2016年 11月 07日
雨にも負けず、風邪にも負けず...の家族旅行 (12) 歴史が息づく繊細な美しさのある街だからこそ...
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最初につけたこの記事タイトルが、逆効果だったのでしょうか?
治ったと思ったら、またもやぶり返したらしく、微熱が続き、何だかだるかったこの数日。
風邪には負けっぱなしで、回復の遅さから察するに、やはり、老化は、確実に進んでいると
実感しましたわ。
さて、雨に打たれ、早めに帰ったアパートメントホテルでの長い夜の時間、オットと色んな事を話しあった日でもありましたが、この夜は、お風呂に入った後は、ベッドに入りながら、寝室でのんびりTVを見て過ごした日でもありました。
そして、その時、見た映画が、若い方はご存じない往年の映画“ロミオとジュリエット”。
(画像お借りしました)
勿論、会話はイタリア語でしたが、ストーリーを知っているので、全く苦になりませ~ん。
そんな事より、あまりの懐かしさ、しかも、まさにイタリアが舞台のこの映画に、眠くなりそうな目をこすりながら見入ってしまいました。
以前、ロンドンに行った時、ホテルのTVで見た映画は“ノッティングヒルの恋人”
プラハのカフカ家やミュシャ美術館を訪れ、プラハの旅の間、何とも言えない重苦しい気分を余計に重苦しくさせたのは、ロバート・カーライル主演の “ヒットラー”
旅をすると、なぜかその旅行先とリンクするような映画を見る事になるのは、何だかとても
不思議だわ。
街を歩けば、まるで中世の時代のままの建物があり
パリではお目にかかれないこんな聖職者の方々にお目にかかれるんですもの。
アレ!?確かロミオとジュリエットの話は、フィレンツェではなく、ヴェローナだったような...
心の中で、そんな疑問も浮かびましたが、映画の中の可憐、清純なオリビア・ハッセ―に、
ウットリして、若かりし自分に勝手にワープするのが、正しい映画鑑賞の姿でありましょう!
...と、自分に言い聞かせましたの。
勿論、フレンツェでの映画と言えば、レクター博士の“ハンニバル”が、まず頭にそして浮かびます。
確かに、あの得体のしれない人物のレクター博士の雰囲気や背景にピッタリなのは、中世と現代が共存するフィレンツェかも...。
あのサンタ・マリア・ノヴェッラの一歩入れば、まるで中世の世界にスッポリ入ってしまうような美しい雰囲気が、さらにレクター博士が調合を依頼した特製のハンドクリームの存在を、より際立たせているんだと思います。
そして、2月の旅行の後、調べたら、青いメダイヨンのはめ込まれたヨーロッパ最古の捨て子養育院、(現在は捨て子養育院美術館)など、ルネッサンス様式の美しい回廊やフェルナンド1世の銅像があるサンティッシマ・アンヌンツィアータ広場に面した場所が、映画では、なんとレクター博士の住居となっていたので、ビックリ!
というのも、そんな想定地とは知らずに独り歩きをした2月、回廊にさす光と影に、美しさよりも何だか得体のしれないものを感じて、早々に立ち去った思い出があるんですもの。
そんな事は気のせいにしても、サスペンス映画“ハンニバル”の神秘と謎の雰囲気を作ったり
“ダビンチコード”“天使と悪魔”に続く三部作目のミステリー映画“インフェルノ”の謎を解く鍵がここで見つけられるのも、やはり、歴史的建造物や芸術の街だからできる事ですね。
勿論、世界遺産の歴史地区だけでなく、普通の家並みに歴史を感じさせる美しさがたくさん
あり、それは眠ったままではなく、見事に現代に共存している街です。
例えば、家のコードのブザーも、パリで見かける物よりコッテリ感ありですが、芸術的と言えば言えなくもないかも...。
でも、喫煙者用に設置された街中の灰皿は、味気ない物ではなく、石壁にあってますよね。
そして、美しい石のアーチの向こうには、素敵なブティックなど、その歴史的美しさを損ねる
ことなく存在しています。
勿論、建物だけでなく、そこにいる人達も、そんな歴史の中に溶け込んで、なんて皆さん絵になるんでしょうか!
