2017年 07月 28日
美しい青の空間に抱かれて...
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見つけたのは、まだ2月の寒い頃...。
空も空気もモノトーン色の中で、鮮やかな青が浮かんでいました。
そんなブルーの窓枠の向こうには、美味しそうなホワイト色のパティスリーが...。
気になるなあ...と思いつつ、その日は予定があり帰宅。
早速、パティスリー大好きな友人に電話をしたら、すでに知っていました。
何でも乳製品の会社によるパティスリーらしい。
でも、その後、なかなかこの方面に行くチャンスがなく、結局行ったのは7月初め。
2月には多分まだできていなかったアイスのコーナーもオープンしていました。
店内に入ると、外壁の窓枠と同じ青の世界。
1階は、パティスリーやコンフィチュール売り場になっていましたが、2階への階段を発見。
1階でも売り場に隣接した小さなテーブルコーナーで、お茶を飲む事ができますが、どうせならゆっくりいただきたい...。
2階に上がると、さらに青&白の世界が広がっています。
壁面の棚には、モダンなオブジェと共に、乳製品業を営む会社らしく、ミルク用のブリキ缶や
ダンスしている牛のオブジェ、昔の写真などが飾られていました。
それにしても、何と大きな広がりを感じる青なんでしょう...
お店の方に伺ったら、この素敵な青色は“インターナショナル・クライン・ブルー”と呼ばれる
色だと教えてくださいました。
帰宅してググったら、この色は、フランス人画家イヴ・クラインによって、創られた青らしい。
今から55年前、子供が生まれる2ヶ月前に心臓発作で34才の若さで亡くなりましたが、彼の創ったこの美しい“インターナショナル・クライン・ブルー”は、永遠の青として、こんな風に、今も色んな人を魅了し生き続けているなんて、素敵ですよね。
この日は、珈琲と共にあのウインドウでみたケーキをいただきました。
お店の方の説明によると、ヴァニラ味、レモン味、フランボワーズ味があるそうですが、ヴァニラ味をチョイスしました。
中には洋梨が入っていましたが、フランスのデザート、卵白を泡立てたウ・ア・ラ・ネージュで
つくられているせいか、軽い味です。
こんな素敵な空間でいただく珈琲が3€、パティスリー7€は、かなりお安いかも...。
そして、パリのレストランは、日、月曜日が休みのところが多いのですが、ここは年中無休と
いうのも、嬉しいわあ。
お店の方も感じがよく、素敵なゆったりした時間を過ごしたい方にはお勧めです。
Senobel Family Gourmande
11 Rue des Petits Champs
33 1 42 21 94 19
10;00~20;00
空も空気もモノトーン色の中で、鮮やかな青が浮かんでいました。
早速、パティスリー大好きな友人に電話をしたら、すでに知っていました。
何でも乳製品の会社によるパティスリーらしい。
でも、その後、なかなかこの方面に行くチャンスがなく、結局行ったのは7月初め。
2月には多分まだできていなかったアイスのコーナーもオープンしていました。
店内に入ると、外壁の窓枠と同じ青の世界。
1階でも売り場に隣接した小さなテーブルコーナーで、お茶を飲む事ができますが、どうせならゆっくりいただきたい...。
2階に上がると、さらに青&白の世界が広がっています。
ダンスしている牛のオブジェ、昔の写真などが飾られていました。
お店の方に伺ったら、この素敵な青色は“インターナショナル・クライン・ブルー”と呼ばれる
色だと教えてくださいました。
帰宅してググったら、この色は、フランス人画家イヴ・クラインによって、創られた青らしい。
今から55年前、子供が生まれる2ヶ月前に心臓発作で34才の若さで亡くなりましたが、彼の創ったこの美しい“インターナショナル・クライン・ブルー”は、永遠の青として、こんな風に、今も色んな人を魅了し生き続けているなんて、素敵ですよね。
この日は、珈琲と共にあのウインドウでみたケーキをいただきました。
お店の方の説明によると、ヴァニラ味、レモン味、フランボワーズ味があるそうですが、ヴァニラ味をチョイスしました。
つくられているせいか、軽い味です。
こんな素敵な空間でいただく珈琲が3€、パティスリー7€は、かなりお安いかも...。
そして、パリのレストランは、日、月曜日が休みのところが多いのですが、ここは年中無休と
いうのも、嬉しいわあ。
Senobel Family Gourmande
11 Rue des Petits Champs
33 1 42 21 94 19
10;00~20;00
by kanafr
| 2017-07-28 12:30
| 美味しいもの
|
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Comments(6)
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saheizi-inokori at 2017-07-28 21:39
30年も前かな、仙台のバー、すべてがブルー、いろんなブルーで統一されたバーに行ったことがあります。
海のなかにいるような感覚、よかったです。
海のなかにいるような感覚、よかったです。
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akicosmosA at 2017-07-29 08:39
素敵なお店ですねえ^**次回のときは行ってみたいです。
下記記事のKUSUMI TEA.~初めてパリのお土産で娘がくれたものにありました。その頃は日本にもまだなくて全然知らなくてふ~ん缶がかわいいとだけ・・。
マリアジューフレールも日本に上陸してなくて娘に初めてもらったマルコポーロにとても感激でした。いまや何でも手に入る日本に嬉しいより寂しい気持ちになるのはなんでしょう。
下記記事のKUSUMI TEA.~初めてパリのお土産で娘がくれたものにありました。その頃は日本にもまだなくて全然知らなくてふ~ん缶がかわいいとだけ・・。
マリアジューフレールも日本に上陸してなくて娘に初めてもらったマルコポーロにとても感激でした。いまや何でも手に入る日本に嬉しいより寂しい気持ちになるのはなんでしょう。
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kanafr at 2017-07-30 05:19
saheiziさん 今晩は
まあ、そんなバーがあるんですね!
