2018年 06月 30日
若い才能は、私の内面を見つめさせ、夢と希望を与えてくれました
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何だかバタバタしているうちに、6月も終わりじゃないですか!
本当に月日が経つ早さに、いつも驚かされています。
マレのその場所に向かう道すがらのS子さんの話のよると、麻記子さんは、以前から食べ物の絵などをよく描いていたらしく、ある日、その麻記子さんの絵を目に留めたピエール・エルメ氏から絵のオファーを受けた事をきっかけに、今では色々な会社と仕事をされているんだとか。
お目にかかる迄、そのキャリアから言って、勝手にS子さんと同じ年齢か、もしくは少し若い方かしら?と思っていたので、麻記子さんの若さにビックリ!
白いシャツを着られた方が、その才能あふれる麻記子さん、そして、もう一人の方がこの画廊のディレクトリスである天田万里奈さんです。
さて、早速拝見させていただきましたが、その独特の世界に魅せられました。
今回の作品は、それらが初めて一つに交わった作品だそうです。
彼女の絵は、単なる芸術作品ではなく哲学的な要素を持ちあわせた世界ですね。
だから、余計に見る人を惹きつけ考えさせ、足を留めさせるんだろうと思います。
若い才能を持った方達が、こんな風に海外で活躍される姿を実際に拝見すると、凄く嬉しくなります。
こんなに素晴らしい個展に誘ってくれたS子さんにも感謝した日でした。
本当に月日が経つ早さに、いつも驚かされています。
そんな6月に行ったのに、素敵な出会いと素晴らしい世界を見せていただいたのに、うっかりアップし忘れた個展がありました。
それが、パリ滞在は2日間という短い滞在だったS子さんから誘われて行ったのが、
彼女の知り合いでもあり、パリで活躍している田中麻記子さんの個展でした。
お目にかかる迄、そのキャリアから言って、勝手にS子さんと同じ年齢か、もしくは少し若い方かしら?と思っていたので、麻記子さんの若さにビックリ!
白いシャツを着られた方が、その才能あふれる麻記子さん、そして、もう一人の方がこの画廊のディレクトリスである天田万里奈さんです。
(ブログをやっている事を説明して写真撮影と顔出しの許可をいただきました)
さて、早速拝見させていただきましたが、その独特の世界に魅せられました。
今回の作品は、キャンバスや紙に描くのではなく、白い板に薬品を塗って枠取りや
背景のカラーを作り、板目を生かしながら描いているそうです。
彼女の挨拶文を読むと、彼女が常に目指している作品のテーマがよく分かりますのでそのまま、書き写させていただきますね。
「私の制作は、内に内に潜っていく個人的な無意識の風景と外へ外へ開いていく、
皆さんと共有したいシンプルなラインで作る世界を、定期的に繰り返しています」
今回の作品は、それらが初めて一つに交わった作品だそうです。
「私が常に関心のある人間の表情をモティーフに、これまで膨大なオブジェで表現
してきた気配や風景を投影しています。
新作は、人の顔を入り口として問いかける事で、そのままあなたが幻想と無意識風景
の世界へも、なだれ込んでいく装置でもあります」
彼女の絵は、単なる芸術作品ではなく哲学的な要素を持ちあわせた世界ですね。
だから、余計に見る人を惹きつけ考えさせ、足を留めさせるんだろうと思います。
1階は、そんな彼女が説明している作品が並んでいましたが、螺旋階段を上がると、
以前の作品も見ることができました。
そして、受け付けにあったのは、ガストロノミックと名付けられた色々な食べ物を
テーマにした作品集でした。
そこには...
ユーモアにあふれ、チョッピリセクシーで夢もある素敵な世界の絵でしょう?
小さな画廊なのに、麻記子さんワールドが広がって、訪れた者を独特の世界に誘い
魅了する素晴らしい個展でした。
若い才能を持った方達が、こんな風に海外で活躍される姿を実際に拝見すると、凄く嬉しくなります。
芸術的才能というのは、国や人種や性別や言語の違いなどの壁や既成概念を軽々と
超えてしまう不思議な力を持っているなあと、つくづく感じます。
これから先も、日本人だけでなく、多くのフランス人初め欧米人達を魅了していく
であろう麻記子さんの才能に乾杯!
こんなに素晴らしい個展に誘ってくれたS子さんにも感謝した日でした。
☆スタジオかるぺ・でぃえむの記事、更新しました
シャネルの思い出の土地にインスパイアされた新しい香りをご紹介
by kanafr
| 2018-06-30 13:56
| 映画、エキスポジション
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