疲れないように、責任重大ですが、夕食だけは家族3人でなので、さらに責任重大です。
幾つか候補はありましたが、失敗した場所もありましたよぉ。
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akicosmosA at 2016-10-29 10:12
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kanafr at 2016-10-29 23:26
こすもすさん 今日は
もっと事前に色々な事を調べて行った方が、よかったんですがガイドブックは適当に見て、行き当たりばったり、というのも旅の楽しさかもしれないと勝手に解釈しています。
だからフィレンツェの観光スポットをきちんと見ていない、行っていないという変な旅記事なのですが、そんな風におっしゃっていただいて嬉しいです。
もっと事前に色々な事を調べて行った方が、よかったんですがガイドブックは適当に見て、行き当たりばったり、というのも旅の楽しさかもしれないと勝手に解釈しています。
だからフィレンツェの観光スポットをきちんと見ていない、行っていないという変な旅記事なのですが、そんな風におっしゃっていただいて嬉しいです。