2018年 01月 17日
我が家の時を紡いでくれる物
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去年から始めたゆる~い断捨離は、ゆる~いままに年を越してしまいました。
断捨離のコツは、あまり使わない物は、思い切って処分する事なんだそう。
でも、もしあまり使わなくなったとしても、きっと何年経っても処分できないだろうと思うお皿があります。
それが、クニエダヤスエさんが監修された藍の染付の食器でした。
私にとって、クニエダさんは、憧れの人でした。
クニエダさんの作品以外の食器も、殆ど藍の染付の食器にしたのは、クニエダさんの影響でした。
そして、一時帰国した時に渋谷西武にあったクニエダヤスエさんの食器のコーナーを見つけ、割れるかもしれない、重量オーバーになるかもしれないの心配より、欲しいという気持ちの方が勝ち、こちらに持ってきました。
食器は使わないと意味がないので、中皿などは頻繁に食卓に登場しますが、大皿は、あまり使う事はありません。
ある日、同じように食器好きの友人に、必死な思いで持ってきたクニエダヤスエさんの食器の話をした事がありました。
その日からしばらく経ったある日、その友人から「読み終わったから、貴女にあげるわ」と言って渡されたのが、このクニエダさんの本でした。
ご両親から影響を受けた日々の暮らしを豊かにするコツや、フォトグラファーだったご主人の明さんとの結婚生活や明さんやご自身のお仕事のことなどが書かれた本ですが、ご結婚後に渡米生活をされた事も書かれてありました。
でも読み進んでいくうちに、明さんの友人として思いがけない名前を見つけました。
以前、アヴェドンの写真展の帰りに館内の書店で、偶然見つけたジャック・アンリ・ラーティグ氏の本の中で見たアヴェドンのアシスタントだったHIROさんでした。
職業もフォトグラファーであり、同時代を同じニューヨークで過ごした方達なので、知り合いだったというのは、当たり前なのかもしれませんが、ある日読んだ本の中で見た人物が、全く違う本の中で登場するって、何だか時空を超えて点と点が結ばれたような不思議な感じがしました。
「暮らしを紡ぐ」というこのクニエダさんの著書は、私にとっては「時を紡ぐ」本となりました。
そして、クニエダさんの食器は、やはりこれからも処分することなく、我が家の時を紡いでいく食器になりそうです。
断捨離のコツは、あまり使わない物は、思い切って処分する事なんだそう。
でも、もしあまり使わなくなったとしても、きっと何年経っても処分できないだろうと思うお皿があります。
それが、クニエダヤスエさんが監修された藍の染付の食器でした。
私にとって、クニエダさんは、憧れの人でした。
クニエダさんの作品以外の食器も、殆ど藍の染付の食器にしたのは、クニエダさんの影響でした。
食器は使わないと意味がないので、中皿などは頻繁に食卓に登場しますが、大皿は、あまり使う事はありません。
その日からしばらく経ったある日、その友人から「読み終わったから、貴女にあげるわ」と言って渡されたのが、このクニエダさんの本でした。
でも読み進んでいくうちに、明さんの友人として思いがけない名前を見つけました。
以前、アヴェドンの写真展の帰りに館内の書店で、偶然見つけたジャック・アンリ・ラーティグ氏の本の中で見たアヴェドンのアシスタントだったHIROさんでした。
「暮らしを紡ぐ」というこのクニエダさんの著書は、私にとっては「時を紡ぐ」本となりました。
そして、クニエダさんの食器は、やはりこれからも処分することなく、我が家の時を紡いでいく食器になりそうです。
by kanafr
| 2018-01-17 13:02
| 楽しく可愛いく美しく嬉しい物
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Comments(6)
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akicosmosA at 2018-01-18 14:41
クニエダヤスエさんの著書は料理本を含めて持っていますので
懐かしくなりました。私の長年の友達今もご近所さんですが
クニエダさんのレッスンを受けていました。
今のコーディネートより和を使うコーディネートに少ない器を合わせて楽しんだ若い頃を思い出します。
懐かしくなりました。私の長年の友達今もご近所さんですが
クニエダさんのレッスンを受けていました。
今のコーディネートより和を使うコーディネートに少ない器を合わせて楽しんだ若い頃を思い出します。
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whitelacenonyo at 2018-01-18 21:38
以前もブログに書きましたがクニエダヤスエさんから
テーブルコーディネートを習っていたことがあります。