そんな魅力が一杯のフレンツェにも、いよいよお別れです。
最後の食事は、やっぱりあそこへ、もう一度ですわ。
で、続きます。
治ったと思ったら、またもやぶり返したらしく、微熱が続き、何だかだるかったこの数日。
風邪には負けっぱなしで、回復の遅さから察するに、やはり、老化は、確実に進んでいると
実感しましたわ。
さて、雨に打たれ、早めに帰ったアパートメントホテルでの長い夜の時間、オットと色んな事を話しあった日でもありましたが、この夜は、お風呂に入った後は、ベッドに入りながら、寝室でのんびりTVを見て過ごした日でもありました。
そして、その時、見た映画が、若い方はご存じない往年の映画“ロミオとジュリエット”。
(画像お借りしました)
勿論、会話はイタリア語でしたが、ストーリーを知っているので、全く苦になりませ~ん。
そんな事より、あまりの懐かしさ、しかも、まさにイタリアが舞台のこの映画に、眠くなりそうな目をこすりながら見入ってしまいました。
以前、ロンドンに行った時、ホテルのTVで見た映画は“ノッティングヒルの恋人”
プラハのカフカ家やミュシャ美術館を訪れ、プラハの旅の間、何とも言えない重苦しい気分を余計に重苦しくさせたのは、ロバート・カーライル主演の “ヒットラー”
旅をすると、なぜかその旅行先とリンクするような映画を見る事になるのは、何だかとても
不思議だわ。
街を歩けば、まるで中世の時代のままの建物があり
心の中で、そんな疑問も浮かびましたが、映画の中の可憐、清純なオリビア・ハッセ―に、
ウットリして、若かりし自分に勝手にワープするのが、正しい映画鑑賞の姿でありましょう!
...と、自分に言い聞かせましたの。
勿論、フレンツェでの映画と言えば、レクター博士の“ハンニバル”が、まず頭にそして浮かびます。
確かに、あの得体のしれない人物のレクター博士の雰囲気や背景にピッタリなのは、中世と現代が共存するフィレンツェかも...。
あのサンタ・マリア・ノヴェッラの一歩入れば、まるで中世の世界にスッポリ入ってしまうような美しい雰囲気が、さらにレクター博士が調合を依頼した特製のハンドクリームの存在を、より際立たせているんだと思います。
そして、2月の旅行の後、調べたら、青いメダイヨンのはめ込まれたヨーロッパ最古の捨て子養育院、(現在は捨て子養育院美術館)など、ルネッサンス様式の美しい回廊やフェルナンド1世の銅像があるサンティッシマ・アンヌンツィアータ広場に面した場所が、映画では、なんとレクター博士の住居となっていたので、ビックリ!
“ダビンチコード”“天使と悪魔”に続く三部作目のミステリー映画“インフェルノ”の謎を解く鍵がここで見つけられるのも、やはり、歴史的建造物や芸術の街だからできる事ですね。
勿論、世界遺産の歴史地区だけでなく、普通の家並みに歴史を感じさせる美しさがたくさん
あり、それは眠ったままではなく、見事に現代に共存している街です。
例えば、家のコードのブザーも、パリで見かける物よりコッテリ感ありですが、芸術的と言えば言えなくもないかも...。
ことなく存在しています。
最後の食事は、やっぱりあそこへ、もう一度ですわ。
で、続きます。
by kanafr
| 2016-11-07 12:49
| 旅に出る
|
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Comments(4)
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by
whitelacenonyo at 2016-11-07 22:34
石壁に設置の灰皿、、素敵ですね〜
東京は、というか中央区は歩きタバコ禁止です。
パリにもこのような灰皿ありますか?
パリへ行くたびにすがらがあちこちに捨てていたから、
なんとかならないかしら、、と思っていましたが、、
東京は、というか中央区は歩きタバコ禁止です。
パリにもこのような灰皿ありますか?
パリへ行くたびにすがらがあちこちに捨てていたから、
なんとかならないかしら、、と思っていましたが、、
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すっとこ
at 2016-11-07 23:45
x
およよよよよよよよよよよよよよよよ!
懐かしや オリビア ハッセー!
