2017年 02月 27日
仮面の恐怖
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「あぁ~!行きたかったなあ、くっそぅ!28日迄だってさ。くっそ!!」
と、2度も“よい子はマネをしないでください”のいけない言葉を発して、思いっきり愚痴った
のは、№2.
今年は、昨年よりかなりハードな状態らしく、朝からの授業が終了した後は、そのまま図書館で勉強なので、帰宅も毎晩20時から21時。
週末に近づくにつれて、帰宅後の第一声「ただいまぁ。疲れたぁ」の声も、だんだん小さくなってきます。
多分、疲れもストレスも、相当溜まっているんでしょう。
そんな№2が行きたがったのは、帰宅した時に、私が見ていたTV番組のCMで流れていた
ヴェネツィアのカーニバル。
あの仮面をつけたカーニバルの写真を撮りたかったらしい。
(画像お借りしました)
「お母さんも、興味あるでしょ?ヴェネツィアに行きたいでしょ?」と、そんな風に一方的に決めつけられてしまいましたが、、私、ヴェネツィアには、興味がありますが、あの仮面のカーニバルには「ノン!」なんです。
もしかして、前世に何かあったのかもしれません。
今まで、オットや№2にも言った事がなかったんですが、顔の上に布をかけたり仮面をつける事を、想像しただけで、首筋がザワザワッとして、心臓がドキドキしてくるんです。
水に顔をつけられないのも、幼い頃、お祭りの屋台で売っていたお面をつけられて泣きだしたのも、そのせいなのかもしれません。
ですから、高所恐怖症でも、仮面には恐怖をいだかない№2が勧めてくれたこの映画を見た時も、仮面を見ただけでドキドキして、全く内容が頭に入ってきませんでした。
(画像お借りしました)
以前、プラハに家族旅行した時、№2の希望で、このガイ・フォークスの仮面をつけた男性が
カクテルパフォーマンスをしながらサービスをしてくれるというクラシックな内装もなかなか素敵だったアノ二マスバーに行きました。
でも、あの時も、仮面をつけたお兄様を見るたびに、ウットリより首筋からザワザワと迫ってくる恐怖と戦うのに、強いカクテルで何とか...でした。
そして、友人から頼まれたアテンドで、このブティックの前を通った時は、思わず「ギャッ!」
通ったのは、ちなみにポール・スミスのブティックでした。
「どうしたんですか?イチゴのお顔なんて、可愛いじゃないですかぁ~」と、アテンドさせていただいたお二人からは、とても不思議がられましたけどね。
ただ、そんな私の恐怖について言った事がなかったので、№2にとっては、ヴェネツィアに行きたいけれど行けない今の状況の悔しさを、単に私と分かち合いたかったのに、私から「ノン!」と拒否されて、むかついたらしい。
「何でだよぉ。綺麗じゃないか!」と食い下がってくるので、幼い頃のお祭りのお面のエピソードから先日の苺男のディスプレイの話を交えて、行きたくない理由を説明しました。
すると、「へえ、そうなんだぁ。人によって恐怖の対象が色々と違うからね」の言葉。
アラ!? 珍しく素直に受け止めたじゃない?
まっ、№2も、オット以上に高所恐怖症だものね。
ようやく人の痛みが分かる人間になりつつあるのかしらん...と思ったんですけどね。
そしたら、その後に...
「でも、顔に張り付けるパックは平気って、不思議だよね。アンチエイジングの願望は、恐怖も制すって事なんだあ」と言いながら、自分の部屋に消えていきました...。
と、2度も“よい子はマネをしないでください”のいけない言葉を発して、思いっきり愚痴った
のは、№2.
