2017年 09月 02日
ハンカチの謎
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あまりにも日本に帰国しないせいで、日本の今の状態を、よく知りません。
ただ、かつて日本に住んでいた頃を思い出すと、日本のデパートには、必ず売り場があったような...。
だからでしょうか?
仕事をしていた時、日本からいらっしゃる観光客の方に「お土産として探している んだけど」と売っている場所を聞かれる品物がありました。
しかも、かなりの方、かなりの頻度で...。
一体、何だと思います?
小学生の頃、学校に行く前に母から「ちゃんと持った?」と言われるもの。
そして、大人になってからは、身だしなみとしてバッグに必ず入っているもの...
そう、それは“ハンカチ”という言い方もある“ハンカチーフ”でした。
その売り場が、どういう訳かフランスのデパートには、ない!
「どこのデパートに行っても見つからないけれど、フランス人って使わないの?」と、観光客の方からも、よく言われました。
そう言われてみれば、№2が幼稚園の頃も小学生の頃も、学校側からは、給食時に 使用するという事で、日本のナプキンに当たるserviette.(セルヴィエット)を、必ず持参するようにと言われましたが、ハンカチの事は一度も言われた事がありません。
一緒に仕事をしていたフランス人を思い出しても、バッグからポケットティッシュを取り出して、鼻をかんだり、汗を拭いたりするのは、何度も見ましたが、バッグからハンカチを取り出して 手や汗を拭くなどは、見たことがありません。
一度だけ、ハンカチが使用されるのを見た事がありましたが、それは、ムッシュが 鼻をかむ時でした。
しかも、何度も使用しているらしく、クチャクチャになって実に不潔な物でした。
だったら、ポケットティッシュの方が、ましかもしれません。
フランスのポケットティッシュは、日本の肌に優しいソフトタイプと違って、かなり厚手なのでビショビショの手を拭いてもクタッとならず、十分ハンカチの代用ができます。
時々、鼻をかむのも、あまりも厚めだからなのか、一度使って捨てずにポケットへ...という フランス人は、かなりいますけどね。
そんな風に、あまり見かけないハンカチですが、あまりにも観光客の方達から尋ね られるのでハンカチの歴史を、ちょっとググってみました。
すると、その歴史は、かなり古く、すでにエジプト文明の頃にはあり、身分の高い 人の単なる持ち物だったらしい。
そう言われてみれば、蚤の市で、そんなレースのハンカチは、見たような...。
デパートだけでなく、街中のショップで、スカーフや、こんな可愛らしいナプキン などは、簡単に見つかるのに、ハンカチは、見つかりませんでした。
ところが、最近、ラファイエットメゾン館の一番上の階の奥にあるレジの横で見つけました!
しかも、日本のハンカチセットのような箱に入っている...。
今迄、ずっとなかったのに、この突然の出現は、不思議ですけどね。
一体、どこの国の観光客を狙ってのハンカチセットなのか、しかも置いてある場所が場所だけに、謎が謎を呼ぶ商品だわぁ。
ただ、かつて日本に住んでいた頃を思い出すと、日本のデパートには、必ず売り場があったような...。
だからでしょうか?
仕事をしていた時、日本からいらっしゃる観光客の方に「お土産として探している んだけど」と売っている場所を聞かれる品物がありました。
しかも、かなりの方、かなりの頻度で...。
一体、何だと思います?
小学生の頃、学校に行く前に母から「ちゃんと持った?」と言われるもの。
そして、大人になってからは、身だしなみとしてバッグに必ず入っているもの...
その売り場が、どういう訳かフランスのデパートには、ない!
