2016年 11月 03日
雨にも負けず、風邪にも負けず...の家族旅行 (11) 2月に見れなかった場所へ
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イタリアと言えば、思い浮かぶのは、革製品でしょうか?
そしてフィレンツェと言えば、職人の街でしょうか?
8ヶ月前に訪れたフィレンツェで一人歩きをした時、ふと迷い込んでしまった小さな通りがありました。
フランスに戻り、日頃から職人さん達の仕事に興味津々の№2に、その時に撮った幾つかの写真を見ると、思ったとおり、「写真、撮りに行きてぇ――――っ!」
実は、そういう事もあって、決めたフィレンツェでした。
フィレンツェ到着早々、お目にかかったアパートメントホテルのマダムに伺うと「他にも、色々とあるわよ」と教えてくださったので、一人で動いたらしい№2.
その夜、№2が独り歩きした場所を聞くと、どうやら私が2月に行った場所とは違うようでしたが、残念ながら2月に行った場所の住所を聞かれても分からない私。
そこで、お互いそれぞれに動いた後、待ち合わせをする事に...。
でも、残念ながら、あの日、素敵な青いドアの向こうにいらっしゃるムッシュに“写真を撮ってもいいですか?”と、カメラを指さした私に、笑顔で頷いてくれたムッシュの工房も、他の工房も時間帯が悪かったのか、薄暗いまま。
ただ、あの日、唯一チラッと見えて気になりがら、そのまま帰ってしまった場所がありました。
というのも、入り口の壁には、こんな靴の木型がズラリ!
気になりますでしょう?
中に入ると、さらに見事なメンズ靴がズラリ!
私達より前に来店されていたらしい方と受付の方の会話が、偶然聞こえてしまいましたが、
どうやらオーダーした場合の価格は、1000~1400€位になるらしい。
木型から起こした自分の足にピッタリの靴、きちんとメンテナンスを繰り返したら10年と言わず20年以上は、軽く履けそうです。
そう考えたら、お安いかもしれませんね。
後で、パンフレットにあった文字のScuola del Cuoioをググったら、ここは、第二次大戦後、戦争孤児達に学ぶ機会を与え、彼らの明るい未来を作るために、サンタクローチェの修道院とフイレンツェの皮職人でもあった修道士達の努力によって設立された皮工具学校でした。
多くの人達の限りない努力と助力によって、大きく発展し、今では、職人さん達の育成だけでなく、ショールームを兼ねる学校にまでになったんでしょう。
大きなショールームの奥には、職人さん達が作業していらっしゃいました。
でも、その方達のお顔をみたら、なぜか、お一人を除いて、あとはみなアジア系の方ばかり。
私達を見て、軽く会釈をしてくださった方は、日本人の方じゃなかったかしら?
置いてあったパンフレットで、作業が見学できると知りましたが、今回は、その見学の予定もなく、靴をオーダーする為に来たのではないので、入り口の写真撮影のご了承をいただいて、早々に失礼する事に...。
ここで、素晴らしい靴や木型を見たせいで、その後続けた街歩きでも、すれ違うフィレンツェの人達の靴が気になりました。
でも、だんだん見ているうちに、靴の形がどうのこうのというより、気づいた事が...。
どなたも背筋が伸び、一歩を出した足がスッと伸びて、歩き方が、実に美しい!
やはり、足に合った靴を履いていらっしゃるからなのでしょうか?
「kanafrさん、もしかして靴が足にあっていないんじゃないですか?」
旅行前に行った整体の先生の言葉が、頭に浮かびましたわ。
足に合った靴って大事なのネと、皆様の美しい歩き方を見て痛感しました。
そして、頭に浮かんだのが、2月の旅行で見つけたフラット靴専門のオーダー靴のブティック。
今回も通りましたが、少し明るい感じになって、フラットシューズの見本がズラリと並び、
商談中でお忙しそうでした。
こんな可愛い感じのオーダー靴専門ブティック、パリにできないかしら?
パリ歩きの宿題にしましたわ。
で、またもやですが、続きます。
そしてフィレンツェと言えば、職人の街でしょうか?
8ヶ月前に訪れたフィレンツェで一人歩きをした時、ふと迷い込んでしまった小さな通りがありました。
フランスに戻り、日頃から職人さん達の仕事に興味津々の№2に、その時に撮った幾つかの写真を見ると、思ったとおり、「写真、撮りに行きてぇ――――っ!」
実は、そういう事もあって、決めたフィレンツェでした。
フィレンツェ到着早々、お目にかかったアパートメントホテルのマダムに伺うと「他にも、色々とあるわよ」と教えてくださったので、一人で動いたらしい№2.
その夜、№2が独り歩きした場所を聞くと、どうやら私が2月に行った場所とは違うようでしたが、残念ながら2月に行った場所の住所を聞かれても分からない私。
そこで、お互いそれぞれに動いた後、待ち合わせをする事に...。
でも、残念ながら、あの日、素敵な青いドアの向こうにいらっしゃるムッシュに“写真を撮ってもいいですか?”と、カメラを指さした私に、笑顔で頷いてくれたムッシュの工房も、他の工房も時間帯が悪かったのか、薄暗いまま。
ただ、あの日、唯一チラッと見えて気になりがら、そのまま帰ってしまった場所がありました。
というのも、入り口の壁には、こんな靴の木型がズラリ!
中に入ると、さらに見事なメンズ靴がズラリ!
