2014年 05月 29日
5月も末近くになって、何だか掛け込み更新っていう感じですが….。
日本では、5月の第2週の日曜日が“母の日”で、フランスでは最後の週が“母の日”でした
っていうのは、すでに申し上げた通り。
今や、学業修了3年経っても就職できない若者が、22%もいるこのフランス。
ウインドウには、こんな風にコンニチワ!した綺麗な花が咲いていましたけれど...。


ちょっと暑くなったと思ったら、景気と一緒ですぐに天候不順となり、冷え込んでおります。
そして、春のプチソルドが終わったばかりだというのに、在庫処理の苦策でしょうかしら。
2週間あれば、普段母親の存在を忘れがちな親不孝者も思い出すかもしれないと思ったのかどうか分かりませんが、早速始まったカードホルダー対象の“母の日セール”。
30%~40%オフと大文字で書かれたダイレクトメールを受け取った私は、もっちろーん!!
カードホルダー対象者ですわ。
ついオフの文字に惑わされ、金欠という事を忘れて、この波に乗っかりそうになりました。
アブナイ、アブナイ。
でも、このセールは母の日の為のセール。
オットも私もすでに自分達の母親は、違う世界でお休みですから、現世での母の日対象者はこの“私”ですわ。
そんな母の日対象者が、自分の為に買ってどーする!?
それに、これだけ寒くちゃ、春夏物に気分は動きませんわ。
それより、品物より、ここは、誰かに日頃の感謝をしていただかなきゃ!ですわよね。
普段、当たり前のように、汚れた物は誰かが洗濯してくれ、アイロンもかけてくれる。
普段、当たり前のように、栄養バランスを考えた食事が出てくる。
普段、当たり前のように、お風呂上がりには、いつでも綺麗なタオルが使え、トイレに入れば、いつでもトイレットぺーパーは補充されている…etc
そう、凄ーく些細な事ですけどね。
一体その些細な事を、誰がやってくれているのでありましょうや!
指をパチンか、鼻をピクピクさせて万事解決した魔法使いではありませんわ。

(画像お借りしました)
あら!?サマンサの画像でご不満?

