2010年 11月 12日
勝手にファッションウイーク
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9月~10月にかけてのファッションウイークの頃、仕事とは別に勝手に名付けた
私のファッションウイーク。
手始めにDVDになっていたアメリカンヴォーグの中でも最高の編集長といわれる
アナ・ウインターを追ったドキュメンタリー映画「ファッションが教えてくれる事」を見ました。
シャネルの映画のDVDとどちらにしようか迷ったけれど、「プラダを着た悪魔」のモデルになったこの人の映画を選んだ訳は、ドキュメンタリーだったから。
多くのファッションデザイナーがアナ様の反応を気にするという。
それくらい彼女の影響力は大きいっていうのは知っていたけれど、噂通り、凄い仕事ぶりだった。
決して声を荒げたりはしないけれど、時には横暴だと思える位、徹底的にスッタフをアナ様モードで動かす。
そこには長年一緒にやってきたからというなれ合いなど、微塵もない。
いかに苦労して生み出した作品だろうと、納得がいかない作品なら、一切の妥協は
許さない。
徹底的に、スッタフにもプロとしての仕事を要求する。
その厳しさが生半可じゃないのは、それだけ自分のスッタフを信用しているって事
なんだろう。
初めは、単なるワンマン編集長かと思ったけれど、よく見れば、決して気分次第で
選んではいない。
雑誌の売り上げが彼女の肩にかかっている以上、常に自分自身の感性を研ぎ澄ませ、多くのデータの中から今の時代が求める物を探しだし、提示しなくてはいけない。
そして未来のデザイナーの発掘もしなくてはいけない。
今までコレクションシーズンになると、必ずとりあげられるアナ様のお姿。
それをを見るたび、“わぁ!この人エラそう”って思ったけれど、これからはそんな事2度と申しません。
アナ様のプロとしてお仕事ぶりに、圧倒され、敬服したわ。
そして、次はイヴ・サンローランの回顧展を見た時から見たかったドキュメンタリー映画「イヴ・サンローランとピエール・ベルジェL’Amour Fou(2011年日本公開
予定で、邦題では“狂おしい愛”となるらしい)」。
あれだけ入場者の長い行列ができていた回顧展だったのに、映画の方は、この映画を上映している映画館が少なく、ある日、シャンゼリゼ通りを通った時に看板を見つけこのままでは、いつ終わるか分からないという事であわてて行ったけれど、夕方6時過ぎに入った映画館は、悲しくなるほどガラガラ。
彼の引退の日のスピーチで始まったドキュメンタリーの映画。
ジャンヌ・モローによって語られる若き日のサンローランの成功の歴史とその成功によってもたらされた苦悩。
そして、フランスの秘蔵っ子と言われて愛されたサンローランの素晴らしい才能を、いち早く認め、時にはアルコールやドラッグにおぼれてしまう繊細なサンローランに傷つきながらも、それこそ狂おしいまでの愛で支え続け、公私ともに彼のパートナーだったピエール・ベルジェ。
そして事業の成功に伴い、二人で買い求めた数多くの美術品を、サンローランの死後
サザビーのオークションにかける。
オークション会場に向かう寸前、ホテルの部屋の鏡に向かいネクタイを締め直す彼の顔には、何とも言えない深い思いや、心の中にあるものをふっ切らなければいけないという強い決意が表れているように思った。
彼が愛したサンローランと選んだ数々の美術工芸品の数々には、語りつくせない二人だけの思い出もたくさんにあるだろうと思うが、ピエール・ベルジェは品物が人手に渡る事は、大したことではないと言う。
彼らにとっては、国宝級の美術品でも「愛」以上のものではないのだろう。
例え、二人で過ごした部屋から、次々と二人の思い出の品物はなくなっていっても、お互いを愛し愛された心た思い出は決して消えないという事なのかもしれない。
そして今、もう脳腫瘍の苦しさからやっと解放されたサンローランは、二人で買い
取った壊される寸前だったマラケシの有名なマジョレール庭園で静かに眠っている。
年間65万人もの人が訪れると言われるその美しいバラに囲まれ、サンローランは
今もその数多くの美しさを生み出してきた繊細な手で、夢の世界を描いているのだ
