2017年 03月 05日
3月になって、最初の日曜日は...
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花を贈られる...
女性にとって、こんな嬉しい事はないですよね。
勿論、年齢に関係なくです。
フランス人は、日本人に比べて、結構、日常的に、花を贈る人が多いんじゃないかしら?
ヴァレンタインデーの日には、花屋さんには、行列する男性達...という光景は、決して珍しい事ではありません。
勿論、プレゼントを贈る日は、ヴァレンタインデーだけでなく、バースディ、ノエル、父の日、母の日など色々ありますが、3月になった最初の日曜日は、こんな素敵な日が...
とっても素敵な笑顔のマダムでしょう?
毎年3月の第一日曜日という事で、今年は、3月5日だそうです。
いつからこんな日ができたのかと思ってググったら、老舗のコーヒーメーカーGrand’ mèreがフランス語で言うおばあちゃま=Grand’ mere(グラン・メール)とかけて、営業目的で始めた日なんだそうです
すでに30年も前に作られた「Fête des Grands-Méres=おばあちゃまの日」だそうですが、こんな風に駅の広告の場所に大きくポスターとして貼られるようになったのは、最近のことじゃないかしら?
№2にとっての祖母である私の母をフランスに呼び寄せて一緒に暮らしたのは、たった1年でした。
でも、母と一緒に過ごした日々は、小さかった№2の心に、母自身も思ってもみなかったような大きなものを残してくれました。
先日、片付けをしていたら、せっかくフランスに呼び寄せをしたのに、私の体がもたず、再び
日本へ戻り、そのまま入院することになった母へ書いた№2の手紙が見つかりました。
これは、母が亡くなった時に、病院から渡されたものでした。
母の事を、ずっと「おばあちゃま」じゃなく「タータ」と呼んでいました。
母にとって、私の手紙より、もっと、もっと心の奥に響いた大事な物だったんだと思います。
№2も、駅に張り出されたこの広告を見て、母の事を思い出したようです。
そんな話を聞いて、色んな記念日の中でも、何だか嬉しくなる記念日だと思いました。
願わくは、私も、こんな素敵なおばあちゃまになって、早く、孫からお花をもらいたい。
孫を持つ友人も増えた今、私にも、そんな日が早く来ないかしら?と祈っているんですが、こればっかりは、そう簡単じゃありませんね。
それにしても、女性だけっていうのは、不公平ですよね。
一体、おじい様の日はいつなんでしょう?
女性にとって、こんな嬉しい事はないですよね。
勿論、年齢に関係なくです。
フランス人は、日本人に比べて、結構、日常的に、花を贈る人が多いんじゃないかしら?
ヴァレンタインデーの日には、花屋さんには、行列する男性達...という光景は、決して珍しい事ではありません。
勿論、プレゼントを贈る日は、ヴァレンタインデーだけでなく、バースディ、ノエル、父の日、母の日など色々ありますが、3月になった最初の日曜日は、こんな素敵な日が...
毎年3月の第一日曜日という事で、今年は、3月5日だそうです。
いつからこんな日ができたのかと思ってググったら、老舗のコーヒーメーカーGrand’ mèreがフランス語で言うおばあちゃま=Grand’ mere(グラン・メール)とかけて、営業目的で始めた日なんだそうです
すでに30年も前に作られた「Fête des Grands-Méres=おばあちゃまの日」だそうですが、こんな風に駅の広告の場所に大きくポスターとして貼られるようになったのは、最近のことじゃないかしら?
№2にとっての祖母である私の母をフランスに呼び寄せて一緒に暮らしたのは、たった1年でした。
でも、母と一緒に過ごした日々は、小さかった№2の心に、母自身も思ってもみなかったような大きなものを残してくれました。
先日、片付けをしていたら、せっかくフランスに呼び寄せをしたのに、私の体がもたず、再び
日本へ戻り、そのまま入院することになった母へ書いた№2の手紙が見つかりました。
母の事を、ずっと「おばあちゃま」じゃなく「タータ」と呼んでいました。
母にとって、私の手紙より、もっと、もっと心の奥に響いた大事な物だったんだと思います。
№2も、駅に張り出されたこの広告を見て、母の事を思い出したようです。
そんな話を聞いて、色んな記念日の中でも、何だか嬉しくなる記念日だと思いました。
願わくは、私も、こんな素敵なおばあちゃまになって、早く、孫からお花をもらいたい。
孫を持つ友人も増えた今、私にも、そんな日が早く来ないかしら?と祈っているんですが、こればっかりは、そう簡単じゃありませんね。
それにしても、女性だけっていうのは、不公平ですよね。
一体、おじい様の日はいつなんでしょう?
