2016年 11月 11日
雨にも負けず、風邪にも負けず...の家族旅行 (終) 買い物編
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当たり前と言われれば当たり前の話ですが、すご~く残念な事に、フランスの滞在許可証を所有している私達は、ヨーロッパ内での買い物は、免税になる金額のお買い物をしても、免税にはなりません。
それゆえ、ソルドの時期以外は、お買い物しても、まったくお得感はありません。
まさに、今回の旅行の時期は、ソルドの時期ではないので“パリで買える物は、買わない”
“パリで買ったら、かなり高くなる物しか、買わない”と決めました。
という事で、パリのボン・マルシェ内にショップがあり、パリとの価格差も、そんなに差のない
(3~4€位です)のサンタ・マリア・ノヴェッラは、今回は、お茶のみで買い物なし。
街歩きの初日は、まず「貴女にも、絶対、いいからっ!」と力説していた友人から頼まれた
アルガンオイル入りのヘアークリームを買いに行く事に...。
アパートメントホテルのマダムに、彼女から渡された店名と住所を見せると「オォ!」と驚きの声をあげられたのは、多分“なんで、このお店を知ってるの?”と思われたのかもしれない。
でも、大きく首を上下にして頷きながら「グッド!」のお墨付きをいただきましたので、強い雨に打たれながらのお店探しも、苦ではない。
ちょっと分かりにくい住所でしたが、たどり着いた小さなお店には、地元民らしき方が、すでに3.4人...。
観光客は、あまり来ないお店なのか、英語で話しかけた私に一瞬ギョっとしたお顔をされた
お店のマダム。
イタリア語のみの受け答えのご様子から察するに、英語は話されない方なのかも...。
でもネ、発音やスペルは、多少違っても、単語によっては、フランス語と似ているところもあるので、何とかなります。
まっ、ならない分は、愛嬌でカバーです。
という事で、どんな香りかチェックさせてもらい、勘と愛嬌を総動員して、使い方を伝授して
いただきました。
いろんな商品がズラリと並んでいて、もし、時間があったなら、もし、私がイタリア語を話せるんだったら、じっくり、自分の肌の状態についても、色々ご相談したい位でしたわ。
こちらのアルガンオイル入りのヘアクリーム、友人の力強いお勧め通り、傷んでいた私の髪もよみがえった感じがして、もっと買ってくればよかったわ。
そして、アパートメントホテル近くのお店では、タオルや、毛布を入れている引き出しの中に
敷く香りのシート、そして中央市場では、オット用にヘアパックをゲット。
そう、中央市場と言えば、やっぱり食材を買わなきゃネ。
甘い物が苦手だったり、お酒が好きな方達用に、おつまみにもなるビスキュイやチョコレート。
唐辛子の絵入りのチョコは、試食したら、ビターなチョコの後味に少しだけピリッとしなかなか
美味でした。
我が家用とお料理好きなフィレンツェ情報をたくさん教えてくれた友人や、他の友人用には、パスタと、半生ドライトマト、ポルチーニ茸を...。
そして、グッチカフェでは、オットには「パリじゃ買えないの?」の大きな疑問を抱かれようと
買っちまったぜ!の写真集
(後日、ボン・マルシェで見つけましたが、オットには内緒です)
でも、革の街フィレンツェへの旅行が決まった時点で、何とか買いたいと思っていたのが、
オットと№2のバッグでした。
去年のクリスマスに...と思いながら、サイズやポケットの位置など2人のこだわりに叶った物が見つからないままでしたが、街歩きした結果、№2の要望通りのバッグがやっと見つかりホッ!
あとは、オットのバッグだけなのに、これが、なかなか難しい。
そんなオットのバッグ探しの街歩きだったのに、グッチカフェの帰りに、つい色に惹かれ、立ち止まってしまったウィンドウ。
「見るだけ見てみたら?」のオットの言葉が、後押しになり、あまりのお手頃価格に驚き「現金払いなら15%オフ」のお店の方の言葉に、グラっと気持ちが動き、そのままレジへ。
結局、フィレンツェでは、オットのバッグは見つけられず、ミラノの空港で、オットに良さそうな
バッグを見つけましたが、色がオット好みの色ではなかった為、断念しました。
でも、その時、バイトのお陰でビンボー学生を脱した№2から「お父さんのクリスマスプレゼントとして、僕が買うから.,,」という思いがけない申し出があり、ビックリ!