「どこのデパートに行っても見つからないけれど、フランス人って使わないの?」と、観光客の方からも、よく言われました。
そう言われてみれば、№2が幼稚園の頃も小学生の頃も、学校側からは、給食時に 使用するという事で、日本のナプキンに当たるserviette.(セルヴィエット)を、必ず持参するようにと言われましたが、ハンカチの事は一度も言われた事がありません。
一緒に仕事をしていたフランス人を思い出しても、バッグからポケットティッシュを取り出して、鼻をかんだり、汗を拭いたりするのは、何度も見ましたが、バッグからハンカチを取り出して 手や汗を拭くなどは、見たことがありません。
一度だけ、ハンカチが使用されるのを見た事がありましたが、それは、ムッシュが 鼻をかむ時でした。
しかも、何度も使用しているらしく、クチャクチャになって実に不潔な物でした。
だったら、ポケットティッシュの方が、ましかもしれません。
フランスのポケットティッシュは、日本の肌に優しいソフトタイプと違って、かなり厚手なのでビショビショの手を拭いてもクタッとならず、十分ハンカチの代用ができます。
時々、鼻をかむのも、あまりも厚めだからなのか、一度使って捨てずにポケットへ...という フランス人は、かなりいますけどね。
そんな風に、あまり見かけないハンカチですが、あまりにも観光客の方達から尋ね られるのでハンカチの歴史を、ちょっとググってみました。
すると、その歴史は、かなり古く、すでにエジプト文明の頃にはあり、身分の高い 人の単なる持ち物だったらしい。
そしてそれまで様々な形であったものを、今のような四角の形にしたのは、フランス王妃のマリー・アントワネットだったそうで、当時は、刺繍やレースなどの飾りで 贅を競う持ち物だったらしい。
そう言われてみれば、蚤の市で、そんなレースのハンカチは、見たような...。
デパートだけでなく、街中のショップで、スカーフや、こんな可愛らしいナプキン などは、簡単に見つかるのに、ハンカチは、見つかりませんでした。
しかも、日本のハンカチセットのような箱に入っている...。
日本人専用の免税カウンターもなくなってしまった今、その日本人観光客への対応 として、仕入れしたとは思えない...。
一体、どこの国の観光客を狙ってのハンカチセットなのか、しかも置いてある場所が場所だけに、謎が謎を呼ぶ商品だわぁ。
by kanafr
| 2017-09-02 13:03
| 色んな事への独り言
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Comments(6)
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by
nouvelle
at 2017-09-02 17:01
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kanaさん
刺繍が入っていたり、そのシーズンのブランドコンセプトにあったデザインの色柄で、、最近ではかなり大きめのサイズのものも出てきました
渡仏前に、メンズもレディースも10枚ほど求めてお土産にしていだ時期がありました
わたくしの周りのムッシューたちは、ハンカチで鼻をチュンチュン派ばかりなので、、使ってもらっているのをよく目にします
胸のポケットに入れているのを見たことも!
ところが女性は??でもカップルには一枚ずつ差し上げるようにしています、が、、
女性から言われるのは
「あら!素敵なフラーをありがとう」😱
バッグの中に入れて使っている友人はまずいません
辛うじて、テーブルでナプキンにしてくれているケースを見ました、、🤣
てな訳で、今はもうお土産には不向きだとわかり、花より団子、、羽田で売っている抹茶を使ったバウムクーヘンやラングドシャなどのお菓子をスイッチしました!
実はわたくしも、最初はハンカチ売場を探しました、てへへ😂
刺繍が入っていたり、そのシーズンのブランドコンセプトにあったデザインの色柄で、、最近ではかなり大きめのサイズのものも出てきました
渡仏前に、メンズもレディースも10枚ほど求めてお土産にしていだ時期がありました
わたくしの周りのムッシューたちは、ハンカチで鼻をチュンチュン派ばかりなので、、使ってもらっているのをよく目にします
胸のポケットに入れているのを見たことも!
ところが女性は??でもカップルには一枚ずつ差し上げるようにしています、が、、
女性から言われるのは
「あら!素敵なフラーをありがとう」😱
バッグの中に入れて使っている友人はまずいません
辛うじて、テーブルでナプキンにしてくれているケースを見ました、、🤣
てな訳で、今はもうお土産には不向きだとわかり、花より団子、、羽田で売っている抹茶を使ったバウムクーヘンやラングドシャなどのお菓子をスイッチしました!