とても素敵な方でした。
古伊万里風のお皿は今も大切に使っています。
kanaさんは色々な種類をお持ちなのですね。
テーブルコーディネートを習っていたことがあります。
とても素敵な方でした。
古伊万里風のお皿は今も大切に使っています。
kanaさんは色々な種類をお持ちなのですね。
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kanafr at 2018-01-19 09:33
こすもすさん 今晩は
やはりコスモスさんも、クニエダヤスエさんのファンだったんですね。^^
新しい外国の物がドンドン入ってきたあの時代に、和の美しさを、もう一度私達に見直させてくださった方じゃないかなあと思います。
やはりコスモスさんも、クニエダヤスエさんのファンだったんですね。^^
新しい外国の物がドンドン入ってきたあの時代に、和の美しさを、もう一度私達に見直させてくださった方じゃないかなあと思います。
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kanafr at 2018-01-19 09:41
whitelacenonyoさん 今晩は
そうでしたよね。
whiteさんが、実際にクニエダヤスエさんに習われていたという記事、覚えています。
お写真でしか拝見した事がないですが、品のある素敵な方でしたよね。
西武にコーナーがありましたが、その時いただいたカタログをずっと大事に取っていたのに、いまだに見つかっていません。とっても素敵なカタログなので、絶対に捨てていないと思うんですが...。
カタログで、私がこちらに戻ってから発売されるシノワズリシリーズを見せていただきましたが、とても可愛かった記憶があります。欲しかったわあ(苦笑)
そうでしたよね。
whiteさんが、実際にクニエダヤスエさんに習われていたという記事、覚えています。
お写真でしか拝見した事がないですが、品のある素敵な方でしたよね。
西武にコーナーがありましたが、その時いただいたカタログをずっと大事に取っていたのに、いまだに見つかっていません。とっても素敵なカタログなので、絶対に捨てていないと思うんですが...。
カタログで、私がこちらに戻ってから発売されるシノワズリシリーズを見せていただきましたが、とても可愛かった記憶があります。欲しかったわあ(苦笑)
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すっとこ
at 2018-01-21 21:15
x
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!
お写真の一葉目と最後の左側に写っている
・・・印判皿でしょうか?
全く同じ、と言って良いくらいのを 自分も
持っているのです!
結婚祝いに(って事は44年前?)男友達が
「京都の骨董屋さんで探した」言うて
プレゼントしてくれたのですが。
これクニエダヤスコさんプロデュース
のものでしょうか?それともアンティーク?
Kanafrさんとお揃いとは嬉しいです😆
お写真の一葉目と最後の左側に写っている
・・・印判皿でしょうか?
全く同じ、と言って良いくらいのを 自分も
持っているのです!
結婚祝いに(って事は44年前?)男友達が
「京都の骨董屋さんで探した」言うて
プレゼントしてくれたのですが。
これクニエダヤスコさんプロデュース
のものでしょうか?それともアンティーク?
Kanafrさんとお揃いとは嬉しいです😆
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kanafr at 2018-01-22 07:18
すっとこさん 今晩は
そうそう、1枚目と最後の写真の物は、同じものです。
記事にアップしてから気づきました(苦笑)
これは、その頃西武にあったクニエダさんのコーナーで買ったんじゃないかと思うんですが、クニエダさんのコーナーと言っても彼女のオリジナルだけじゃなく、セレクトした商品も一緒に並んでいたんじゃなかったかなあと思います。ただ私としては、クニエダさんのコーナーで買ったのでクニエダ作品と思っています。不確かですみません。
それより、すっとこさんとお揃いと分かって私も嬉しいです\(^o^)/
そうそう、1枚目と最後の写真の物は、同じものです。
記事にアップしてから気づきました(苦笑)
これは、その頃西武にあったクニエダさんのコーナーで買ったんじゃないかと思うんですが、クニエダさんのコーナーと言っても彼女のオリジナルだけじゃなく、セレクトした商品も一緒に並んでいたんじゃなかったかなあと思います。ただ私としては、クニエダさんのコーナーで買ったのでクニエダ作品と思っています。不確かですみません。
それより、すっとこさんとお揃いと分かって私も嬉しいです\(^o^)/