ろうか。
いつか愛するピエールが自分の傍に来るのを待ちながら..。
そして、私は回顧展と同じように、この映画を見ながら、また泣いてしまった。
回顧展で多少勉強したサンローランの歩んできた道。
ディオール、シャネルの亡き後、活躍しているデザイナーとして、サンローランや
現在シャネルを手掛けるカール・ラガードフェルドの名前が上がるけれど、実はこの二人、些か因縁めいている。
サンローランが、たった17歳の若さで出品したデザインコンクールで、ドレス部門最優秀賞を受賞した時、コート部門で受賞したのがカール・ラガーフェルド。
ココ・シャネルが“私の後継者”とよんで可愛がったと言われるサンローランだけど、そのシャネルの死後、停滞気味だったシャネルブランドを、シャネルの雰囲気を残しつつ若返らせ、見事復活させたのが、カール・ラガーフェルドだ。
そのカール様が、まだクロエの主任デザイナーだった頃、ファッションから生活空間まで若かった私の憧れだったクロエのプレスの女性から、いかに彼の才能が凄いか、いつも聞かされていた。
旅行の度に飛行機に乗った途端、開始される旅日記には、周りの風景や彼にとって
何か心惹かれた人達、食べた料理の数々の写真やスケッチ、時には、彼が美しいと
感じたお土産の袋や箸置きの袋まで、全てスクラップされるらしい。
「こんな風に、全てにおいて美しいものを常に追及し続けるのが、プロなのよ」と、
私が尊敬し憧れていた彼女は、よく言っていた。
確かにクロエの時のドレスも美しかったけれど、シャネルのイメージを壊すことなく新しいシャネルスタイルを創り上げたのは、素晴らしい才能だと思う。
その多才なカール・ラガフェルドが描いた絵をサンジェルマンの画廊で発見。
そして写真美術館で行われていたカール・ラガーフェルド撮影の写真展に行った。
実は、モデル達の楽屋裏の素顔やスター達の素顔を撮影したのだろうと思っていた。
しかしその期待は見事に裏切られ、写真の多くは、実際シャネルの広告にも使われているらしく、見事なライティングと見事な修正で撮られたその写真は、綺麗!
ただ綺麗!だけで、正直言って、何の感動もなかった。
個人的好みとしては、この帰りにサンジェルマンを歩いて偶然見つけた写真展の方にこの不消化な心を掴まれてしまったわ。
プロって一体何なのだろうと、あらためて思う私のファッション週間は、ここで終了となりました。
私のファッションウイーク。
手始めにDVDになっていたアメリカンヴォーグの中でも最高の編集長といわれる
アナ・ウインターを追ったドキュメンタリー映画「ファッションが教えてくれる事」を見ました。
シャネルの映画のDVDとどちらにしようか迷ったけれど、「プラダを着た悪魔」のモデルになったこの人の映画を選んだ訳は、ドキュメンタリーだったから。
多くのファッションデザイナーがアナ様の反応を気にするという。
それくらい彼女の影響力は大きいっていうのは知っていたけれど、噂通り、凄い仕事ぶりだった。
決して声を荒げたりはしないけれど、時には横暴だと思える位、徹底的にスッタフをアナ様モードで動かす。
そこには長年一緒にやってきたからというなれ合いなど、微塵もない。
いかに苦労して生み出した作品だろうと、納得がいかない作品なら、一切の妥協は
許さない。
徹底的に、スッタフにもプロとしての仕事を要求する。
その厳しさが生半可じゃないのは、それだけ自分のスッタフを信用しているって事
なんだろう。
初めは、単なるワンマン編集長かと思ったけれど、よく見れば、決して気分次第で
選んではいない。
雑誌の売り上げが彼女の肩にかかっている以上、常に自分自身の感性を研ぎ澄ませ、多くのデータの中から今の時代が求める物を探しだし、提示しなくてはいけない。
そして未来のデザイナーの発掘もしなくてはいけない。
今までコレクションシーズンになると、必ずとりあげられるアナ様のお姿。
それをを見るたび、“わぁ!この人エラそう”って思ったけれど、これからはそんな事2度と申しません。
アナ様のプロとしてお仕事ぶりに、圧倒され、敬服したわ。
そして、次はイヴ・サンローランの回顧展を見た時から見たかったドキュメンタリー映画「イヴ・サンローランとピエール・ベルジェL’Amour Fou(2011年日本公開