実はわたくしも、最初はハンカチ売場を探しました、てへへ😂
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kanafr at 2017-09-03 05:37
nouvelleさん 今晩は
ハンカチって日本人だったら、誰でも持っていますよね。
フランス人も貴族の女性などは、ハンカチにコロンを含ませたり、気を失った時に気つけ薬を含ませたりって、会ったと思うんですけどね。すっかりそういう事がなくなり男性が鼻をかむくらいですものね。
私も仏人女性の友人にプレゼントしたら「小さいけど、これって、日本のナプキン?」と言われました(苦笑)
ハンカチって日本人だったら、誰でも持っていますよね。
フランス人も貴族の女性などは、ハンカチにコロンを含ませたり、気を失った時に気つけ薬を含ませたりって、会ったと思うんですけどね。すっかりそういう事がなくなり男性が鼻をかむくらいですものね。
私も仏人女性の友人にプレゼントしたら「小さいけど、これって、日本のナプキン?」と言われました(苦笑)
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saheizi-inokori at 2017-09-03 11:28
外出の時は必ずお尻のポケットにハンカチを入れるのですが、使わないまま帰って来ることも多いなあ。
入れ忘れて出かけたときに限って必要になるのです。
入れ忘れて出かけたときに限って必要になるのです。
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すっとこ
at 2017-09-03 16:43
x
おおおおおおおおおおおおおおおおおおお!
あるあるあるある!
アメリカでも全く同じです。
ハンカチを持っている人も
ハンカチ売り場も 目にした記憶が
ありませぬ!
しかし
英国では 隣人のスコットランド出身の
ご婦人がお使いでした。
手を拭く 、のではなく鼻かみ用でした。
それもポッケではなく袖口に押し込めて
ありました。まるで手品です。
因みにその布を“ハンキー”と呼んでました。
あるあるあるある!
アメリカでも全く同じです。
ハンカチを持っている人も
ハンカチ売り場も 目にした記憶が
ありませぬ!
しかし
英国では 隣人のスコットランド出身の
ご婦人がお使いでした。
手を拭く 、のではなく鼻かみ用でした。
それもポッケではなく袖口に押し込めて
ありました。まるで手品です。
因みにその布を“ハンキー”と呼んでました。
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kanafr at 2017-09-04 06:22
saheiziさん 今晩は
外出時には、日本人は、時には忘れる事もあったり、使わない時もあるかもしれませんが、やはりハンカチを持っていきますよねえ。
フランス人は、本当に持たない人が多くて、ビックリです。
外出時には、日本人は、時には忘れる事もあったり、使わない時もあるかもしれませんが、やはりハンカチを持っていきますよねえ。
フランス人は、本当に持たない人が多くて、ビックリです。
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kanafr at 2017-09-04 06:31
すっとこさん 今晩は
おおおおおおおおおおおおおお!
やはり!と言っては何ですが、アメリカも同じでしたか!
まあああああああああああああ!
イギリスでは、手拭きの為ではなく鼻をかむ為、しかも袖口に押し込んで持つとは、イギリス人マダムのイメージを覆すようなものですね。
しかも呼び名もハンカチではなくハンキ―とは!
そんな呼び名、そんな英語があったなんて、初めて知りました。
住んでみて初めて知るxx人の実態!沢山ありますよねぇ。
おおおおおおおおおおおおおお!
やはり!と言っては何ですが、アメリカも同じでしたか!
まあああああああああああああ!
イギリスでは、手拭きの為ではなく鼻をかむ為、しかも袖口に押し込んで持つとは、イギリス人マダムのイメージを覆すようなものですね。
しかも呼び名もハンカチではなくハンキ―とは!
そんな呼び名、そんな英語があったなんて、初めて知りました。
住んでみて初めて知るxx人の実態!沢山ありますよねぇ。