(画像お借りしました)
確かに今やこちらの方に近いですけど、一応言わせていただければ、“私”ですわ。
ま、でもそんな些細な事ですからね…(と、ちょっと謙遜?)
あれこれと並べ立てるつもりはございませんわ....(って言いながら並べ立ててますけど)
今日も清潔な服を着せてくれて有難う。
今日もトイレットペーパーを補充してくれて有難う。
今日も、綺麗なタオルを用意してくれて有難う…etc
そんな些細な作業をする度に、有難うを連発していただかなくてもいいんですのよ。
きっと心の中では思ってる、でもうまく表現できないんだってお子さん達もいますものね。
だから、そんな無口で、口下手で、内気なお子様の為に、設けられた感謝デー。
それを活用しない手はないんじゃないかって思うんですけどね。
そんな感謝デーが近づいてくる!っていうのは、街を歩けばお花屋さんのウインドウに..、
TVをつければCMで..と、個人宛のダイレクトメール以外でも、いたるところで目にしますわ。
何度も言いますが、私、プレゼントなんかが欲しい訳じゃないんですよ。
物なんかより、大事なものがありますでしょ。
それなのに、言葉にする訳でもなく、この無反応ぶりは、一体、何!?
だから、それとなく話を振ってみましたの。
「5月1日のメ―デ―は、フランスも日本も一緒なのに、違うものっていうのもあるのねえ。
まあ、今度は母の日セールだって!」
でも、反応なしでしたわ。その代わりに、奴が言った言葉。
「何で女って、そういう何とかの日に拘るのかなあ」
アラ!?何かウフフの出来事が、ありました?と期待したら
「ねえよ、そんなもん。そんな余裕なんかないよ」
な~んだ、ないの?つまんない奴。
私の喜びは、1秒で消えましたわ。
ないんなら、話しを戻しましょ。
「ねえ、お母さんに言いたいけれど言えなかった事ってな~い?伝えたい思いっていうのは、な~い?」
「はあ~!?何、言ってんの?相変わらず訳分かんない事、言う奴だなあ」
そうネ、そうネ、言いたいけど言えないじゃなくて、言いたい事を言うのが№2だったって事、
すっかり忘れていましたわ。
それにしても、この鈍さ...一体何なのでしょうね。
「あのね、鈍いって言うのはね、女性に嫌われるわよ。仕方がない、この優しいお母さんが
ズバリ教えて差し上げましょう。さて25日は何の日でしょう?」
すると、いきなり笑いだしましたわ。
「バッカじゃないの!?ズバリ教えましょう?って言いながら、教えずにクイズかよ!そんなのズバリでもなんでもないじゃん。」
コホン、私とした事が、奴に突っ込まれる所を作ってしまいましたわ。
「仕方ないなあ、バカなお母さんに答えてあげようか。なんて僕は優しいんでしょうか!」
「そんな前置きはいいから、早く言いなさい!」
「25日はね、5月になって25番目の日ですよ。そして次の日は26番目の日で26日と言います」
完全に、おちょくっていますわ。
ブーっとした私の顔を見て、奴は言いました。
「ハイハイ、母の日ですね。知ってますよぉ。それが何か?」
何か?ですって!№2には親に感謝する気持ちはないの?
「あのさあ、世間がそうだから自分も同じ事をする...なんていう安易な考えはやめなさい、
自分の考えを持ちなさいって普段から言ってるくせに、そういう所は世間に従う訳?そもそも、プレゼントなんて、思いがけない時に貰ったら喜びは倍になるもんじゃね?」
「確かに、サプライズは嬉しいかも…って、お母さんは、ビンボー学生にプレゼントを要求するつもりはないんだけど?」
「あっそう、じゃあ、そういう日のプレゼントの問題は、無事解決ですね」
クゥ~、そう来たか!
「エ~、ところで、その何とかの日に拘るお母さん、確か母の日の前に子供の日っていうのがありましたが、何で子供の日はスル―したんですかぁ?」
「だって、もう大人じゃない?それに子供の日は、日本の祝日だし…」
「キタネェ!貴方は、幾つになっても、何があっても私の子供だから!なんていう癖に、そう
いう時は子供じゃなくなるんだ。しかも貴方は、日本人なのよ!っていう癖に、そういう時は、住んでいる場所が優先なんだ。ますますキッタネェ!」
親に向かって、キタネェ、キッタネェと連発するなんて、なんて失礼な奴なんでしょ。
本当にああ言えば、こう言う奴ですわ。
そんなに柏餅が喰いたいのか!って思いましたわ。私は食べたいけど…。
って、母の日の話なのに、話がドンドンそれて行きましたわ。
何とか母の日記念の言葉を言わせようとしましたが、もう疲れましたわ。
それに、おおげさに感謝されるほど、母親らしくもないですしね。
でも、私はいいですけどね。
「とにかく、もし好きな人ができて結婚したら、ちゃんとお嫁さんには、日頃から感謝の言葉を言う男になりなさいね。心の中で思ってる..っていうのはダメよ」と優しく諭しましたの。
そうしたら..
「ハイハイ、お母さんには感謝してますよぉ~。しかしさあ、女ってさぁ、もし...したらっていう
例えが好きだよなあ。うわべだけの言葉にも弱いしなあ。女って、分かんねぇ」
と、首を振りながら、自分の部屋に戻っていきました。
もうこんなやりとりで、貴重な時間を無駄にしましたわ。
まだアイロンがけは残っているし、明日のお弁当の準備もしなきゃ…。
明日の仕事の優先順位を頭の中でシミレーションして…っと。
すると、いきなり背中から「ワッ!」と..。
「な、何よ!」
「ホラ、女の人ってサプライズ好きじゃん。気配を消して近付くって、結構大変だったんだぜ」
あのねぇ、お母さんが好きなのは、「ワァ、素敵!」のサプライズプレゼントなの。
「ギャーーーッ!!!」のサプライズじゃないんだけど..。
しかも、気配を消すって、お前は忍びの者か!って思いましたわ。古ッ!