予定で、邦題では“狂おしい愛”となるらしい)」。
あれだけ入場者の長い行列ができていた回顧展だったのに、映画の方は、この映画を上映している映画館が少なく、ある日、シャンゼリゼ通りを通った時に看板を見つけこのままでは、いつ終わるか分からないという事であわてて行ったけれど、夕方6時過ぎに入った映画館は、悲しくなるほどガラガラ。
彼の引退の日のスピーチで始まったドキュメンタリーの映画。
ジャンヌ・モローによって語られる若き日のサンローランの成功の歴史とその成功によってもたらされた苦悩。
そして、フランスの秘蔵っ子と言われて愛されたサンローランの素晴らしい才能を、いち早く認め、時にはアルコールやドラッグにおぼれてしまう繊細なサンローランに傷つきながらも、それこそ狂おしいまでの愛で支え続け、公私ともに彼のパートナーだったピエール・ベルジェ。
そして事業の成功に伴い、二人で買い求めた数多くの美術品を、サンローランの死後
サザビーのオークションにかける。
オークション会場に向かう寸前、ホテルの部屋の鏡に向かいネクタイを締め直す彼の顔には、何とも言えない深い思いや、心の中にあるものをふっ切らなければいけないという強い決意が表れているように思った。
彼が愛したサンローランと選んだ数々の美術工芸品の数々には、語りつくせない二人だけの思い出もたくさんにあるだろうと思うが、ピエール・ベルジェは品物が人手に渡る事は、大したことではないと言う。
彼らにとっては、国宝級の美術品でも「愛」以上のものではないのだろう。
例え、二人で過ごした部屋から、次々と二人の思い出の品物はなくなっていっても、お互いを愛し愛された心た思い出は決して消えないという事なのかもしれない。
そして今、もう脳腫瘍の苦しさからやっと解放されたサンローランは、二人で買い
取った壊される寸前だったマラケシの有名なマジョレール庭園で静かに眠っている。
年間65万人もの人が訪れると言われるその美しいバラに囲まれ、サンローランは
今もその数多くの美しさを生み出してきた繊細な手で、夢の世界を描いているのだ
ろうか。
いつか愛するピエールが自分の傍に来るのを待ちながら..。
そして、私は回顧展と同じように、この映画を見ながら、また泣いてしまった。
回顧展で多少勉強したサンローランの歩んできた道。
ディオール、シャネルの亡き後、活躍しているデザイナーとして、サンローランや
現在シャネルを手掛けるカール・ラガードフェルドの名前が上がるけれど、実はこの二人、些か因縁めいている。
サンローランが、たった17歳の若さで出品したデザインコンクールで、ドレス部門最優秀賞を受賞した時、コート部門で受賞したのがカール・ラガーフェルド。
ココ・シャネルが“私の後継者”とよんで可愛がったと言われるサンローランだけど、そのシャネルの死後、停滞気味だったシャネルブランドを、シャネルの雰囲気を残しつつ若返らせ、見事復活させたのが、カール・ラガーフェルドだ。
そのカール様が、まだクロエの主任デザイナーだった頃、ファッションから生活空間まで若かった私の憧れだったクロエのプレスの女性から、いかに彼の才能が凄いか、いつも聞かされていた。
旅行の度に飛行機に乗った途端、開始される旅日記には、周りの風景や彼にとって
何か心惹かれた人達、食べた料理の数々の写真やスケッチ、時には、彼が美しいと
感じたお土産の袋や箸置きの袋まで、全てスクラップされるらしい。
「こんな風に、全てにおいて美しいものを常に追及し続けるのが、プロなのよ」と、
私が尊敬し憧れていた彼女は、よく言っていた。
確かにクロエの時のドレスも美しかったけれど、シャネルのイメージを壊すことなく新しいシャネルスタイルを創り上げたのは、素晴らしい才能だと思う。
その多才なカール・ラガフェルドが描いた絵をサンジェルマンの画廊で発見。
そして写真美術館で行われていたカール・ラガーフェルド撮影の写真展に行った。
実は、モデル達の楽屋裏の素顔やスター達の素顔を撮影したのだろうと思っていた。
しかしその期待は見事に裏切られ、写真の多くは、実際シャネルの広告にも使われているらしく、見事なライティングと見事な修正で撮られたその写真は、綺麗!
