2017年 05月 20日
長い歴史の中に留まらず、進化し続けるってすごい!
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初めてパリの出張から数年後、住み始めたパリの印象は、いつまでも変わらない街でしたが、そんなパリは、かなり昔の事...。
今は、どんどん変わりつつあるパリです。
かつて日本人通りとも呼ばれたオペラ通りも例外ではなく、ここ数年、、色々と新しいショップができています。
オペラ通りに、新しいパティスリーがオープンしたのが、昨年12月末でした。
そして、先日、ピラミッド駅を上がって、パレロワイヤルに向かって歩き出した時に、発見した
のが、こちら...。
ウインドウに創業1826年と描かれたGellé Frères(ジェレ・フレール)です。
1826年が気になり、ググったら、日本では徳川家斉の時代でした。
そんな古い時代に創業って、一体、何のショップ?って思いますでしょ。
あのマリー・アントワネットのお抱え調香師としてスタートを切り、1826年にはパリでショップ
オープンしたという歴史あるParfumerie(パフュームリー=香水店)でした。
友人との待ち合わせの時間迄、1時間半ほどあったので、元々香り物が好きという事もあり、お店の方からの説明を伺いながら、写真を撮らせていただきました。
1826年という創業に驚いていたら、1860年には、全ての女性達に王妃達の美の秘訣などの美容論を一般に広めたのが、Gellé Frèresだそうです。
今年の春オープンした店内は、モダンなインテリアでまとめており、その長い歴史で培われた香りの技術をさらに進化させていました。
何でも、調香した香りの成分からアルコール部分を除去し、マイクロカプセル化したんだそう
です。
その事によって、香水のアルコール成分で、肌にシミができてしまったという事がなくなった
だけでなく、カプセル化する事で、香りも7時間位持続するんだとか...。
今回、こちらのパフューマ―、フレーバーリスト、臭覚判定士などの香りのスペシャリストや、
香りの歴史研究家やグラフィックデザイナーの方達が、それぞれの技術や知識を集結して、
新しい5つの香りを、創り上げたんだそうです。
その5種類の香りは...
マグノリア ボヘミア(下段右)レモン、ライム、グレープフルーツと軽やかに始まった香りは、
少し深みのあるプラムの香りへと広がり、余韻はムスク、アンバーとウッディな香りへと...。
ローズ ギャラント(下段左))フレッシュローズ、菫とスズランで始まった香りは、ジャスミンの
香りへと少し大人っぽい感じに広がり、余韻はムスクの香りへと...。
リリ―(上段左)百合、カルダモンで始まった香りは、ピーチとプラムのフルーティな香りへと
広がり、余韻は、ウッディな大人っぽい香りへと...。
ゴールデンフラワー(上段真ん中)レモンとベルガモットで始まった香りは、白い花の香りへと
広がり、余韻はバニラとプラリネの甘い香りへと...。
イランイラン(上段右)ベルガモットとオレンジの香りで始まった香りは、ヘリオトロープの花の
香りへと広がり、蜂蜜、アンバーのセクシーな香りへと...。
自分の香りを見つけたい人には、その香りにあった曲を聴きながら、幾つかのテストに答えて見つけることができるそうです。
その5つの香りは、50ml64€ですが、同じ香りのボディローションとシャワーオイルは各16€、ハンドクリームと石鹸は、各8€とお手頃な価格でした。
さらに、昔は、化粧パウダーの入っていたこんな入れ物をイメージしたパステルカラーの石鹸もひとつ5€、3個セットで15€と、お土産によさそうです。
そして、ルームパルファンは、4種類の香りがあり、スプレータイプとオイルは各32€、香りの
キャンドルは、24€です。
新しい香りを探していらっしゃる方や自分の香りを見つけたいという方、そしてお肌に優しい
アルコールフリーで、持続性も抜群の香りのプレゼントを考えていらっしゃる方には、販売員の方達も、とても親切なこのショップ、お勧めです。
Gellé Frères
19 Avenue de l'Opéra, 75001
10時半~19時半
日曜定休
今は、どんどん変わりつつあるパリです。
かつて日本人通りとも呼ばれたオペラ通りも例外ではなく、ここ数年、、色々と新しいショップができています。
オペラ通りに、新しいパティスリーがオープンしたのが、昨年12月末でした。
そして、先日、ピラミッド駅を上がって、パレロワイヤルに向かって歩き出した時に、発見した
のが、こちら...。
1826年が気になり、ググったら、日本では徳川家斉の時代でした。
そんな古い時代に創業って、一体、何のショップ?って思いますでしょ。
あのマリー・アントワネットのお抱え調香師としてスタートを切り、1826年にはパリでショップ
オープンしたという歴史あるParfumerie(パフュームリー=香水店)でした。
1826年という創業に驚いていたら、1860年には、全ての女性達に王妃達の美の秘訣などの美容論を一般に広めたのが、Gellé Frèresだそうです。
今年の春オープンした店内は、モダンなインテリアでまとめており、その長い歴史で培われた香りの技術をさらに進化させていました。
何でも、調香した香りの成分からアルコール部分を除去し、マイクロカプセル化したんだそう
です。
その事によって、香水のアルコール成分で、肌にシミができてしまったという事がなくなった
だけでなく、カプセル化する事で、香りも7時間位持続するんだとか...。
今回、こちらのパフューマ―、フレーバーリスト、臭覚判定士などの香りのスペシャリストや、
香りの歴史研究家やグラフィックデザイナーの方達が、それぞれの技術や知識を集結して、
新しい5つの香りを、創り上げたんだそうです。
少し深みのあるプラムの香りへと広がり、余韻はムスク、アンバーとウッディな香りへと...。
ローズ ギャラント(下段左))フレッシュローズ、菫とスズランで始まった香りは、ジャスミンの
香りへと少し大人っぽい感じに広がり、余韻はムスクの香りへと...。
リリ―(上段左)百合、カルダモンで始まった香りは、ピーチとプラムのフルーティな香りへと
広がり、余韻は、ウッディな大人っぽい香りへと...。
ゴールデンフラワー(上段真ん中)レモンとベルガモットで始まった香りは、白い花の香りへと
広がり、余韻はバニラとプラリネの甘い香りへと...。
イランイラン(上段右)ベルガモットとオレンジの香りで始まった香りは、ヘリオトロープの花の
香りへと広がり、蜂蜜、アンバーのセクシーな香りへと...。
自分の香りを見つけたい人には、その香りにあった曲を聴きながら、幾つかのテストに答えて見つけることができるそうです。
キャンドルは、24€です。
アルコールフリーで、持続性も抜群の香りのプレゼントを考えていらっしゃる方には、販売員の方達も、とても親切なこのショップ、お勧めです。
Gellé Frères
19 Avenue de l'Opéra, 75001
10時半~19時半
日曜定休
by kanafr
| 2017-05-20 13:26
| 香り
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