by kanafr
| 2017-03-05 15:08
| フランスの出来事
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Comments(14)
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nature21-plus at 2017-03-05 17:52
孫(娘)が花束を抱えて来てくれるような小洒落たじじい。。天文学的に少ないのとちがいます?。。笑
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mj
at 2017-03-05 22:04
x
kanaさんお元気でいらっしゃいますか。No2様達筆でらっしゃる!素敵なお手紙ですね。じーーん・・・心温まりました。ありがとうございます。
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sogno_sonyo at 2017-03-05 23:11
お母様の過去記事まで遡って読ませていただきました。
なんて素敵な温かなお母様だったのでしょう。
kanaさんにとって大きな大きな存在でしたね。
そんな素晴らしいお母様に育てられたkanaさん
そんなkanaさんに育てられたNo2さん。
病に苦しまれた時期も 共に楽しまれた時期も
確執がおありだった時期もすべて越えて
このポスターのような微笑が思い出を誘って
そんな感情を息子さんと共有できるなんて
私にまで溢れるように万感の思いがこみあげてきました。
・・私もなの。私はもう半分あきらめているのだけど
3月の最初の日曜日にお花をもらいたい・・。
なんて素敵な温かなお母様だったのでしょう。
kanaさんにとって大きな大きな存在でしたね。
そんな素晴らしいお母様に育てられたkanaさん
そんなkanaさんに育てられたNo2さん。
病に苦しまれた時期も 共に楽しまれた時期も
確執がおありだった時期もすべて越えて
このポスターのような微笑が思い出を誘って
そんな感情を息子さんと共有できるなんて
私にまで溢れるように万感の思いがこみあげてきました。
・・私もなの。私はもう半分あきらめているのだけど
3月の最初の日曜日にお花をもらいたい・・。
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すっとこ
at 2017-03-05 23:29
x
まあああああああああああああああああ!
おばあちゃまの日の記事ですが
またひとつNo2くんの株が上がりました。
なんと優しく賢く思い遣りのあるお子でしょう!
しかも この頃から きちんとお医者様になるの
が 夢で夢を持つ子は多いけど実際に叶えられる
確率のうんと低いドクターへの道を着々と歩んで
おいでで これはKanaさんとご主人様の教育方針
がぴったり歩調が合ったからですね!
No2くんのお手紙を最期まで肌身離さずお持ちだったタータ。
住む距離こそ離れて居たけれど いつもタータは
ご一緒でしたでしょう。
呼び寄せられて一年を共に過ごされたKanaさん、
色々おありでしたでしょうが素敵な親孝行をなさ
いました。
ばぁばになった私も 実は孫の拙い手紙が宝物です。
離れて暮らしてるのが似てますし お母様の幸せなお気持ちが痛いほど分かるのです。
孫の手紙を開けるたびの至福感は他のどんな花も
及びません。
じぃじ?
我が家では男孫は完全にじぃじ派です😆❣️
おばあちゃまの日の記事ですが
またひとつNo2くんの株が上がりました。
なんと優しく賢く思い遣りのあるお子でしょう!
しかも この頃から きちんとお医者様になるの
が 夢で夢を持つ子は多いけど実際に叶えられる
確率のうんと低いドクターへの道を着々と歩んで
おいでで これはKanaさんとご主人様の教育方針
がぴったり歩調が合ったからですね!
No2くんのお手紙を最期まで肌身離さずお持ちだったタータ。
住む距離こそ離れて居たけれど いつもタータは
ご一緒でしたでしょう。
呼び寄せられて一年を共に過ごされたKanaさん、
色々おありでしたでしょうが素敵な親孝行をなさ
いました。
ばぁばになった私も 実は孫の拙い手紙が宝物です。
離れて暮らしてるのが似てますし お母様の幸せなお気持ちが痛いほど分かるのです。
孫の手紙を開けるたびの至福感は他のどんな花も
及びません。
じぃじ?
我が家では男孫は完全にじぃじ派です😆❣️
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kanafr at 2017-03-06 00:39
nature21-plusさん 今日は
いやいや、花束じゃなくても、あの成人式のお嬢さん達のまぶしいほどの美しさ、もう花そのものだったじゃないですか?