ただ綺麗!だけで、正直言って、何の感動もなかった。
個人的好みとしては、この帰りにサンジェルマンを歩いて偶然見つけた写真展の方にこの不消化な心を掴まれてしまったわ。
プロって一体何なのだろうと、あらためて思う私のファッション週間は、ここで終了となりました。
by kanafr
| 2010-11-12 09:57
| 本、映画、エキスポジション
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Comments(16)
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shinn-lily at 2010-11-11 17:31
わたし、アナのような女性、好きです。
私の大好きな言葉「出る杭は打たれる、打たれても出るのが、杭の実力」のような人ですね。
よほど、自分を信頼して、自信がないと、この強さはないでしょう。
自分の信念をつらぬく美学ですね。結果をださなければ、美学もなにもないですが。
お洋服のこと考えるのは楽しいですね、あまり若い人のまねをしないで、年齢相応の服装をたのしみたいと思います。
パリからのファッションのお話は、うきうきします。
私の大好きな言葉「出る杭は打たれる、打たれても出るのが、杭の実力」のような人ですね。
よほど、自分を信頼して、自信がないと、この強さはないでしょう。
自分の信念をつらぬく美学ですね。結果をださなければ、美学もなにもないですが。
お洋服のこと考えるのは楽しいですね、あまり若い人のまねをしないで、年齢相応の服装をたのしみたいと思います。
パリからのファッションのお話は、うきうきします。
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whitelacenonyo at 2010-11-11 22:29
プラダを着た悪魔は何度見たことでしょう。
かっこいい女性とはそのモデルと言われたヴォーグの編集長。
メリル・ストリープが見事に演じていましたね。
やはり、パリのいえ世界のファッション界を牛耳っているのでしょうか。
しかし、かっこいい!!
サンローランと生涯のパートナー、ピエール・ベルジェはBS放送で観ました。
ムッシュウ・ベルジェは心からサンローランを信頼し、その才能を認め、そして誰よりも彼を愛しているドキュメンタリーは私を驚かせました。
フランスという社会はやはり成熟した社会だとしみじみ思った番組でした。
それにしてもkanafrさんの独特な観察力プラスそれを文章に表現する力、小さい頃からの読書好きな生き方の賜物と思いました。
かっこいい女性とはそのモデルと言われたヴォーグの編集長。
メリル・ストリープが見事に演じていましたね。
やはり、パリのいえ世界のファッション界を牛耳っているのでしょうか。
しかし、かっこいい!!
サンローランと生涯のパートナー、ピエール・ベルジェはBS放送で観ました。
ムッシュウ・ベルジェは心からサンローランを信頼し、その才能を認め、そして誰よりも彼を愛しているドキュメンタリーは私を驚かせました。
フランスという社会はやはり成熟した社会だとしみじみ思った番組でした。
それにしてもkanafrさんの独特な観察力プラスそれを文章に表現する力、小さい頃からの読書好きな生き方の賜物と思いました。
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whitelacenonyo at 2010-11-11 22:36
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cocomerita at 2010-11-11 23:36
Ciao kanafrさん
私もアナさんのような女性好きですね
一緒にお仕事してみたいと思う
仕事は仕事、情を挟むことなく、妥協することなく、時間切れを恐れることなく、一番最高だと思うものを追い求める
それって凄く正直な勇気ある行為ではないかと思うのですよね
そして、それがプロであることの条件の一条であると思うのです。
私もアナさんのような女性好きですね
一緒にお仕事してみたいと思う
仕事は仕事、情を挟むことなく、妥協することなく、時間切れを恐れることなく、一番最高だと思うものを追い求める
それって凄く正直な勇気ある行為ではないかと思うのですよね
そして、それがプロであることの条件の一条であると思うのです。
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kanafr at 2010-11-12 02:19
shinn-lilyさん 今日は
shinn-lilyさんも、お仕事されている方だからきっとお好きだと思いました。
この人の凄さは、“何でこんな事したの!”“こうでしょ!”と自分の意見を長々言わったり、声高の自分の意見を押し付けない。
ただ一言の拒否のみ。だから、言われたスタッフは自分で必死に考える。
そうやって結果アナだけじゃなく周りの人も育っていく事になることですね。
shinn-lilyさんも、お仕事されている方だからきっとお好きだと思いました。
この人の凄さは、“何でこんな事したの!”“こうでしょ!”と自分の意見を長々言わったり、声高の自分の意見を押し付けない。