(画像お借りしました)
あぁ、我が家にお嫁さんが来る為には、まだまだ奴に教育が必要ですわね。
日本では、5月の第2週の日曜日が“母の日”で、フランスでは最後の週が“母の日”でした
っていうのは、すでに申し上げた通り。
今や、学業修了3年経っても就職できない若者が、22%もいるこのフランス。

ウインドウには、こんな風にコンニチワ!した綺麗な花が咲いていましたけれど...。


ちょっと暑くなったと思ったら、景気と一緒ですぐに天候不順となり、冷え込んでおります。
そして、春のプチソルドが終わったばかりだというのに、在庫処理の苦策でしょうかしら。
2週間あれば、普段母親の存在を忘れがちな親不孝者も思い出すかもしれないと思ったのかどうか分かりませんが、早速始まったカードホルダー対象の“母の日セール”。
30%~40%オフと大文字で書かれたダイレクトメールを受け取った私は、もっちろーん!!
カードホルダー対象者ですわ。

ついオフの文字に惑わされ、金欠という事を忘れて、この波に乗っかりそうになりました。
アブナイ、アブナイ。

でも、このセールは母の日の為のセール。
オットも私もすでに自分達の母親は、違う世界でお休みですから、現世での母の日対象者はこの“私”ですわ。
そんな母の日対象者が、自分の為に買ってどーする!?
それに、これだけ寒くちゃ、春夏物に気分は動きませんわ。
それより、品物より、ここは、誰かに日頃の感謝をしていただかなきゃ!ですわよね。

普段、当たり前のように、汚れた物は誰かが洗濯してくれ、アイロンもかけてくれる。
普段、当たり前のように、栄養バランスを考えた食事が出てくる。
普段、当たり前のように、お風呂上がりには、いつでも綺麗なタオルが使え、トイレに入れば、いつでもトイレットぺーパーは補充されている…etc
そう、凄ーく些細な事ですけどね。
一体その些細な事を、誰がやってくれているのでありましょうや!
指をパチンか、鼻をピクピクさせて万事解決した魔法使いではありませんわ。

(画像お借りしました)
あら!?サマンサの画像でご不満?

(画像お借りしました)
確かに今やこちらの方に近いですけど、一応言わせていただければ、“私”ですわ。
ま、でもそんな些細な事ですからね…(と、ちょっと謙遜?)
あれこれと並べ立てるつもりはございませんわ....(って言いながら並べ立ててますけど)
今日も清潔な服を着せてくれて有難う。
今日もトイレットペーパーを補充してくれて有難う。
今日も、綺麗なタオルを用意してくれて有難う…etc
そんな些細な作業をする度に、有難うを連発していただかなくてもいいんですのよ。
きっと心の中では思ってる、でもうまく表現できないんだってお子さん達もいますものね。
だから、そんな無口で、口下手で、内気なお子様の為に、設けられた感謝デー。
それを活用しない手はないんじゃないかって思うんですけどね。
そんな感謝デーが近づいてくる!っていうのは、街を歩けばお花屋さんのウインドウに..、
TVをつければCMで..と、個人宛のダイレクトメール以外でも、いたるところで目にしますわ。
何度も言いますが、私、プレゼントなんかが欲しい訳じゃないんですよ。
物なんかより、大事なものがありますでしょ。
それなのに、言葉にする訳でもなく、この無反応ぶりは、一体、何!?
だから、それとなく話を振ってみましたの。
「5月1日のメ―デ―は、フランスも日本も一緒なのに、違うものっていうのもあるのねえ。
まあ、今度は母の日セールだって!」
でも、反応なしでしたわ。その代わりに、奴が言った言葉。
「何で女って、そういう何とかの日に拘るのかなあ」

アラ!?何かウフフの出来事が、ありました?と期待したら

「ねえよ、そんなもん。そんな余裕なんかないよ」

な~んだ、ないの?つまんない奴。
私の喜びは、1秒で消えましたわ。

ないんなら、話しを戻しましょ。
「ねえ、お母さんに言いたいけれど言えなかった事ってな~い?伝えたい思いっていうのは、な~い?」
「はあ~!?何、言ってんの?相変わらず訳分かんない事、言う奴だなあ」
そうネ、そうネ、言いたいけど言えないじゃなくて、言いたい事を言うのが№2だったって事、
すっかり忘れていましたわ。
それにしても、この鈍さ...一体何なのでしょうね。