買い物も楽しかったフィレンツェ旅行でしたが、やっぱり、最後はこういう№2の言葉が聞けたことが、家族旅行のいい思い出になっていくような気がします。
これで、フィレンツェ旅行記事、終わりです。
長い間、お読みいただき有難うございました。
それゆえ、ソルドの時期以外は、お買い物しても、まったくお得感はありません。
まさに、今回の旅行の時期は、ソルドの時期ではないので“パリで買える物は、買わない”
“パリで買ったら、かなり高くなる物しか、買わない”と決めました。
という事で、パリのボン・マルシェ内にショップがあり、パリとの価格差も、そんなに差のない
(3~4€位です)のサンタ・マリア・ノヴェッラは、今回は、お茶のみで買い物なし。
街歩きの初日は、まず「貴女にも、絶対、いいからっ!」と力説していた友人から頼まれた
アルガンオイル入りのヘアークリームを買いに行く事に...。
でも、大きく首を上下にして頷きながら「グッド!」のお墨付きをいただきましたので、強い雨に打たれながらのお店探しも、苦ではない。
ちょっと分かりにくい住所でしたが、たどり着いた小さなお店には、地元民らしき方が、すでに3.4人...。
観光客は、あまり来ないお店なのか、英語で話しかけた私に一瞬ギョっとしたお顔をされた
お店のマダム。
イタリア語のみの受け答えのご様子から察するに、英語は話されない方なのかも...。
でもネ、発音やスペルは、多少違っても、単語によっては、フランス語と似ているところもあるので、何とかなります。
まっ、ならない分は、愛嬌でカバーです。
という事で、どんな香りかチェックさせてもらい、勘と愛嬌を総動員して、使い方を伝授して
いただきました。
いろんな商品がズラリと並んでいて、もし、時間があったなら、もし、私がイタリア語を話せるんだったら、じっくり、自分の肌の状態についても、色々ご相談したい位でしたわ。
こちらのアルガンオイル入りのヘアクリーム、友人の力強いお勧め通り、傷んでいた私の髪もよみがえった感じがして、もっと買ってくればよかったわ。
そして、アパートメントホテル近くのお店では、タオルや、毛布を入れている引き出しの中に
敷く香りのシート、そして中央市場では、オット用にヘアパックをゲット。
甘い物が苦手だったり、お酒が好きな方達用に、おつまみにもなるビスキュイやチョコレート。
唐辛子の絵入りのチョコは、試食したら、ビターなチョコの後味に少しだけピリッとしなかなか
美味でした。
買っちまったぜ!の写真集
(後日、ボン・マルシェで見つけましたが、オットには内緒です)
でも、革の街フィレンツェへの旅行が決まった時点で、何とか買いたいと思っていたのが、
オットと№2のバッグでした。
去年のクリスマスに...と思いながら、サイズやポケットの位置など2人のこだわりに叶った物が見つからないままでしたが、街歩きした結果、№2の要望通りのバッグがやっと見つかりホッ!
あとは、オットのバッグだけなのに、これが、なかなか難しい。
そんなオットのバッグ探しの街歩きだったのに、グッチカフェの帰りに、つい色に惹かれ、立ち止まってしまったウィンドウ。
「見るだけ見てみたら?」のオットの言葉が、後押しになり、あまりのお手頃価格に驚き「現金払いなら15%オフ」のお店の方の言葉に、グラっと気持ちが動き、そのままレジへ。
バッグを見つけましたが、色がオット好みの色ではなかった為、断念しました。
でも、その時、バイトのお陰でビンボー学生を脱した№2から「お父さんのクリスマスプレゼントとして、僕が買うから.,,」という思いがけない申し出があり、ビックリ!