ただ一言の拒否のみ。だから、言われたスタッフは自分で必死に考える。
そうやって結果アナだけじゃなく周りの人も育っていく事になることですね。
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kanafr at 2010-11-12 02:32
whaitelacenonyoさん 今日は
「プラダを着た悪魔」ですが、久しぶりに見たメリル・ストリープ素敵でしたよね。
すでにサンローランの映画ご覧になっていらっしゃったんですね。
このピエールさんは、事業家としても凄い方だし、政治家とのお付き合いも深く、エイズ財団を立ち上げたり今も色々精力的に動いていらっしゃいますものね。
サンローランの才能も凄いけれど、このピエールさんの影の力があたからこそ、サンローランはレジオン・ドヌール勲章を貰えたんじゃないかと思います。
「プラダを着た悪魔」ですが、久しぶりに見たメリル・ストリープ素敵でしたよね。
すでにサンローランの映画ご覧になっていらっしゃったんですね。
このピエールさんは、事業家としても凄い方だし、政治家とのお付き合いも深く、エイズ財団を立ち上げたり今も色々精力的に動いていらっしゃいますものね。
サンローランの才能も凄いけれど、このピエールさんの影の力があたからこそ、サンローランはレジオン・ドヌール勲章を貰えたんじゃないかと思います。
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kanafr at 2010-11-12 02:39
whitelacenonyoさん 2度目のご訪問有難うございます。
以前から、時々メールやこのブログでもご質問を受けていたのですが、いつもうっかり忘れていました。
もうブログ開始して1年になる!って自分でもビックリして、あらためて原点に返ると言うかこの事書かないと...と、思った次第です。
いい映画って、本当に色んな事を考えさせてくれたり、教えてくれたり、生きる喜びを与えてくれますよね。
以前から、時々メールやこのブログでもご質問を受けていたのですが、いつもうっかり忘れていました。
もうブログ開始して1年になる!って自分でもビックリして、あらためて原点に返ると言うかこの事書かないと...と、思った次第です。
いい映画って、本当に色んな事を考えさせてくれたり、教えてくれたり、生きる喜びを与えてくれますよね。
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kanafr at 2010-11-12 02:49
junkoさん 今日は
まだ日本なのね、ご苦労様です。
junkoさんも絶対こういう風にお仕事されていらるんだろうなと思っていますよ。
プロだなあと感じさせる人に出会うと、こちらも背筋がピンって伸びるわ。
心にいくら凄い葛藤があっても、心のうちにグッと押し込め、お洒落にも気を配るカッコいい女性になれるようにガンバロー!って思いました。
まだ日本なのね、ご苦労様です。
junkoさんも絶対こういう風にお仕事されていらるんだろうなと思っていますよ。
プロだなあと感じさせる人に出会うと、こちらも背筋がピンって伸びるわ。
心にいくら凄い葛藤があっても、心のうちにグッと押し込め、お洒落にも気を配るカッコいい女性になれるようにガンバロー!って思いました。
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mj
at 2010-11-12 04:05
x
アナ様の映画は終わった後に知ってみたいな~と思ってました(地方都市では上映館が少なかった様です。。)し、サンローランの映画はちゃんとチェックしつつも、結果。。一流のあり方、プロのあり方を教えられそうな映画、ぜひ見たみたいです。よりよく理解するには、日本語版で入手しないと、ですけれど。。
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40ansparis at 2010-11-12 06:40
kanaさん、私もサンローランの映画、泣きました。。。最後、思わず涙を流しながら拍手をしたら、同時にたくさんの、会場の観客のマダムたちも拍手していました。50年にもわたる愛情、言葉にならず、圧倒されて2度観たのですが、言葉に出来ず、ブログにもかけませんでした。。。
kanaさんの解説ですっきりです。こんなに深い愛情、それを1人で片付けようと凛としているピエール、、、男女の軽い恋愛映画なんかよりもかなり私の心に響きました。あっという間に大きい映画館では終了していたのが私も意外でした。出来たらもう一度観たい、と思っているくらいです。
kanaさんの解説ですっきりです。こんなに深い愛情、それを1人で片付けようと凛としているピエール、、、男女の軽い恋愛映画なんかよりもかなり私の心に響きました。あっという間に大きい映画館では終了していたのが私も意外でした。出来たらもう一度観たい、と思っているくらいです。
一番上の写真に圧倒されました。
このかたが、”プラダを着た悪魔”のあのかただったんですね。
すごい存在感&迫力がありますね。
いつもkanaさんの記事を読み勉強させていただいてます。
ファッションに疎い私ですが、奥が深いんだなぁと
あらためて思いました。
サンローランの映画見たいですね!!