私達より前に来店されていたらしい方と受付の方の会話が、偶然聞こえてしまいましたが、
どうやらオーダーした場合の価格は、1000~1400€位になるらしい。
木型から起こした自分の足にピッタリの靴、きちんとメンテナンスを繰り返したら10年と言わず20年以上は、軽く履けそうです。
そう考えたら、お安いかもしれませんね。
後で、パンフレットにあった文字のScuola del Cuoioをググったら、ここは、第二次大戦後、戦争孤児達に学ぶ機会を与え、彼らの明るい未来を作るために、サンタクローチェの修道院とフイレンツェの皮職人でもあった修道士達の努力によって設立された皮工具学校でした。
多くの人達の限りない努力と助力によって、大きく発展し、今では、職人さん達の育成だけでなく、ショールームを兼ねる学校にまでになったんでしょう。
大きなショールームの奥には、職人さん達が作業していらっしゃいました。
でも、その方達のお顔をみたら、なぜか、お一人を除いて、あとはみなアジア系の方ばかり。
私達を見て、軽く会釈をしてくださった方は、日本人の方じゃなかったかしら?
置いてあったパンフレットで、作業が見学できると知りましたが、今回は、その見学の予定もなく、靴をオーダーする為に来たのではないので、入り口の写真撮影のご了承をいただいて、早々に失礼する事に...。
ここで、素晴らしい靴や木型を見たせいで、その後続けた街歩きでも、すれ違うフィレンツェの人達の靴が気になりました。
でも、だんだん見ているうちに、靴の形がどうのこうのというより、気づいた事が...。
どなたも背筋が伸び、一歩を出した足がスッと伸びて、歩き方が、実に美しい!
やはり、足に合った靴を履いていらっしゃるからなのでしょうか?
旅行前に行った整体の先生の言葉が、頭に浮かびましたわ。
足に合った靴って大事なのネと、皆様の美しい歩き方を見て痛感しました。
そして、頭に浮かんだのが、2月の旅行で見つけたフラット靴専門のオーダー靴のブティック。
商談中でお忙しそうでした。
パリ歩きの宿題にしましたわ。
で、またもやですが、続きます。
by kanafr
| 2016-11-03 11:11
| 旅に出る
|
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Comments(4)
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by
uransuzu at 2016-11-06 17:13
手袋も、職人さんの多くは今やアジア系の方ですね。
フランスの超一流ブランドもそうだった、、
手先が器用で、真面目なので職人向きなのですが、
日本人にはアジア系の職人だというとうけない、
あくまでイタリア製、フランス製でないと。
フランスの超一流ブランドもそうだった、、
手先が器用で、真面目なので職人向きなのですが、
日本人にはアジア系の職人だというとうけない、
あくまでイタリア製、フランス製でないと。
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すっとこ
at 2016-11-06 22:38
x
なーーーーーーーーーーーーーーんと!
ディープなフィレンチェ探索記事でせうか。
確かにどのショットも歩く人の足が 特に膝が
真っ直ぐ美しくしゃんと伸びてますね!
【歩き方】の短期コースとってお習いしたん
ですけど 気をぬくとダラダラ歩きをしとります。
写真の方々は特に意識して、というのでもなく
皆さん背筋も伸びて足の運びも伸び伸びと。
これは靴履く歴史の長さと それから足の長さも
関係あるのでせうか。
下駄歩きなら負けんのだが。
ディープなフィレンチェ探索記事でせうか。
確かにどのショットも歩く人の足が 特に膝が
真っ直ぐ美しくしゃんと伸びてますね!
【歩き方】の短期コースとってお習いしたん
ですけど 気をぬくとダラダラ歩きをしとります。
写真の方々は特に意識して、というのでもなく
皆さん背筋も伸びて足の運びも伸び伸びと。
これは靴履く歴史の長さと それから足の長さも
関係あるのでせうか。
下駄歩きなら負けんのだが。
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kanafr at 2016-11-07 12:58
uransuzuさん 今晩は
やはりアジアの人は、手先が器用ですよね。
確かに真面目だし...。
日本人にアジア系の職人だとうけないんですか?
セリーヌなんぞ、バッグの内側に堂々と中国生産って書いてありますが、一応外国ブランドだからって事で、それは別にいいのかしら?
やはりアジアの人は、手先が器用ですよね。
確かに真面目だし...。
日本人にアジア系の職人だとうけないんですか?
セリーヌなんぞ、バッグの内側に堂々と中国生産って書いてありますが、一応外国ブランドだからって事で、それは別にいいのかしら?
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kanafr at 2016-11-07 13:04
すっとこさん 今晩は
歩き方、皆さん、本当に綺麗でしょう?
フランス人の友人が、よく言うのは、「何で日本人の若い子って内股なの?」です。
よくアニメの女の子も内股で立っていますでしょう?可愛い感じになるんでしょうが、フランス人には不思議みたいで、さらに外国に長く住んでいる日本人(外股だそうです)か観光客かの見極めは、そこにあるそうです(苦笑)
また膝を曲げずにスッス―と歩くからか、パンツの膝が出ない方が多いような気もします。
綺麗に歩くって難しいわぁ。私も悩みです。
歩き方、皆さん、本当に綺麗でしょう?
フランス人の友人が、よく言うのは、「何で日本人の若い子って内股なの?」です。
よくアニメの女の子も内股で立っていますでしょう?可愛い感じになるんでしょうが、フランス人には不思議みたいで、さらに外国に長く住んでいる日本人(外股だそうです)か観光客かの見極めは、そこにあるそうです(苦笑)
また膝を曲げずにスッス―と歩くからか、パンツの膝が出ない方が多いような気もします。
綺麗に歩くって難しいわぁ。私も悩みです。