素敵だったでしょうねぇ。
かなり昔ですが、カトリーヌ・ドヌーブの映画で主人公の彼女の寝室が壁から天井までブルーになっていて、その頃日本にいましたが、海の中にいるような部屋にかなり憧れました。
まあ、そんなバーがあるんですね!
素敵だったでしょうねぇ。
かなり昔ですが、カトリーヌ・ドヌーブの映画で主人公の彼女の寝室が壁から天井までブルーになっていて、その頃日本にいましたが、海の中にいるような部屋にかなり憧れました。
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kanafr at 2017-07-30 05:37
こすもすさん 今晩は
ここは、上がレストラン兼カフェになっている事に気づかない人が多いみたいですけど、素敵でしょ?
今やフランスの物が、日本で珍しい時代ではなくなり、逆に日本の物が、フランスで結構売られるようになりましたものね。住んでいる私にとっては嬉しいですけど...(苦笑)
ここは、上がレストラン兼カフェになっている事に気づかない人が多いみたいですけど、素敵でしょ?
今やフランスの物が、日本で珍しい時代ではなくなり、逆に日本の物が、フランスで結構売られるようになりましたものね。住んでいる私にとっては嬉しいですけど...(苦笑)
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kimanba at 2017-07-31 08:38
センスというものは一朝一夕で磨かれるものではない_を再確認です。
長い歴史で培われたセンス・・それがパリなのだと再実感です。
こんな素っ気無い色使いのケーキ。日本はこんな思い切ったことしないできない。
なのにのこの形。。だからこそのこの形が活きて、素敵だなぁとため息です。
青との対比も素敵で
“インターナショナル・クライン・ブルー”色の名前もなんて素敵なのでしょう。
この店員さんもすてき~♪
長い歴史で培われたセンス・・それがパリなのだと再実感です。
こんな素っ気無い色使いのケーキ。日本はこんな思い切ったことしないできない。
なのにのこの形。。だからこそのこの形が活きて、素敵だなぁとため息です。
青との対比も素敵で
“インターナショナル・クライン・ブルー”色の名前もなんて素敵なのでしょう。
この店員さんもすてき~♪
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kanafr at 2017-08-02 08:55
kimanbaさん 今晩は
最初、生クリームの塊のように見えたので、重い口当たりじゃないかなあとちょっと危惧しましたが、思いがけずの軽い口当たりで美味しかったです。
この青、綺麗な色でしょう?一般的にはクライン・ブルーで通じるみたいですけどね。珈琲がのった大理石のテーブルも、写真では黒に見えてわかりにくいですが、濃紺のテーブルなんですよ。
この日は、一杯だったので長椅子の方に座りましたが、後日、日本からいらしたあの方とご一緒した時は、ちょうどこの店員さんが立っていらっしゃる窓の外が見えるスッポリ体が隠れる大きな一人掛けの椅子の方に座りました。でも、あの日は、この店員さんいらっしゃらなくて、残念でした(苦笑)
最初、生クリームの塊のように見えたので、重い口当たりじゃないかなあとちょっと危惧しましたが、思いがけずの軽い口当たりで美味しかったです。
この青、綺麗な色でしょう?一般的にはクライン・ブルーで通じるみたいですけどね。珈琲がのった大理石のテーブルも、写真では黒に見えてわかりにくいですが、濃紺のテーブルなんですよ。
この日は、一杯だったので長椅子の方に座りましたが、後日、日本からいらしたあの方とご一緒した時は、ちょうどこの店員さんが立っていらっしゃる窓の外が見えるスッポリ体が隠れる大きな一人掛けの椅子の方に座りました。でも、あの日は、この店員さんいらっしゃらなくて、残念でした(苦笑)