買い物も楽しかったフィレンツェ旅行でしたが、やっぱり、最後はこういう№2の言葉が聞けたことが、家族旅行のいい思い出になっていくような気がします。
これで、フィレンツェ旅行記事、終わりです。
長い間、お読みいただき有難うございました。
by kanafr
| 2016-11-11 16:03
| 旅に出る
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Comments(6)
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whitelacenonyo at 2016-11-11 21:17
最高の旅でしたね、
雨に降られても家族の思いやりある気遣いなどなど、
やっぱりkanafr家は模範家族。
その上、旅の締めくくりにNo2くん、いえ、いえ今や立派な大人の男性に成長したNo2さん、の凛々し言葉に
ご両親であるご夫妻の理想通りに成長されましたね。
フランスからはるか彼方の距離に住むおばさんは大拍手です。
雨に降られても家族の思いやりある気遣いなどなど、
やっぱりkanafr家は模範家族。
その上、旅の締めくくりにNo2くん、いえ、いえ今や立派な大人の男性に成長したNo2さん、の凛々し言葉に
ご両親であるご夫妻の理想通りに成長されましたね。
フランスからはるか彼方の距離に住むおばさんは大拍手です。
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kanafr at 2016-11-12 03:30
whitelacenonyoさん 今晩は
いやいや、模範家族なんて、とんでもありませんよぉ。
とにかく私としては、オットと№2が楽しんでくれて、フィレンツェに行ってよかった!と思ってくれたらが、願いだったので、無事終了してホッとしました。
最後に書いた文で、何だか№2が、すごくいい奴のようになってしまい、大拍手をくださった事に、とても感謝しますが、時々だけで、その実態は、傲慢の類似語をすべて並べても追いつかないくらいなんですよ。
常にいい奴ではなく、ごくごくまれに本人の気分次第で、いい奴になることがあるっていうだけです。
お金は人を醜いものにしますが、人によっては、優しい人に変身できる要素をも持っているんだなあと、思った次第です。
いやいや、模範家族なんて、とんでもありませんよぉ。
とにかく私としては、オットと№2が楽しんでくれて、フィレンツェに行ってよかった!と思ってくれたらが、願いだったので、無事終了してホッとしました。
最後に書いた文で、何だか№2が、すごくいい奴のようになってしまい、大拍手をくださった事に、とても感謝しますが、時々だけで、その実態は、傲慢の類似語をすべて並べても追いつかないくらいなんですよ。
常にいい奴ではなく、ごくごくまれに本人の気分次第で、いい奴になることがあるっていうだけです。
お金は人を醜いものにしますが、人によっては、優しい人に変身できる要素をも持っているんだなあと、思った次第です。
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uransuzu at 2016-11-12 20:50
男性のバッグ探しは難しいですよね。
女性と違って、そうたくさん持つわけじゃなし、機能的にもいろいろこだわりがあって、
しかも好みの色デザインとなると、なかなか見つからない。
でも、これでまたご家族3人の共通の命題が続くわけで、(笑)
「あそこによさそうなのがあったよ」「あら、さっそくみんなで見に行ってみましょう」
なる会話が繰り返され、それも楽しいんじゃないかなぁ、と思ってしまいます^^
女性と違って、そうたくさん持つわけじゃなし、機能的にもいろいろこだわりがあって、
しかも好みの色デザインとなると、なかなか見つからない。
でも、これでまたご家族3人の共通の命題が続くわけで、(笑)
「あそこによさそうなのがあったよ」「あら、さっそくみんなで見に行ってみましょう」
なる会話が繰り返され、それも楽しいんじゃないかなぁ、と思ってしまいます^^
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kanafr at 2016-11-13 01:55
uransuzuさん 今日は
本当にそうですね。
ミラノの空港で見たバッグは、革質は勿論ですが、おしゃれな感じだけでなく、大きさもポケットなどもオット好みだったんですが、オットが欲しがっていた色じゃなかったのが残念でした。
いつもお金がなく、自分からプレゼントをするなんて言ったのも初めてだったので、ビックリしました。
お金の力はすごいです!(苦笑)
本当にそうですね。
ミラノの空港で見たバッグは、革質は勿論ですが、おしゃれな感じだけでなく、大きさもポケットなどもオット好みだったんですが、オットが欲しがっていた色じゃなかったのが残念でした。
いつもお金がなく、自分からプレゼントをするなんて言ったのも初めてだったので、ビックリしました。
お金の力はすごいです!(苦笑)
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すっとこ
at 2016-11-13 07:56
x
おおおおおおおおおお あああああああああ!