「あのね、鈍いって言うのはね、女性に嫌われるわよ。仕方がない、この優しいお母さんが
ズバリ教えて差し上げましょう。さて25日は何の日でしょう?」
すると、いきなり笑いだしましたわ。

「バッカじゃないの!?ズバリ教えましょう?って言いながら、教えずにクイズかよ!そんなのズバリでもなんでもないじゃん。」
コホン、私とした事が、奴に突っ込まれる所を作ってしまいましたわ。

「仕方ないなあ、バカなお母さんに答えてあげようか。なんて僕は優しいんでしょうか!」
「そんな前置きはいいから、早く言いなさい!」
「25日はね、5月になって25番目の日ですよ。そして次の日は26番目の日で26日と言います」
完全に、おちょくっていますわ。

ブーっとした私の顔を見て、奴は言いました。
「ハイハイ、母の日ですね。知ってますよぉ。それが何か?」
何か?ですって!№2には親に感謝する気持ちはないの?
「あのさあ、世間がそうだから自分も同じ事をする...なんていう安易な考えはやめなさい、
自分の考えを持ちなさいって普段から言ってるくせに、そういう所は世間に従う訳?そもそも、プレゼントなんて、思いがけない時に貰ったら喜びは倍になるもんじゃね?」
「確かに、サプライズは嬉しいかも…って、お母さんは、ビンボー学生にプレゼントを要求するつもりはないんだけど?」
「あっそう、じゃあ、そういう日のプレゼントの問題は、無事解決ですね」

クゥ~、そう来たか!
「エ~、ところで、その何とかの日に拘るお母さん、確か母の日の前に子供の日っていうのがありましたが、何で子供の日はスル―したんですかぁ?」
「だって、もう大人じゃない?それに子供の日は、日本の祝日だし…」
「キタネェ!貴方は、幾つになっても、何があっても私の子供だから!なんていう癖に、そう
いう時は子供じゃなくなるんだ。しかも貴方は、日本人なのよ!っていう癖に、そういう時は、住んでいる場所が優先なんだ。ますますキッタネェ!」
親に向かって、キタネェ、キッタネェと連発するなんて、なんて失礼な奴なんでしょ。
本当にああ言えば、こう言う奴ですわ。

そんなに柏餅が喰いたいのか!って思いましたわ。私は食べたいけど…。
って、母の日の話なのに、話がドンドンそれて行きましたわ。

何とか母の日記念の言葉を言わせようとしましたが、もう疲れましたわ。
それに、おおげさに感謝されるほど、母親らしくもないですしね。
でも、私はいいですけどね。
「とにかく、もし好きな人ができて結婚したら、ちゃんとお嫁さんには、日頃から感謝の言葉を言う男になりなさいね。心の中で思ってる..っていうのはダメよ」と優しく諭しましたの。
そうしたら..
「ハイハイ、お母さんには感謝してますよぉ~。しかしさあ、女ってさぁ、もし...したらっていう
例えが好きだよなあ。うわべだけの言葉にも弱いしなあ。女って、分かんねぇ」
と、首を振りながら、自分の部屋に戻っていきました。
もうこんなやりとりで、貴重な時間を無駄にしましたわ。
まだアイロンがけは残っているし、明日のお弁当の準備もしなきゃ…。
明日の仕事の優先順位を頭の中でシミレーションして…っと。
すると、いきなり背中から「ワッ!」と..。
「な、何よ!」
「ホラ、女の人ってサプライズ好きじゃん。気配を消して近付くって、結構大変だったんだぜ」
あのねぇ、お母さんが好きなのは、「ワァ、素敵!」のサプライズプレゼントなの。
「ギャーーーッ!!!」のサプライズじゃないんだけど..。
しかも、気配を消すって、お前は忍びの者か!って思いましたわ。古ッ!

(画像お借りしました)
あぁ、我が家にお嫁さんが来る為には、まだまだ奴に教育が必要ですわね。
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by kanafr
| 2014-05-29 08:15
| 母、オット、№2、私
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