今年は、昨年よりかなりハードな状態らしく、朝からの授業が終了した後は、そのまま図書館で勉強なので、帰宅も毎晩20時から21時。
週末に近づくにつれて、帰宅後の第一声「ただいまぁ。疲れたぁ」の声も、だんだん小さくなってきます。
多分、疲れもストレスも、相当溜まっているんでしょう。
そんな№2が行きたがったのは、帰宅した時に、私が見ていたTV番組のCMで流れていた
ヴェネツィアのカーニバル。
あの仮面をつけたカーニバルの写真を撮りたかったらしい。
「お母さんも、興味あるでしょ?ヴェネツィアに行きたいでしょ?」と、そんな風に一方的に決めつけられてしまいましたが、、私、ヴェネツィアには、興味がありますが、あの仮面のカーニバルには「ノン!」なんです。
もしかして、前世に何かあったのかもしれません。
今まで、オットや№2にも言った事がなかったんですが、顔の上に布をかけたり仮面をつける事を、想像しただけで、首筋がザワザワッとして、心臓がドキドキしてくるんです。
水に顔をつけられないのも、幼い頃、お祭りの屋台で売っていたお面をつけられて泣きだしたのも、そのせいなのかもしれません。
ですから、高所恐怖症でも、仮面には恐怖をいだかない№2が勧めてくれたこの映画を見た時も、仮面を見ただけでドキドキして、全く内容が頭に入ってきませんでした。
以前、プラハに家族旅行した時、№2の希望で、このガイ・フォークスの仮面をつけた男性が
カクテルパフォーマンスをしながらサービスをしてくれるというクラシックな内装もなかなか素敵だったアノ二マスバーに行きました。
通ったのは、ちなみにポール・スミスのブティックでした。
ただ、そんな私の恐怖について言った事がなかったので、№2にとっては、ヴェネツィアに行きたいけれど行けない今の状況の悔しさを、単に私と分かち合いたかったのに、私から「ノン!」と拒否されて、むかついたらしい。
「何でだよぉ。綺麗じゃないか!」と食い下がってくるので、幼い頃のお祭りのお面のエピソードから先日の苺男のディスプレイの話を交えて、行きたくない理由を説明しました。
すると、「へえ、そうなんだぁ。人によって恐怖の対象が色々と違うからね」の言葉。
アラ!? 珍しく素直に受け止めたじゃない?
まっ、№2も、オット以上に高所恐怖症だものね。
ようやく人の痛みが分かる人間になりつつあるのかしらん...と思ったんですけどね。
そしたら、その後に...
「でも、顔に張り付けるパックは平気って、不思議だよね。アンチエイジングの願望は、恐怖も制すって事なんだあ」と言いながら、自分の部屋に消えていきました...。
by kanafr
| 2017-02-27 13:23
| 母、オット、№2、私
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Comments(8)
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nature21-plus at 2017-02-27 22:05
へえ〜!と読みました。。じつにおいらも能面の恐怖がありまして。。とりわけ小面とか若女とか、視界に入るだけで意味なくザワザワ。。笑
しかし、高所恐怖症ってないんじゃないの?。。高いところで恐怖を感じるのは正常だし。。おいらなんかはそれが訓練されて状況に不安がなければその恐怖を遠ざけることが出来るようになったに過ぎなくて。。
なのではないかと。。
しかし、高所恐怖症ってないんじゃないの?。。高いところで恐怖を感じるのは正常だし。。おいらなんかはそれが訓練されて状況に不安がなければその恐怖を遠ざけることが出来るようになったに過ぎなくて。。
なのではないかと。。
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kanafr at 2017-02-27 22:46
nature21-plusさん 今日は
そうでしょ、そうでしょ。面って怖いですよね。
高所恐怖症は、本当にありますよぉ。
足元がしっかりして不安のない古城に行った時も、№2はガタガタ震えて体が硬直し、まったくバルコニーに近づく事もできませんでしたもの。
あと、メタル製の階段で、隙間から下が見えるのもまったくダメですね。
多分、今も№2はそうかも...です(苦笑)
そうでしょ、そうでしょ。面って怖いですよね。
高所恐怖症は、本当にありますよぉ。
足元がしっかりして不安のない古城に行った時も、№2はガタガタ震えて体が硬直し、まったくバルコニーに近づく事もできませんでしたもの。
あと、メタル製の階段で、隙間から下が見えるのもまったくダメですね。
多分、今も№2はそうかも...です(苦笑)
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すっとこ
at 2017-02-28 07:27
x
えええええええええええええええええええ!
ガイ フォークスって あのガイ フォークス?
なぜ プラハに?
だって 私の知ってるガイ フォークスは英国人
で議会への反乱を企てて 爆薬持って突入しよ
うとして でも密告されて事前逮捕。
でも英国では英雄扱いで 決行予定日だった
11月5日は【花火を上げる日】となって
おります。
あと No2くんに ひとこと。
「くっそー」は イカンでしょ「くっそー」は。
せめて「ふんっ」で如何でせうか。
え?「ふん」では迫力に欠ける?
いえいえ ンな事はありません。
漢字で書いたら
クソ も フンも 同じ糞です。・・・ゴメン🙏!
ガイ フォークスって あのガイ フォークス?
なぜ プラハに?
だって 私の知ってるガイ フォークスは英国人
で議会への反乱を企てて 爆薬持って突入しよ
うとして でも密告されて事前逮捕。
でも英国では英雄扱いで 決行予定日だった
11月5日は【花火を上げる日】となって
おります。
あと No2くんに ひとこと。
「くっそー」は イカンでしょ「くっそー」は。
せめて「ふんっ」で如何でせうか。
え?「ふん」では迫力に欠ける?