このかたが、”プラダを着た悪魔”のあのかただったんですね。
すごい存在感&迫力がありますね。
いつもkanaさんの記事を読み勉強させていただいてます。
ファッションに疎い私ですが、奥が深いんだなぁと
あらためて思いました。
サンローランの映画見たいですね!!
わあ!と記事に凝縮されているファッションの歴史に触れさせていただきました。「ファッションが教えてくれる事」私はBSで観ましたがひきつけられるドキュメンタリーでした。
*プラダを着た・・・*はファショナブルでファッション業界の裏側のすごさと華やかさが楽しい映画でした。
サンローランのドキュメンタリー映画観たいなあ!日本で公開ありかな。日本でもBSで放映されてたんですね・・残念;;
ファッションからは遠い位置にいる私ですが興味はたくさん(笑)ありです
*プラダを着た・・・*はファショナブルでファッション業界の裏側のすごさと華やかさが楽しい映画でした。
サンローランのドキュメンタリー映画観たいなあ!日本で公開ありかな。日本でもBSで放映されてたんですね・・残念;;
ファッションからは遠い位置にいる私ですが興味はたくさん(笑)ありです
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kanafr at 2010-11-12 08:56
mjさん 今晩は
是非是非ご覧くださいませ。
先日シャンゼリゼの前を通ったら、もうサンローランの映画はやっていませんでした。
私もサラっと多分こんなかな?でカンを駆使して理解したところ多々なので日本語版が出たら、もう一度ちゃんと理解したいです。
是非是非ご覧くださいませ。
先日シャンゼリゼの前を通ったら、もうサンローランの映画はやっていませんでした。
私もサラっと多分こんなかな?でカンを駆使して理解したところ多々なので日本語版が出たら、もう一度ちゃんと理解したいです。
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kanafr at 2010-11-12 09:10
lapinさん 今晩は
同じ感想を持った方がいて嬉しいです。
もう私涙が止まりませんでした。あんなに回顧展には行列ができていたのに本当にあっという間に終わってしまいましたよね。
私もDVDでたら絶対購入したいと思っています。
ピエールが才能がある人は沢山いるけれど、サンローランの代わりになるほとは居ないと言っていましたが、本当ですね。
経営などの面倒な部分を彼が引き受けたからこそサンローランはその才能を十分開花できたんでしょうね。
同じ感想を持った方がいて嬉しいです。
もう私涙が止まりませんでした。あんなに回顧展には行列ができていたのに本当にあっという間に終わってしまいましたよね。
私もDVDでたら絶対購入したいと思っています。
ピエールが才能がある人は沢山いるけれど、サンローランの代わりになるほとは居ないと言っていましたが、本当ですね。
経営などの面倒な部分を彼が引き受けたからこそサンローランはその才能を十分開花できたんでしょうね。
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kanafr at 2010-11-12 09:17
gekoさん 今晩は
アナ様迫力あるでしょう?
映画でもメリル・ストリープが独特の存在感を示していましたが、アナ様の方がメリル様よりバッチリお化粧している訳でもなく着ている服もド迫力ある訳でもなく、話し方も静かなのに、もう全体を圧する力はすごかったです。
サンローランの映画、日本公開は来年だそうですから是非ご覧くださいませ。
アナ様迫力あるでしょう?
映画でもメリル・ストリープが独特の存在感を示していましたが、アナ様の方がメリル様よりバッチリお化粧している訳でもなく着ている服もド迫力ある訳でもなく、話し方も静かなのに、もう全体を圧する力はすごかったです。
サンローランの映画、日本公開は来年だそうですから是非ご覧くださいませ。
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kanafr at 2010-11-12 09:27
こすもすさん 今晩は
ドキュメンタリーってやはり迫力ありますよね。
こすもすさんも、「ファッションが教えてくれること」の映画も「プラダを着た...」もご覧になったんですね。
サンローランは来年日本で公開だそうですから、是非ご覧になってくださませ。
着る事、綺麗なものを見る事も女性の楽しみですよね。
ドキュメンタリーってやはり迫力ありますよね。
こすもすさんも、「ファッションが教えてくれること」の映画も「プラダを着た...」もご覧になったんですね。
サンローランは来年日本で公開だそうですから、是非ご覧になってくださませ。
着る事、綺麗なものを見る事も女性の楽しみですよね。