ご友人たちへの心のこもったお土産がまず
あって それからご主人様とNo2くんの鞄探し。
ご主人様にどんぴしゃがなくて残念でしたが
難しい注文の多そうな美意識高いNo2くんの
好みに合う鞄があって良かったですね!
(No2くんファンの末席に連なる私としては
どんなものか見たかったですが)
さて
ノックアウトされたのは ご自身の為のバッグ!
なんて微妙な色合いの 「こんなフォルム見た事
ない」のアート作品のようなバッグ✨✨✨。
参りました ❣️ 唸りました❣️
素敵な出会いがあって 良かったですね!!
No2くんの言葉も 家族旅行の締めくくりと
してこれ以上ないものですね、胸きゅん💘
ご友人たちへの心のこもったお土産がまず
あって それからご主人様とNo2くんの鞄探し。
ご主人様にどんぴしゃがなくて残念でしたが
難しい注文の多そうな美意識高いNo2くんの
好みに合う鞄があって良かったですね!
(No2くんファンの末席に連なる私としては
どんなものか見たかったですが)
さて
ノックアウトされたのは ご自身の為のバッグ!
なんて微妙な色合いの 「こんなフォルム見た事
ない」のアート作品のようなバッグ✨✨✨。
参りました ❣️ 唸りました❣️
素敵な出会いがあって 良かったですね!!
No2くんの言葉も 家族旅行の締めくくりと
してこれ以上ないものですね、胸きゅん💘
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kanafr at 2016-11-13 10:09
すっとこさん 今晩は
在仏歴も長く、私なんかよりイタリアに詳しい人もいるので、結構何がいいか悩みましたが、食材ならいいかしら?で選びましたが、嵩張る、重いっていうのが欠点ですね。
№2のバッグは写真を撮るほどのものでもなく、もうすぐに使っているので写真がなかなか撮れないのでパスです。
私のバッグは、キチンと全体を撮っていないので、わかりにくいですよね。バッグの内側両サイドからのベルトを真ん中でパチンと止めると、バッグの上部分が狭まって全体が三角のような形になりますが、その内サイドからベルトを外すと、横長バッグになります。中には、貴重品の盗難防止用のチェーン付きの小さなポシェットもついているんですよ。2月の時にミラノで買った手袋もそうでしたが、やはりイタリアは革製品が、すごく安い!
フランスに戻ってきて、友人に見せたら、パリでこのクオリティだったら「絶対2~2.5倍はする!」と興奮しておりました。
空港での№2の発言は、お金を得ると、傲慢な№2も優しくなれるのネ!という発見で驚きました。
在仏歴も長く、私なんかよりイタリアに詳しい人もいるので、結構何がいいか悩みましたが、食材ならいいかしら?で選びましたが、嵩張る、重いっていうのが欠点ですね。
№2のバッグは写真を撮るほどのものでもなく、もうすぐに使っているので写真がなかなか撮れないのでパスです。
私のバッグは、キチンと全体を撮っていないので、わかりにくいですよね。バッグの内側両サイドからのベルトを真ん中でパチンと止めると、バッグの上部分が狭まって全体が三角のような形になりますが、その内サイドからベルトを外すと、横長バッグになります。中には、貴重品の盗難防止用のチェーン付きの小さなポシェットもついているんですよ。2月の時にミラノで買った手袋もそうでしたが、やはりイタリアは革製品が、すごく安い!
フランスに戻ってきて、友人に見せたら、パリでこのクオリティだったら「絶対2~2.5倍はする!」と興奮しておりました。
空港での№2の発言は、お金を得ると、傲慢な№2も優しくなれるのネ!という発見で驚きました。