2021年 01月 08日
Bonne Année 2021
感染するのではないかという不安、失業や営業停止などによる生活の不安、未来への不安の中にいると、その不安を解消する為に、現実に起きている事を無視した世界に突き進んでいくという人達がいる事を知りました。
そうした事から、1月7日、再びカステックス首相とヴェラン保健大臣の会見があり、新たな発表がありました。
その結果、予定されていたレストランやカフェの営業再開の1月20日は取り消され、早くても2月中旬以降となり、美術館や劇場などの文化施設も、今月一杯まで閉館のまま、2月以降の再開の可能性やその条件については、1月20日に協議されるとの事でした。
11月末にカステックス首相は「2021年は、ガストロノミーの年として、飲食業界を支援していく」と約束しました。
そういう政府からの支援は、給付金もその一つでしょう。
かつてのフランスの大作家アレクサンドル・デュマが書いた三銃士の小説の中で、こんなセリフがありました。
Un pour tous,tous pour un(一人は皆の為に、皆は一人の為に)
今までにないスピードでワクチンが開発され、ワクチン接種がいよいよ始まりましたが、今年も、まだまだコロナと共に生きなきゃいけない生活が、当分続きそうです。
最後にコロナ禍で生きていく中で、変わった私自身の事...
「お元気ですか?」「元気?」
今まで、習慣的に言っていたり、ラインやメールで書いていた言葉でした。
でも、今は、違います。
この短い挨拶に、精一杯、自分の気持ちを込めて、今日も尋ねています。
「お元気ですか?」「元気?」
新しい年が、優しさを分け合い、笑顔に満ちた幸せな年になりますように!
今年も、こんな拙ブログをよろしくお願い致します。
パリの色んな風景をご紹介しているインスタもご覧くださいませ。
新年のご挨拶が遅くなってしまいましたが、皆様、明けましておめでとうござい
ます。
昨年12月に半年ぶりの再開のご挨拶をしたのに、その後色々あり、バタバタして
いる間に、あっという間に時間だけが過ぎて、新年のご挨拶がこんなに遅くなって
しまいました。申し訳ありません。
昨年は、世界中が今まで経験した事のない苦難の年になりましたが、新しき年が、
心穏やかな日々が過ごせる年になりますように、皆様がご健康でいられますように、
心からお祈り申し上げます。
正直言って、このコロナによるパンディミックの世界が、人との悲しい別れや経済に大きな影響を与えるだけでなく、こんなにも人の心を、脆くさせ、荒廃させるものだとは思ってもみませんでした。
感染するのではないかという不安、失業や営業停止などによる生活の不安、未来への不安の中にいると、その不安を解消する為に、現実に起きている事を無視した世界に突き進んでいくという人達がいる事を知りました。
例えば...
政府が感染予防対策としてマスクを義務付けると「私達の自由を奪っている。そんな横暴な事に抗議する為にも、マスクをしない!」という人達。
この未曽有のパンディミックの世界をどう乗り切るか、どう生きていったらいいのかを考えるより、何の解決策にもならない「誰々のせいだ!」「XX国のせいだ!」と声高に叫ぶ人達。そして心の中の不安を心の強さで乗り切るのではなく、力の強さを示す=暴力行為に走ったり、感染拡大しない為に禁止されている大勢で集まる事や、ソーシャルディスタンスさえも守らず、何の根拠もなく、自分は絶対に感染しないと思い込む人達。
「ずっーと我慢していたんだから、少しくらい楽しんでもいいんじゃないの?」と、自分勝手な行動を正当化する人達。
こうした考えや行動が、感染者を増大させているとは、思ってもいないのでしょう。
変異ウイルスに感染した患者がパリをはじめフランス国内で見つかっているニュースや、時には1日当りの感染者が25000人近くになる日もあるというニュースも、注意しなくては...とは、ならないのでしょう。
そうした事から、1月7日、再びカステックス首相とヴェラン保健大臣の会見があり、新たな発表がありました。
その結果、予定されていたレストランやカフェの営業再開の1月20日は取り消され、早くても2月中旬以降となり、美術館や劇場などの文化施設も、今月一杯まで閉館のまま、2月以降の再開の可能性やその条件については、1月20日に協議されるとの事でした。
11月末にカステックス首相は「2021年は、ガストロノミーの年として、飲食業界を支援していく」と約束しました。
そういう政府からの支援は、給付金もその一つでしょう。
勿論、お店の存続の為には給付金も大事ですが、レストランやカフェで働く人達に
とって最も大事な支援は、やはり以前のように働く事=プロとしての喜びを得られる営業再開でないでしょうか。
かつてのフランスの大作家アレクサンドル・デュマが書いた三銃士の小説の中で、こんなセリフがありました。
Un pour tous,tous pour un(一人は皆の為に、皆は一人の為に)
(画像お借りしました)
一人一人が感染対策を守ることが、自分以外のみんなの為になる...
そしてそうやって感染拡大をみんなで防ぐことは、それぞれの幸せに繋がるって事
ですよね。
今までにないスピードでワクチンが開発され、ワクチン接種がいよいよ始まりましたが、今年も、まだまだコロナと共に生きなきゃいけない生活が、当分続きそうです。
最後にコロナ禍で生きていく中で、変わった私自身の事...
「お元気ですか?」「元気?」
今まで、習慣的に言っていたり、ラインやメールで書いていた言葉でした。
正直言って、その短い挨拶を言うたび、書くたび、相手の事を心から気遣い、心を
込めていたと言ったら、嘘になります。
多分、口から発したその言葉が、書いた文字が、自分にも、相手の方の心の中にも、何も残らない言葉になっていたと思います。でも、今は、違います。
この短い挨拶に、精一杯、自分の気持ちを込めて、今日も尋ねています。
「お元気ですか?」「元気?」
新しい年が、優しさを分け合い、笑顔に満ちた幸せな年になりますように!
今年も、こんな拙ブログをよろしくお願い致します。
パリの色んな風景をご紹介しているインスタもご覧くださいませ。
もう一つのスタジオかるぺでぃえむのブログも更新しましたので、よろしくお願い
致します。
また、そちらのインスタも違うパリの風景をご紹介していますので、ご覧ください
ませ。
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by kanafr
| 2021-01-08 14:08
| ご挨拶
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