お迎えは、あの素敵なコートとボルサリーノでバッチリ!ですよぉ^^
いやいや、花束じゃなくても、あの成人式のお嬢さん達のまぶしいほどの美しさ、もう花そのものだったじゃないですか?
お迎えは、あの素敵なコートとボルサリーノでバッチリ!ですよぉ^^
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kanafr at 2017-03-06 00:46
mjさん 今日は
お久ぶりです。お元気ですか?
先日、フランス語のテストの記事を、読ませていただきましたよぉ^^
頑張っていらっしゃいますねぇ。
コメントさせていただこうと思ったんですが、コメント欄が開いていなかったので残念でした(涙)
書いた本人に見せたら「そんなの、見せるなよ」と言われてしまいました(苦笑)
まっ、今は色々と、ああいえば、こういうと親をやり込める事に生きがいを感じているんじゃないかと思えるような№2ですが、母には優しかったので、そこは、二重丸かな?って思います。
お久ぶりです。お元気ですか?
先日、フランス語のテストの記事を、読ませていただきましたよぉ^^
頑張っていらっしゃいますねぇ。
コメントさせていただこうと思ったんですが、コメント欄が開いていなかったので残念でした(涙)
書いた本人に見せたら「そんなの、見せるなよ」と言われてしまいました(苦笑)
まっ、今は色々と、ああいえば、こういうと親をやり込める事に生きがいを感じているんじゃないかと思えるような№2ですが、母には優しかったので、そこは、二重丸かな?って思います。
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kanafr at 2017-03-06 02:05
そにょさん 今日は
古い記事までお読みいただき、有難うございました。
母との事は、正直言ってサラリと乗り越えられないものも、未だにあります。母の優しささえも、幼い頃に傷ついた心は、疑ってかかるようなところがありましたが、そんな部分を実に簡単に乗り越えたのが№2でした。二人の心で結びついた姿はとても嬉しくて、私をそんな気持ちにさせてくれた母と№2に感謝しています。
そにょさんも、やはり3月の最初の日曜日の花束待ちなんですね。本当に、そんな日は来るのかしら?です(-_-;)
古い記事までお読みいただき、有難うございました。
母との事は、正直言ってサラリと乗り越えられないものも、未だにあります。母の優しささえも、幼い頃に傷ついた心は、疑ってかかるようなところがありましたが、そんな部分を実に簡単に乗り越えたのが№2でした。二人の心で結びついた姿はとても嬉しくて、私をそんな気持ちにさせてくれた母と№2に感謝しています。
そにょさんも、やはり3月の最初の日曜日の花束待ちなんですね。本当に、そんな日は来るのかしら?です(-_-;)
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kanafr at 2017-03-06 02:25
すっとこさん 今日は
いやいや、今は学期末の試験の事で頭が一杯な状態なので、多分おばあちゃまの日も忘れていたと思います。
でも、大きな駅などじゃなくてもこのポスターを見るので、それで思い出したようですよ。
実は、私もこの手紙の事をすっかり忘れていました。
と言うのも、もっと小さい頃の夢は「庭師」と「大統領」でしたから...。そっちの方の印象が強く、見つけた時は、こんな事を書いていたんだと、逆にビックリした位です。
そして、反抗期を迎えた№2が、私の前で泣いた事がありましたが、その時泣きながら言っていた言葉の意味がようやく今頃になって分かった次第です。
すっとこさんも、やはり、お孫さんのお手紙が宝物なんですね。本当に最高の宝物だと思います。
いいなあ、いつか来ると信じて、そんな日を夢見ていますけど...
いやいや、今は学期末の試験の事で頭が一杯な状態なので、多分おばあちゃまの日も忘れていたと思います。
でも、大きな駅などじゃなくてもこのポスターを見るので、それで思い出したようですよ。
実は、私もこの手紙の事をすっかり忘れていました。
と言うのも、もっと小さい頃の夢は「庭師」と「大統領」でしたから...。そっちの方の印象が強く、見つけた時は、こんな事を書いていたんだと、逆にビックリした位です。
そして、反抗期を迎えた№2が、私の前で泣いた事がありましたが、その時泣きながら言っていた言葉の意味がようやく今頃になって分かった次第です。
すっとこさんも、やはり、お孫さんのお手紙が宝物なんですね。本当に最高の宝物だと思います。
いいなあ、いつか来ると信じて、そんな日を夢見ていますけど...
