2018年 05月 16日
戻る日は、いつか来ると思いながら
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久しぶりにパリに旅行にいらしたY様ご家族と色々街歩きをした時の事...
ガリアーノのブティックがあったところでした。
事件の後は、スイスのリハビリ施設で、アルコール依存症、睡眠薬、精神安定剤の
薬物中毒の治療をしたという事ですが、サンローランもかつてそうだったように、
ブランドが大きくなればなるほど、コレクションの前の重圧は、かなりのものだったんだろうと思います。
そして今、そのガリアーノのブティックは、ディオールのブティックになりました。
キチンとお答えができませんでした。
多くいらっしゃるんじゃないかしら?
多分、再びガリアーノの手によるディオールを見たいと思ったのは、私だけじゃないと思うんですけどね...。
☆スタジオかるぺ・でぃえむの記事、更新しました。
写真やカード、そして他の使い方もできるフォトスタンドのご紹介です。
サントノレ通りを歩いた時、お母様から「アラ?ここって、前は違うデザイナーの
ブティックじゃなかったかしら?」のご質問がありました。そう、ここは以前、ここは、2011年2月に酒に酔い、反ユダヤ人的な差別発言をした
事件を起こし、ディオール及び自身のブランド「ジョン・ガリアーノ」を解雇されたガリアーノのブティックがあったところでした。
彼がいなくなっても、そのブランド名は残り、事件前と変わらず、日よけテントには
こんな風にガリアーノの似顔絵が印刷されたままでした。それを見るたび、お酒のせいだったとはいえ彼が失った物は、あまりにも大きすぎた
と思ったものです。事件の後は、スイスのリハビリ施設で、アルコール依存症、睡眠薬、精神安定剤の
薬物中毒の治療をしたという事ですが、サンローランもかつてそうだったように、
ブランドが大きくなればなるほど、コレクションの前の重圧は、かなりのものだったんだろうと思います。
そして今、そのガリアーノのブティックは、ディオールのブティックになりました。
「アラ?じゃあ、もうガリアーノのブティクは、パリにはないの?」と、Y様から
ご質問がありましたが、その時は、マレのブティックがどうなったか分からず、キチンとお答えができませんでした。
Y様達がご滞在中は行けませんでしたが、先日、BHVに行った帰りに確認しました。
サントノレはなくなっても、もう一つのブティックは継続していました。30 Rue des Archives, 75004 Paris
今は、マルタン・マルジェラのクリエイティブ・ディレクターとして、ファッション界に戻ってきたガリアーノですが、いつか再びディオールのクリエイティブ・ディレクターとして、そして自身のブランドに、戻る日は来るのでしょうか。
あのディオール展で、ガリアーノのあふれるばかりの才能に感動した方は、かなり多くいらっしゃるんじゃないかしら?
多分、再びガリアーノの手によるディオールを見たいと思ったのは、私だけじゃないと思うんですけどね...。
☆スタジオかるぺ・でぃえむの記事、更新しました。
写真やカード、そして他の使い方もできるフォトスタンドのご紹介です。
by kanafr
| 2018-05-16 14:10
| 色んな事への独り言
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Comments(2)
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by
whitelacenonyo at 2018-05-16 21:19
ガリアーノがDiorを解任される前、
2011年のCooking Salon White Lace20周年パーティーの時に買った
赤いワンピースとジャケットは、ガリアーノ最後のデザインだとスタッフから教えていただきました。
、、ゆえに今でも大切に着ています。
今でも流行遅れを感じさせず着ており重宝しています。
極端にデザイン性があるとすぐに飽きてしまいますが、、
オーソドックスなデザインですと長く着られますよね。
2011年のCooking Salon White Lace20周年パーティーの時に買った
赤いワンピースとジャケットは、ガリアーノ最後のデザインだとスタッフから教えていただきました。
、、ゆえに今でも大切に着ています。
今でも流行遅れを感じさせず着ており重宝しています。
極端にデザイン性があるとすぐに飽きてしまいますが、、
オーソドックスなデザインですと長く着られますよね。
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kanafr at 2018-05-17 03:15
whitelacenonypさん 今日は
あの素敵な赤のスーツは、ガリアーノの作品だったんですね。
ガリアーノは、アヴァンガルドなデザイナーとしての印象が強い人ですが、あのディオール展を見た時、基本をしっかり学んだからこそのアヴァンギャルドなデザイナーだったと、まさに間から鱗でした。
いいデザインの物は、どんなに時が経っても、素晴らしいですものね。お写真だけでしか拝見していませんが、とてもお似合いになって、本当に素敵なスーツをお選びになったとあの時思いました。
あの素敵な赤のスーツは、ガリアーノの作品だったんですね。
ガリアーノは、アヴァンガルドなデザイナーとしての印象が強い人ですが、あのディオール展を見た時、基本をしっかり学んだからこそのアヴァンギャルドなデザイナーだったと、まさに間から鱗でした。
いいデザインの物は、どんなに時が経っても、素晴らしいですものね。お写真だけでしか拝見していませんが、とてもお似合いになって、本当に素敵なスーツをお選びになったとあの時思いました。