2018年 07月 11日
サッカーパワーって、あるかも...
|
ここのところ、連日30℃超えのかなりの暑い夏になっていましたが、一夜明けたら
涼しい風が吹いて歩きやすい22.3℃になった火曜日。
この日は、友人の息子さんへのプレゼントを買いに行くことになっていましたが、
№2もブランド商品の写真を撮っている友人の写真展へ行くらしい。
行く方向も同じなので、買い物をする前に、私もその写真展を見せてもらう事になりました。
ギャラリーのある通りに入ると、何やらフランスの旗を持った方に先導された方達がゾロゾロと...
と思ったのは、私の勘違いで、フランスの国旗を持った方は、道行く人やカフェで
休んでいる人達に、応援用のフランス国旗を売る方でした。
写真展を見た後は、ボンマルシェで目的の買い物をし、その後寄り道をせずにRERのA線に乗りましたが、人が集まると予想される凱旋門駅は、臨時閉鎖。
凱旋門に行きたい人は、このままデファンス迄行き、そこから1号線で凱旋門より
一つ手前の駅で下車するしかないらしい。
いきなりの臨時閉鎖に、観光客方達は、かなりお困りの様子でした。
こういう時、臨時閉鎖のアナウンスだけで、駅構内で駅員の方の進路案内がないのがいかにもフランスらしい。
やっと住んでいる街に着くと、駅前の大画面のTVのあるカフェには、いつものように試合開始を待つ人達で一杯でした。
いつもなら混んでいるレストランも、TVがないところはガラガラ状態。
TVがあるかないかが、この日の売り上げの分かれ道という事ですね。私と別れた№2は、その写真家の友人に誘われ、彼の家の近くのカフェに他の友人と合流しフランス・ベルギー戦を最後まで観戦。
夜遅く帰宅した№2に、その時の動画を見せてもらいましたが、そこで聞こえてきたのは、そのカフェに集まった何十人の人達の歌うフランス国歌のLa Marseillaise(ラマルセイエーズ)。
試合の始まる前から、ロシアに届けとばかりに全員で歌い続けたらしいですが、動画から流れてくるフランス国歌をききながら、つくづくこの国歌は、士気を高める為に相応しいメロディだなあと思いました。
試合の結果は、すでにご存じのように、1対0でフランスの勝ち。
パリ市庁舎の前も、どこも大勢の人達で大騒ぎだったらしい。
たかがサッカーと言えども、ここまで人種や宗教を超えてフランス国民の意識が一つになり、笑顔になるサッカー力は、かなりのものですね。
☆スタジオかるぺ・でぃえむの記事、更新しました。
壁に飾ったら、その繊細さにウットリし、可愛らしいモチーフに心がウキウキしそうです。
by kanafr
| 2018-07-11 14:01
| フランスの出来事
|
Trackback
|
Comments(0)