監督がシェークスピアの原作どおり16歳の
新人女優を探して 当時本当に16歳だった彼女
に白羽の矢を立てたのでした。
日本でも大人気になって
その後 どこかの化粧品会社のキャンペーン
女優として来日し CM歌♪君は薔薇より美しい♪
を歌った布施明と恋に落ちて ついに結婚して
マークという息子も生まれて 暫く日本で暮ら
して居た家が
すっとこ宅のご近所で
マークの手を引く美しいオリビアを 友人は
何度も見かけた、と言うのですが
日頃の行いが悪いせいかミーハー自分には
そういう機会はなく。
離婚した彼らは 大きな家を売りに出し 買う
訳でもないのに見に行ったのは 私です。
最後の写真のお嬢さんのバッグとブーツの
革が薄くて光沢がある まさにイタリーの革、
という気がします素敵素敵❣️
懐かしや オリビア ハッセー!
監督がシェークスピアの原作どおり16歳の
新人女優を探して 当時本当に16歳だった彼女
に白羽の矢を立てたのでした。
日本でも大人気になって
その後 どこかの化粧品会社のキャンペーン
女優として来日し CM歌♪君は薔薇より美しい♪
を歌った布施明と恋に落ちて ついに結婚して
マークという息子も生まれて 暫く日本で暮ら
して居た家が
すっとこ宅のご近所で
マークの手を引く美しいオリビアを 友人は
何度も見かけた、と言うのですが
日頃の行いが悪いせいかミーハー自分には
そういう機会はなく。
離婚した彼らは 大きな家を売りに出し 買う
訳でもないのに見に行ったのは 私です。
最後の写真のお嬢さんのバッグとブーツの
革が薄くて光沢がある まさにイタリーの革、
という気がします素敵素敵❣️
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kanafr at 2016-11-08 08:31
whitelacenonyoさん 今晩は
パリは、歩きたばこをする人が多く、会社内でも禁煙になっているので喫煙者用に、1日数回喫煙の為の休憩が許されていますが、みんな外に出て喫煙し、吸い殻は路上へ...です。
これだけ喫煙者が多いのに、灰皿が設置されているのは、ほとんどありません。あってもすごく小さいメタルの物でフィレンツエでみたような素敵なデザインの物ではないんですよ。歩きたばこもパリは多いですが、そういえばフィレンツエではそういう人達と行きかう事はなかった気がします。
交通量も少ないせいか、パリより空気は綺麗だったかもしれません。
パリは、歩きたばこをする人が多く、会社内でも禁煙になっているので喫煙者用に、1日数回喫煙の為の休憩が許されていますが、みんな外に出て喫煙し、吸い殻は路上へ...です。
これだけ喫煙者が多いのに、灰皿が設置されているのは、ほとんどありません。あってもすごく小さいメタルの物でフィレンツエでみたような素敵なデザインの物ではないんですよ。歩きたばこもパリは多いですが、そういえばフィレンツエではそういう人達と行きかう事はなかった気がします。
交通量も少ないせいか、パリより空気は綺麗だったかもしれません。
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kanafr at 2016-11-08 08:44
すっとこさん 今晩は
オォ、すっとこさんもオリビア・ハッセ―を懐かしいとおもっていただけなんて、嬉しいわ。
何十年ぶりに見たオリビアさん、やっぱり可愛かったです。
そうそう、布施明さんと結婚したんですよね。そんなお二人の愛の巣が、すっとこさんのご近所だったとは!
でも、美しいオリビアさんとは、巡り合う機会はなかったのに、住んでいらした家を見に行かれたとは、やはりオリビア去るともスターオーラの余韻は残して行ったって事だったんでしょうか。
最後のお嬢さんのブーツもバッグもいい皮っていう感じですよねえ。コメントいただいて気付きました。
目の付け所が、すっとこさん、さすがです。
オォ、すっとこさんもオリビア・ハッセ―を懐かしいとおもっていただけなんて、嬉しいわ。
何十年ぶりに見たオリビアさん、やっぱり可愛かったです。
そうそう、布施明さんと結婚したんですよね。そんなお二人の愛の巣が、すっとこさんのご近所だったとは!
でも、美しいオリビアさんとは、巡り合う機会はなかったのに、住んでいらした家を見に行かれたとは、やはりオリビア去るともスターオーラの余韻は残して行ったって事だったんでしょうか。
最後のお嬢さんのブーツもバッグもいい皮っていう感じですよねえ。コメントいただいて気付きました。
目の付け所が、すっとこさん、さすがです。