いえいえ ンな事はありません。
漢字で書いたら
クソ も フンも 同じ糞です。・・・ゴメン🙏!
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uransuzu at 2017-02-28 07:31
最後のno2.くんの言葉、さすがです!
爆笑すると同時に、ここに仮面恐怖症の克服のヒントがあるわ、と妙に感心しました^^
仮面を貼り付ける経験は一生ないでしょうが、
節分の鬼の面は、毎年かぶらされております。
爆笑すると同時に、ここに仮面恐怖症の克服のヒントがあるわ、と妙に感心しました^^
仮面を貼り付ける経験は一生ないでしょうが、
節分の鬼の面は、毎年かぶらされております。
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whitelacenonyo at 2017-02-28 22:44
世の中にはいろいろな恐怖症があるのですね〜
仮面恐怖症、、て初めて耳にしました。
高所恐怖症、に閉所恐怖症、、
私、ヴェトナムに行った時、ヴェトナム戦争の時
作ったクチトンネルの見学したのですが
息くるしくなって、、途中で棄権。
あれは閉所恐怖症?でも他の狭いところは平気なんですが、、
仮面恐怖症、、て初めて耳にしました。
高所恐怖症、に閉所恐怖症、、
私、ヴェトナムに行った時、ヴェトナム戦争の時
作ったクチトンネルの見学したのですが
息くるしくなって、、途中で棄権。
あれは閉所恐怖症?でも他の狭いところは平気なんですが、、
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kanafr at 2017-03-01 06:05
すっとこさん 今晩は
確かにガイ・フォークスは英国人ですものね。
でも、今、コンピューターの世界では、国際的ハッカー集団「アノニマス」として有名なんですよ。
パリ同時多発テロ後、ISに対し宣戦布告していました。
つまりメンバーは何人いるか分からないんですが、匿名と抵抗の国際シンボルとしてガイ・フォークスの抵抗運動になぞらえているようです。
ここを№2が知っていたのは、今の学部に移る前の関係で知っていたらしく連れていかれました。
ハハハ、確かに漢字で書いたら、そうですね。
でも、フンだとなんだか、可愛らしく聞こえるのは、私だけかしら?(苦笑)よく言っておきますね。
確かにガイ・フォークスは英国人ですものね。
でも、今、コンピューターの世界では、国際的ハッカー集団「アノニマス」として有名なんですよ。
パリ同時多発テロ後、ISに対し宣戦布告していました。
つまりメンバーは何人いるか分からないんですが、匿名と抵抗の国際シンボルとしてガイ・フォークスの抵抗運動になぞらえているようです。
ここを№2が知っていたのは、今の学部に移る前の関係で知っていたらしく連れていかれました。
ハハハ、確かに漢字で書いたら、そうですね。
でも、フンだとなんだか、可愛らしく聞こえるのは、私だけかしら?(苦笑)よく言っておきますね。
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kanafr at 2017-03-01 06:16
uransuzuさん 今晩は
私も言われて、パックも仮面と言えば仮面だったと気づきましたが、そうだと気づいても、恐怖は浮かび上がってこないのは、やはりアンチエイジングへの執着心がすごいのかも^^
節分の鬼の面をかぶらされる...孫を持った時の心得としてメモしとかなきゃ(-_-;)
私も言われて、パックも仮面と言えば仮面だったと気づきましたが、そうだと気づいても、恐怖は浮かび上がってこないのは、やはりアンチエイジングへの執着心がすごいのかも^^
節分の鬼の面をかぶらされる...孫を持った時の心得としてメモしとかなきゃ(-_-;)
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kanafr at 2017-03-01 06:24
whitelacenonyoさん 今晩は
本当にそういう名前かどうかは分からないんですが、とにかく顔にかぶせられて視界が閉ざされるのが怖いんだと思います。
whiteさんのご経験されたトンネルでの息苦しさは、もしかしてトンネル内の空気が足りなくなっていて酸欠になってしまったと考えるのが妥当だとは思いますが、もしかして、霊的な...という事はありませんよね?(苦笑)
結構、私、こういうのを信じているので、すみません(-_-;)
本当にそういう名前かどうかは分からないんですが、とにかく顔にかぶせられて視界が閉ざされるのが怖いんだと思います。
whiteさんのご経験されたトンネルでの息苦しさは、もしかしてトンネル内の空気が足りなくなっていて酸欠になってしまったと考えるのが妥当だとは思いますが、もしかして、霊的な...という事はありませんよね?(苦笑)
結構、私、こういうのを信じているので、すみません(-_-;)