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uransuzu at 2017-03-06 14:39
お母さまとNo.2くんのお話は、いつもじ~んとしてしまいます。
短い時間だったからこそ、余計に大事な忘れられない1年だったのですね。
私も、最近は母としてより、
おばぁちゃんとしての気持ちの方が、よくわかるようになってきました(笑)
短い時間だったからこそ、余計に大事な忘れられない1年だったのですね。
私も、最近は母としてより、
おばぁちゃんとしての気持ちの方が、よくわかるようになってきました(笑)
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yumiyane at 2017-03-06 18:18
kanaさん、こんにちは~
NO.2くんのお手紙、大切な宝物ですね。残っていてよかった!
私も孫の手紙は勿論ですが、息子の手紙や絵も捨てられなくて出雲に持って来ていますよ。
ブログ少し遡って読み、久しぶりにパリの香りを味わいました。
いつかまた必ず行きますからね、そのときは会ってくださいね。
NO.2くんのお手紙、大切な宝物ですね。残っていてよかった!
私も孫の手紙は勿論ですが、息子の手紙や絵も捨てられなくて出雲に持って来ていますよ。
ブログ少し遡って読み、久しぶりにパリの香りを味わいました。
いつかまた必ず行きますからね、そのときは会ってくださいね。
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whitelacenonyo at 2017-03-06 23:07
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kanafr at 2017-03-07 01:23
uransuzuさん 今日は
たった1年だったんですけどね。
母は、前にも書きましたが、私の事も含め色んな事を次々と忘れていき、新しい事は覚えられなかったのに、№2の事だけは病院に入っても、ずっと記憶にありましたから、本当に心が触れ合った出来事は、アルツハイマーになっても忘れないんだなあと、自分の心の浅さを改めて2人から教わったような気がします。
そんな孫の心にいつまでも残るようなおばあちゃまに私もなりたいんですけど、まずは結婚してもらわないとなんですけど、当分、無理かも...(苦笑)
たった1年だったんですけどね。
母は、前にも書きましたが、私の事も含め色んな事を次々と忘れていき、新しい事は覚えられなかったのに、№2の事だけは病院に入っても、ずっと記憶にありましたから、本当に心が触れ合った出来事は、アルツハイマーになっても忘れないんだなあと、自分の心の浅さを改めて2人から教わったような気がします。
そんな孫の心にいつまでも残るようなおばあちゃまに私もなりたいんですけど、まずは結婚してもらわないとなんですけど、当分、無理かも...(苦笑)
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kanafr at 2017-03-07 01:27
yumiyaneさん 今晩は
お久しぶりです。
この手紙は、A4のコピー用紙に書いたので、普通の封筒には入りきらず、茶封筒に入れて病院の方達へのお歳暮か何かの時に同封させてもらったんですが、やはり紙は紛失したり食べてしまうなどの事故も起きるらしく、事務長の方のご厚意で事務所に保管してくださっていた物なんです。
本当に残っていてよかったです。
yumiyaneさんも、出雲に持っていらしたんですね。棄てられないですよねえ。
又お目にかかれますように!
お久しぶりです。
この手紙は、A4のコピー用紙に書いたので、普通の封筒には入りきらず、茶封筒に入れて病院の方達へのお歳暮か何かの時に同封させてもらったんですが、やはり紙は紛失したり食べてしまうなどの事故も起きるらしく、事務長の方のご厚意で事務所に保管してくださっていた物なんです。
本当に残っていてよかったです。
yumiyaneさんも、出雲に持っていらしたんですね。棄てられないですよねえ。
又お目にかかれますように!
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kanafr at 2017-03-07 01:33
whitelacenonyoさん 今日は
病院の事務長さんのお陰で、かつて母に送った手紙が保管されなくなった時に戻されましたが、本当に薄情な私は、つい最近断捨離で片づけをするまで、すっかり忘れていた手紙でした。
№2は、まだまだ学生なので、この先どうなるか分かりませんが、いつか母が喜んでくれるような状態になればいいなあと思っていますけど、こればっかりは、本人の人生なので無理強いはできませんけどね。
whiteさんも大事にされていらっしゃるんですね。
心に残る名画ですね。
病院の事務長さんのお陰で、かつて母に送った手紙が保管されなくなった時に戻されましたが、本当に薄情な私は、つい最近断捨離で片づけをするまで、すっかり忘れていた手紙でした。
№2は、まだまだ学生なので、この先どうなるか分かりませんが、いつか母が喜んでくれるような状態になればいいなあと思っていますけど、こればっかりは、本人の人生なので無理強いはできませんけどね。
whiteさんも大事にされていらっしゃるんですね。
心に残る名画ですね。